農中の米債売り、米金利上昇圧力か～今夜NVIDIA決算
ここまでの金利上昇、農中の米債売り影響も？
ドル円ショート、ロスカットです・・・(T_T)
トランプトレードが続いている、ということなのか。
ドル金利がなかなか下がりません。
今日のドル金利上昇の背景ははっきりわかりませんが、今日のこのニュース。これまでのトランプラリーの米金利上昇の一翼を担った可能性もありそう・・・
■9月末までの半年間に収支の悪化した外債などを7兆5千億円売却したことで、運用資産残高は3月末に比べ17%減った。
■農林中金は6月、25年3月期通期の赤字額が1兆5千億円規模になる可能性を示しつつ「（膨らんだとしても）利益剰余金である2兆円を超えないようにする」（奥理事長）としていた。
■25年3月期の外債の売却額を6月時点で見込んでいた10兆円より増やす方針を示した
9月末までの半年間に～外債などを7兆5千億円売却。ってそこそこの規模です。まだ農中から売り物がでるようですから、実需面から米金利上昇圧力がかかり続けると思われます。おそらくこうした事例は農中に限ったことではないでしょう。足元の米金利上昇局面で、金融機関からの損切りの米債売りが出ていることがさらなる金利上昇につながっているだろうことが伺えます。それも、来年3月までこうした米債の損切りはまだ出てきそうだということです。トランプ次期大統領の掲げる公約がインフレをもたらす可能性があるということで、今後さらに米国債価格が下落するリスクを嫌う向きは、決算までに保有する米債の処分を急ぐ可能性があるということです。
米金利上昇が続くならドル円相場の上昇も続く、ということになりますが、160円を超えるようなら本邦通貨当局から実弾介入が入りそうですし、なかなかここからのドル円相場、上値を買い難い局面ではあります。
今夜NVIDIA決算
NVIDIA決算によって、米国株全体のセンチメントが変わる可能性があるということで、身動きが取れない側面もありますが、SOX指数のチャート形状には注目ですね。
昨日、ロシアの核ドクトリン承認のニュースで地政学リスクの高まりが警戒されましたが、このリスク警戒はひとまず落ち着きを取り戻しているようです。
このところのFXトレード、手が合わないので今夜はノーポジ。
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