大橋ひろこ

ラジオNIKKEI「マーケット・トレンドDX」TBSラジオ「水谷隼の投資&ヘルスケア」WEB動画「なるほど投資ゼミナール」「村上尚己のマーケットニュース」「探究!エミンチャンネル」「マーケット・スクランブル」note「ひろこのマーケットラウンジ」アナウンサー/投資家

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最近の記事

NVIDIA決算~ドル円下落基調強めた背景

NVIDIA決算良好も時間外で5%下落 NVIDIA8-10月期決算総収入と利益の実績に加え、2025年1月までの今四半期の業績見通しも市場予想を超える良い内容でした。総収入が前年同期比93.6%増の350.82億ドル、1株当たり利益(EPS)が101.5%増の0.81ドル。市場予想は、総収入が332.50億ドル、1株当たり利益が0.74ドルでしたので、通常なら申し分ない内容なのですが、時間外取引でNVIDIA株は一時5%を超える下落となりました。 問題は11-1月期見通

    • 農中の米債売り、米金利上昇圧力か~今夜NVIDIA決算

      ここまでの金利上昇、農中の米債売り影響も? ドル円ショート、ロスカットです・・・(T_T) トランプトレードが続いている、ということなのか。 ドル金利がなかなか下がりません。 今日のドル金利上昇の背景ははっきりわかりませんが、今日のこのニュース。これまでのトランプラリーの米金利上昇の一翼を担った可能性もありそう・・・ 9月末までの半年間に~外債などを7兆5千億円売却。ってそこそこの規模です。まだ農中から売り物がでるようですから、実需面から米金利上昇圧力がかかり続けると思

      • 露プーチン大統領、核ドクトリン承認~地政学リスクの高まりでドル金利低下

        地政学リスクの高まりドル金利急低下、ドル円下落 夕刻ロンドンタイム、ドル円相場が突然1円あまり円高となる局面が。ドル金利が急低下したことに連れた下落ですが、なにがあったのか。地政学リスクの高まりによる米国債への資金流入=米金利低下によるものだったとみられます。 昨晩17日、アメリカの複数のメディアが、バイデン大統領がウクライナに対しすでに供与した射程の長いミサイルATACMSをロシア領内への攻撃に使用することを許可したと伝えました。 そして、今日実際にこのATACMSが

        • 植田総裁講演受けドル円買い戻し優勢に~米株反発基調、リスクオフムード後退

          日銀植田総裁講演でドル円上昇 ドル円が円安ドル高基調にあることから、今回の講演ではややタカ派的発言が期待されたのですが、植田総裁は従来のコメントを踏襲。次回12月日銀会合での利上げを示唆することはありませんでした。 タカ派的コメントを期待していた向きが事前にドル円ショートに動いていた側面もあったのでしょう、思惑が外れたことでショートの買い戻しに動いたと見られます。 概ね日米金利差に沿って動いているドル円相場、植田総裁講演前後は金利差無視でボラティリティ上昇となりました。

          米株下落でリスクオフ?!~今週はNVIDIA決算、植田日銀総裁発言に注目

          米指標強くも、週末金曜にドル円3円近くの急落 トランプトレードでドル買い加速と説明され、ドル円相場は先週156円台後半まで駆け上がりましたが、金曜日比較的大きな下落となりました。 156.74円⇒153.85円ですから3円弱の円高です。 先週は米10月CPI(消費者物価指数)、PPI(生産者物価指数)、小売売上高など重要経済指標発表において軒並み強めの数字が確認されましたが、米短期金利は指標発表後に急低下するなど、指標との整合性の取れない値動きでノイズも多かった印象ですが

