《モヤッと》普通なんて存在しない。
※これは、個人的な気持ちです。
普通なんて存在しない。
様々な書類で『一般』以外のところに○をつけなくてはならないと、本当に『普通』は存在しないのだろうかと考えてしまうときがあります。
『普通』という言葉を遣うことに難しさを感じています。
昔に通った障害者福祉施設でスタッフの方と家庭環境の話になったとき、
私『普通の家庭…言い方へんだとわかってるんです、あの…ではなかったので、あまり子供の頃のことは思い出せない箇所もあります…が…』
ス「普通の家庭なんて存在しない!」
私『存じております。その…❝暴力のない家庭❞ではなかったので…』
ス「普通、普通言うな!」
…❝一般❞と呼んでもらえないことを気にしてしまう側の私には『普通』という言葉に悪意はなかったのですが…スタッフの方を怒らせてしまいました。
全てが平均的な家庭というのは空想の産物です。
仮に人々が想像できたとしても、それぞれバラバラのイメージを持つのではないでしょうか。
❝普通の家庭❞のイメージなんて人それぞれ違うのも理解していました。
だから、私が使った『普通の家庭』には『子供に暴力をふるわない家庭』という意味合いだけしかありませんでした。
『普通』という言葉で人を怒らせてしまうと知った出来事でした。
普通の、一般的な、人並みな、など、聞き手によっては『卑屈なこと言いやがって!』と怒られることがあります。
平均的なら普通?…たぶん違います?。
確かに『普通』とは曖昧な言葉です。
私にとってはちょっと眩しい言葉です。
普通とは呼ばれない私には、少し眩しい。
そして、やっぱり…チクッとする言葉です。
何かしらのハンデがある人が『普通の』という言葉を使う場合、「自分には手が届かなかったけど…」と少し、いや、かなり自分が劣っているという認識があって使ってしまっているだけなんだと感じています。
悪意や嫌味があるわけではないんです。
まぁ、その様子が『卑屈だ!』と怒りを買うことがたまにあるので、なるべく使わないようにはしています。
怒られた場合というのは、『普通』という言葉に反応する人間がその場に居合わせただけ…かも知れませんね。
うん…、それだけのことかも知れませんね。
『普通』。
けっこう誤解を生んだりする言葉です。
普通なんて存在しない。
その言葉に嘘はないと思います。
ただ、何というか『区分わけ』されたときに❝普通じゃない方の人❞に振り分けられる身には❝一般❞とか❝普通❞とか眩しい響きだったりします。
(響き👂が眩しい?✨笑)
もちろん、『眩しいならそっちを見なけりゃいい』とおっしゃる方もみえます。
普通なんてつまんないって思えたホンットに幼い頃。
いつか、もっと歳をとって、
またその『普通なんてつまんない』がわかる日が来るかしら?
普通なんて存在しない。
まだその考えに半分同意、半分疑問です。
人それぞれに❝普通❞のイメージがあって、
それが『統一されていないだけ』のように思います。
※何の普通なのかが抜けていますね、この話(苦笑)。
もう『普通』という言葉を使うことに神経質になりすぎて『何の』まで意識が回っていないようです。
でも、私のことだから『普通の家庭』とか『普通の人』とか自分がドキンっとするワードですね。