【双極症×エンジニア×休職4回】かつや

【双極症×エンジニア×休職4回】かつや

最近の記事

「行動してないなら本気じゃない」←「うるさい、そんなことない!!」

目次 はじめに:行動していないと本気じゃない?というプレッシャー ロジカルに考えるからこそ生まれる「言い訳」の観念 行動しないと「無為な時間」に感じる強迫観念 心を楽にする対策:理論よりも状況や感情を大切にする 行動に悩む読者へのメッセージ 概要 多くの人が「行動しないと、それは本気でやりたいことではない」というプレッシャーに悩まされています。特に、論理的に物事を考えるタイプの人は、「行動しない理由」が「言い訳」に聞こえ、自分を責めてしまいがちです。しかし、人間

    • HSPブームって当事者が幸せにならずに終わったような気がする件

      目次 はじめに:HSPブームの盛り上がりとその後 HSP当事者が感じた「流行り」の光と影 HSPビジネスに潜む「搾取」の側面 ブームでは終わらない、声を上げ続ける重要性 望む未来:HSPが活き活きと活動できる社会 概要 HSPが一時期盛り上がり、多くの人がその特性に注目するようになった。しかし、このブームは一部の人々には経済的な恩恵をもたらしたものの、当事者にとって根本的な問題解決には至らなかった。この記事では、HSPが感じる生きづらさが「流行り」で消化されるべ

      • 続・HSPは優秀な人が多いのにお金にならない件

        目次 はじめに:テーマ選びの背景 「お金」と「HSP」という切り口の強さ HSPが「お金にならない」理由 「優秀なのに損をしている」という感覚 まとめと今後の視点 概要 「HSPは優秀な人が多いのにお金にならない件」というテーマの記事は、HSPの人々が感じる経済的な課題に注目し、読者から一定の反応を得た。特に、「優秀な人が損をしている」という感覚が読者に共感を呼び、閲覧数あたりの「スキ」の数が多かったと考えられる。この記事では、HSPの特徴と「お金」の関係に触れ

        • HSPは優秀な人が多いのにお金にならない件

          現代社会では、目に見える成果が評価される傾向が強く、特に企業の評価基準では、数字や実績が重視されがちです。そのため、HSP(Highly Sensitive Person)としての繊細さや共感力、内省力といった「目に見えにくい」スキルが評価されにくい状況が続いています。私はこうした「評価されにくい気質」が経済的にも精神的にも軽んじられる現状に悔しさを感じつつ、これらの特性が実は豊かさを生むための重要な要素であると考えています。 HSPの特性は、チームワークの円滑化やユーザー

          【日記】幸せのハードルが下がった件

          こんにちは、かつやです。今日は少しだけ、『幸せのハードルが下がった』ことについて話してみようと思います。 これまで私は、東京という大都会で最新で日本の最新っぽい雰囲気にふれながら、何かしら中心にいるような感覚が幸せだと感じていました。常に刺激的な環境で、日々新しいことに追いついていることが、まるで自分の価値を証明しているかのような気がしていたんです。 でも、鬱を再発したのを機に北海道の実家に戻り、そこから見える景色はずいぶんと変わりました。そして気づいたのは、自分にとって

          【日記】幸せのハードルが下がった件

          敏感な心の崩壊と再生:26歳、100時間の残業、そしてうつ病

          序章: 26歳、夢と現実の狭間で 26歳、システムエンジニアとして働いていた私は、夢と現実の狭間で揺れ動いていました。一方で仕事においてはHSP(Highly Sensitive Person)の特性を活かし、多くの成功を収めていました。しかし、その特性が私に大きな疲れをもたらしていました。 第一章: 疲弊の始まり 月に100時間以上の残業。この数字は多くの人にとっては驚愕の数字でしょうが、私にとっては日常でした。さらに会議や業務での失敗が続き、人格を否定されるような論理的な

          敏感な心の崩壊と再生:26歳、100時間の残業、そしてうつ病

          システムエンジニアとHSP:敏感さがもたらすメリットとデメリット

          システムエンジニアにおいても、HSP(Highly Sensitive Person)の特性が持つ影響は少なくありません。ここでは、その特性がこの職種でどのようなメリットとデメリットを持つかについて考察します。 メリット 細かいバグの発見 HSPの人々は、微細な違いに敏感です。これがコードのレビューやデバッグ作業において、細かいバグや不具合を発見する能力につながります。 コミュニケーション能力 HSPの特性によって人々の感情やニュアンスを敏感に感じ取ることができます。こ

          システムエンジニアとHSP:敏感さがもたらすメリットとデメリット

          HSPとは?サラリーマンの日常を例に解説

          HSPとは?サラリーマンの日常を例に解説HSPという言葉を耳にしたことがありますか?HSPは「Highly Sensitive Person(非常に敏感な人)」の略で、外部刺激に対して特に敏感に反応する人々を指します。彼らは日常のさまざまな状況で感じることが多く、それがときにはストレスや困難を生むこともあります。 では、具体的にHSPのサラリーマン男性は日常でどのようなことを感じるのでしょうか?以下にいくつかの例を挙げてみます。 オフィスの明るさ オフィスの蛍光灯の明るさ