          米株下落でリスクオフ?!~今週はNVIDIA決算、植田日銀総裁発言に注目

          意外と下値固い日本株?インド、韓国は下落トレンドへ~PPI強くもドル金利上昇一服

          インド株はピークアウト?意外と底堅い日本株市場 日経平均は今日も下落。米株堅調でも、円安でも上がらないなんて、と悲観的なマインドが広がり個人投資家も日本株から離れています。 日経平均の4万円の壁が厚いと言っていられるのはまだマシなのかもしれません。今日、エミン・ユルマズ氏と仕事した際にインド株、韓国株、そして欧州株はもっと弱い。日本はまだ下値が固く健闘している方だと指摘されていました。確かにインド株はピークアウトしたように見えますね。 韓国KOSPI下落加速、半導体セク

          意外と下値固い日本株?インド、韓国は下落トレンドへ~PPI強くもドル金利上昇一服

          米10月CPI予想通りの結果でサプライズなし、トランプトレード続く(ドル高)

          冴えない日本株、トレンドラインはサポートできるか 11/12(火)の米株が軟調だったから、と言う解説で済まされてしまうのですが、米株が堅調でも上がらない日本株、11/13(水)は比較的大きな下落を強いられました。 レンジと言われればレンジですが。トレンドラインを引いてみるとサポートギリギリで踏みとどまっているようにも見えますね。 なんだかんだ言っても株はファンダメンタルズが大事ですが、今期決算、イマイチということもあって・・・。 6割近くの企業がアナリスト予想を下回るも

          米10月CPI予想通りの結果でサプライズなし、トランプトレード続く(ドル高)

          トランプトレードは債券市場でも継続か?ドル金利再上昇、ユーロ下落加速

          日経平均4万円の壁、トランプ新閣僚人事は対中タカ派 今日は寄り付きから高寄りし、さらに前場で200円超上昇するなど堅調だった日経平均。後場から急落し上昇幅のすべてを削ってマイナス引け。 4万円の壁が厚い。。。 一昨日の米国命令によりTSMCが中国へAI半導体生産の停止を通告したことが(規制強化はいずれ日本にも、との思惑も)半導体の一角の上値を重くしているという側面があるようですが、今日はトランプ新政権の人事が話題となり、これが中国売りを加速させる=中国との取引が大きい日本

          トランプトレードは債券市場でも継続か?ドル金利再上昇、ユーロ下落加速

          トランプトレード加速、BTC急上昇~米株堅調も日本株は、、、

          米株上昇を尻目に膠着の日本株、石破氏今日首相指名 米株は今夜もSOX指数を除いた主要株価インデックスは軒並み大きく上昇中。トランプトレードなのでしょうか、そもそもアノマリー的に株が強い時期に入っていますが、米株は本当に強いですね。 日本株、日経平均は4万円節目を前に上値が重い。 今日11日、衆参両院は本会議で、石破茂自民党総裁を第103代首相に指名しました。この株の膠着感、石破政権に期待が薄いことが伺えます。国民民主党が掲げる103万円の壁、恒久減税案が通れば風向きが変

          トランプトレード加速、BTC急上昇~米株堅調も日本株は、、、

          長期日米金利差縮小も米短期金利は上昇基調継続、ドル円相場は・・・

          トランプトレード続く?基本はリスクオン 大統領選挙がマーケットの波乱要因となるやもしれぬ、という懸念は杞憂に終わり、トランプの大統領返り咲き、上下院ともに共和党が制する(厳密には下院はまだ結果が出ていないが共和党が優勢)トリプルレッドで米株は史上最高値を連日で更新しています。VIX指数もご覧の急落でマーケット急落のリスクが後退したことを示しています。 主要米国株インデックスは、ダウ平均、大統領選挙を受け4営業日連騰で史上最高値更新もSOX指数だけは上値が重い。高値更新とな

          長期日米金利差縮小も米短期金利は上昇基調継続、ドル円相場は・・・

          FRBは利下げサイクル、トランプトレード、米金利高は持続するか

          今夜FOMC,おそらく0.25%利下げ 冬時間4:00発表のFOMCと4:30のパウエル議長会見をウォッチしていたら明日の飛行機に乗り遅れちゃう、、ということで今夜はFOMCを待たずの更新です。おそらく、といいますかほぼ確実に0.25%の利下げが決定される見込みです。FOMCの利下げに敬意ということなのか、トランプトレードで急伸したドル金利、今日は低下基調にあります。 日米金利差も縮小、これにつれてドル円相場も円高基調。 このドル金利低下がFOMCに向けて、ということな

          FRBは利下げサイクル、トランプトレード、米金利高は持続するか

          トランプ大統領に返り咲き、トランプトレードで米金利高、ドル高、株高、ペソ売り

          トランプ氏勝利宣言、トリプルレッドか 538人の選挙人の争奪戦、270以上取らなければ大統領にはなれません。今回の大統領選挙は稀に見る接戦で結果が出るまで時間がかかるだろう、という予想はなんだったのか。東京時間序盤からトランプ氏優勢で午前9時にはドル円、日本株が上昇を始め上昇を継続したまま取引を終えました。 15時台には議会上院を共和党が奪還したことが報じられ、16時台には激戦州ジョージアやペンシルベニアをトランプ氏が制し、激戦州のほぼ全てが共和党レッドに染まる公算となった

          トランプ大統領に返り咲き、トランプトレードで米金利高、ドル高、株高、ペソ売り

          大統領選直前、日米株価上昇へ~ドル金利上昇でも「ドル独歩安」

          大統領選直前、日米株高、シーズナリティ意識か 大統領選直前の11/5(火)の東京株式市場、今日から取引時間が30分延長です。今日リスクを取りに行くこともないだろうと思っていたのですが日本株は比較的しっかり。自律反発を狙った海外投機筋の買いが相場を押し上げた、との解説がありましたが、短期筋の買いなら長くは続きません。しかし、今夜の夜間取引でも日経平均先物は上昇しており、38900円台まで上がっています。 更に今夜の米国株市場も強い。トランプ勝利を織り込んでいるのか、それとも

          大統領選直前、日米株価上昇へ~ドル金利上昇でも「ドル独歩安」

          トランプラリー逆流?!米金利急低下、ドル安へ

          大統領選前日、予想拮抗も米金利急低下 直前になってハリス氏が追い上げているという報道が増え、予想は拮抗。2016年にトランプ氏が大統領となった際はヒラリー・クリントン氏が圧倒的に優勢だったにも関わらずトランプ氏が大統領に選出されましたので予想はあくまで予想であってこれが信頼に足るかどうかわかりませんが。 リアル・クリア・ポリティクスの予想。確かに拮抗。 今夜のマーケットの注目は米金利の急低下。 金利低下の背景ははっきりしませんが、アイオワ州の世論調査で、民主党のハリス

          トランプラリー逆流?!米金利急低下、ドル安へ

          雇用統計NFP急減も金利高継続~大統領選挙と債務上限問題

          雇用統計、NFPが急減も金利上昇 雇用統計、NFP(非農業部門雇用者数)が桁が違う結果で目が点になりました。最初+12万人かと勘違いしてしまいました…だって予想が10~11万にんでしたものね。結果はなんと1.2万人。1万2000人です。 ■非農業部門雇用者数:+1.2万人 2020年来で最低の伸び    予想:+11万人、9月:+22.3万人←+25.4万人 ■失業率:4.1%      予想:4.1%、9月:4.1%) ■平均時給:前年比+4.0%        予

          雇用統計NFP急減も金利高継続~大統領選挙と債務上限問題

          日銀植田総裁タカ派に転じドル円下落へ~米株全面安、PCEが予想外に強くも

          米株市場に異変?VIXジワリ上昇 昨日10/30(水)から上値が重い印象でしたが、SMCIの急落で米国株市場の地合いが悪化したのでしょうか。10/31(木)VIX指数が22台に上昇しています。 昨日はSMCIのガバナンスと透明性に懸念があるとして監査法人アーンスト・ アンド・ヤング(EY)が辞任してことを受けて、同社株が急落していました。そして昨日発表されたマイクロソフトとメタの決算ですが、予想を上回る内容だったにも関わらず、来期見通しが期待値に達していなかったということ

          日銀植田総裁タカ派に転じドル円下落へ~米株全面安、PCEが予想外に強くも