          HSPとは?サラリーマンの日常を例に解説

          曇った心に差し込んだ光:HSPという名の解放者

          「気にしすぎ」「神経質」と言われることに慣れていました。これが男として、特にプロフェッショナルとしての私の長所か短所かを疑問に感じる日々が続いていました。しかし、ある日、一本の電話が全てを変えました。 この日、長い付き合いのある知り合いから突然の連絡がありました。普段は楽しい話題で盛り上がることが多いのですが、その日は違いました。彼は私に「HSP(Highly Sensitive Person)」という概念について教えてくれたのです。 「君はHSPなのかもしれない」と彼は

          曇った心に差し込んだ光:HSPという名の解放者

          感じすぎるエンジニア:「気にしすぎ」と言われた日々からの解放

          私は29歳のシステムエンジニアで、HSP(Highly Sensitive Person)と双極性障害を持っています。HSPとは、一般的に周囲の環境や人々の感情に非常に敏感な人々を指します。職歴は6~7年にわたりますが、この特性が明らかになるまでの日々は、とても窮屈でした。 「気にしすぎ」「神経質だね」とよく言われていました。特に男性として、このような特性はなかなか受け入れられず、「男らしくない」とまで言われることもありました。正直、そのたびに自分がどこか間違っているのではな

          感じすぎるエンジニア:「気にしすぎ」と言われた日々からの解放

          感じすぎるエンジニア:HSPと双極性障害を武器にしたサクセスストーリー

          人々が良く言う「感じすぎる」ことは本当に呪いなのでしょうか?それとも、これは隠れたスーパーパワーなのか。私は29歳のシステムエンジニアで、HSP(Highly Sensitive Person)と双極性障害を持っています。この記事では、これらの特性がどのように私の人生とキャリアに影響を与えているか、そしてそれをどう「武器」にしているのかをお話しします。 6~7年の職歴を持ち、それなりの経験とスキルを蓄積していますが、それでも私は精神的な問題で3回の休職を経験しました。一時は自

          感じすぎるエンジニア:HSPと双極性障害を武器にしたサクセスストーリー

          もう少し自分にも優しくしていいんですよ。―「セルフ・コンパッション クリスティン・ネフ」より

          はじめに本記事では著書「セルフ・コンパッション」についての説明、セルフ・コンパッションを構成する要素を説明します。また、日常生活においてつい自分に厳しくなりがちな人が力を抜いて暮らせるようにと考えているため、本記事ではセルフ・コンパッションの構成要素と具体的な実践方法に焦点を当てて説明します。 紹介する著書 セルフ・コンパッションとは  セルフ・コンパッションとは自分に対する思いやりのことです。また、セルフ・コンパッションは3つの要素から構成されておりその3つの要素を実行す

          もう少し自分にも優しくしていいんですよ。―「セルフ・コンパッション クリスティン・ネフ」より

          傾聴ムリ。コミュニュケーション難しすぎ。

          傾聴って相手の言動を俯瞰して認識して、さらにその情報から想像力を働かせてベストな相槌を打つってことなんだけど。 それってそもそも 相手の言動を第三者的な視点で認識する認知機能 相手の言動から相手の本心を考える想像力 想像力のもととなる今までの人間とのやりとりの経験 傾聴にはその3つが必要で、相手の言動を正しく認識する認知機能と相手のことを察する想像力もIQとか地頭?のようなモノが影響してそうだから….テクニックを駆使すれば傾聴ができるとは限らないところが難しいところ

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          本当に話を聴けてますか?傾聴について―「傾聴の基本 古宮 昇」

          最初に  本記事では「傾聴の基本 古宮 昇」から傾聴についてのポイントなどを記載します。  昨今は様々な書籍•動画•インターネットの記事で「傾聴」という言葉を耳にしますが、実際に「ただ人の話を聞く」だけでなく「傾聴」までできている人はどれだいるでしょうか?  どうやら、ただ傾聴のテクニックを使うだけでは傾聴の本質をとらえてないようです。  本記事は、まず「傾聴」のテクニックについてざっくりまとめます。 傾聴のテクニック 傾聴とは以下の要点をおさえてコミュニュケーションをとる

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          HSP特有の罪悪感から解放されませんか?―鈍感な世界に生きる敏感な人たちより

           本記事では著書「鈍感な世界に生きる敏感な人たち イルセ・サン」より、 HSPの敏感な気質からくる罪悪感について紹介したいと思います。 その罪悪感って必要?→おそらく必要じゃありません。 突然ですが皆さんは罪悪感を感じたことはあるでしょうか。おそらく、ほとんどの人は「はい」と答えるでしょう。しかし、さらに踏み込んで、どんな時でも罪悪感に苛まれていますかと尋ねるとその答えは分かれると思います。その中でも「はい」と答えるあなたに向けて本記事を書きたいと思います。  HSP気質の

          HSP特有の罪悪感から解放されませんか?―鈍感な世界に生きる敏感な人たちより

          HSPなあなたの不安は「コラム法」で何とかなるかも?―こころが晴れるノートより

          はじめに 皆さんは大なり小なり「不安」を感じることはあるでしょうか? 例えば「明日の仕事のプレゼンが失敗しそう」、「恋人が私をどう思っているか」、「お金がないけどこの先やっていけるかどうか」など様々な不安があると思います。本記事ではそんな不安に対しての認知療法を用いた対策である「コラム法」を著書 「心が晴れるノート 大野裕」から紹介します。 目次問題解決の糸口 認知とは 認知療法では 怪しいですよね? コラム法実践 コラム法とは 1.状況 2.気分 3.自動

          HSPなあなたの不安は「コラム法」で何とかなるかも?―こころが晴れるノートより