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この街が好き 千住 ❤️

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千住に関するの記事をまとめました。古くからの文化発信の拠点として、食、銭湯、蔵、古民家、まち、芝居、映像、物語など多彩な記事が集まっています。是非今の千住を堪能下さい。
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#エッセイ

【風呂酒日和74-2】 食堂お魚や 北千住店

さて、お腹が空いた! でも今日はさくさく食べなければ。 ゆっくりちびちび飲むモードというよりは、お腹も減っていることだし、ちょっとだけアテとビールでひっかけて軽いシメごはんを食べられたら最高なのだが...。 そんなことを考えながら美登利湯を出た私は駅前の方に歩いていくと、十数歩進んだくらいで早くもその願いが叶いそうなお店を見つけた。 「金沢能登直送 食堂お魚や」 と書いてある。北千住で金沢のお魚が食べられるとは。 最高じゃないか。しかも、食堂と書いてあるということはごはんも

アラサーOLが北千住のシェアハウスに住んだら①

私は3年前に転職きっかけで関西から東京に引っ越して、しばらくは三軒茶屋のワンルームに住んでいたのだけど、1年半年前くらいから北千住にあるシェアハウスに住んでいる。 最近お客さんや知り合いにシェアハウスに住んでいることを話すと、詳しく聞かせて!と言われることが多い。 たぶん、独身女性の気になる存在になってきてるんじゃないやろうか、シェアハウス。 結婚してもしてなくても死ぬときは1人な可能性も高いし、老後は友達がいたほうがいいっていう風潮ありますもんね。 最近売れているらしい

事実であることを願うよりも事前の諦めの方が大切だ

マッチングアプリでは、相手が多少の偽りの情報や、盛った写真を登録している前提で会うという覚悟が必要だと思っている。 実際、私もプロフィール写真は肌が若干きれいに写るように加工しているし、これはお約束であると思っている。 だが、私はまだ、マッチングアプリ初心者である。まだまだアプリの闇には疎いし、なにより経験が浅い。 ペアーズを利用していたときにマッチングした人と先日会ってきた。 まだマッチングアプリに慣れていなく、会う前にLINE交換をしてしまった人が2人いたのだが、

国道1号線で心を燃やせ

「俺はいま何をやっているんだろう…」 1月の大寒少し手前の真冬の夜、ざあざあと降り注ぐ雨の中、一人国道1号線に立ち尽くす。傘はない。もう後戻りもできない。なぜこんな寒い中、この場所にいるのだろうか。もう何もわからなかった。 ***** 「面接のトークとして、『心が燃えた』経験があると面白いよ。やっぱり自分が心からめちゃくちゃ頑張った!ってエピソードが一つあると強いよ」 2週間後に、どうしてもいきたかった国際交流プログラムの面接がある。その面接のアドバイスを、すでに参加

タイトルだけで旅に出る

煮詰まるときがある。圧倒的にいろいろリソースが足りなくて。 煮詰まるの本来の意味は「いい感じに考えや作業が熟して完成が見える」だけど、最近はもうひとつの解釈で使われるほうが多い。 これ以上先に進めない、行き詰まってるほうの煮詰まるだ。まあどっちでもあるわけだけど。 煮詰まってくると旅に出たくなる。 もちろん現実的にそんなのは無理無理の無理なので、せめてときどき意識だけ旅に出る。 たまにやるのがタイトルだけで旅に出るというやつ。またちょっとわからないこと言ってる。

『おくのほそ道』イントロ01(ゆるい解説 & 雑記)

 この『おくのほそ道』は江戸時代の元禄15年(1702年)に世に出た紀行文です。俳句が中に入っているのでひょっとしたら俳文として扱ってもいいかもしれません。 「おくのほそ」までが平仮名なのは、中学生の教科書に準拠しています。『おくの細道』のバージョンもありますが、『奥の細道』とは原題に書かれていなかったようです。 「表記なんて、どうでもいいじゃん」  わたしもそう思います。  しかしかつて某公立中学校のテストで『おくのほそ道』以外の表記はすべて不正解にした先生がいらっしゃ

パーティーが始まるよ!

11月5日(木)昨晩日付が変わってから入稿したので、寝不足で起きた。コーヒーを淹れて飲むと少しすっきりした。 日中は、上司に催促されながら後回しにしていた仕事をちゃんとやる。部署のメンバーもまだ誰も着手していなくて笑った。つまりは無意味な仕事なのだ。夕方になって、ようやく本業の好きな仕事に着手。 帰りの電車でメールをチェックすると、推しの船木結さんの卒業公演の当落発表メールが来ていた。心臓がぎゅっとなる。きっと高倍率だろうから期待しないように期待しないようにと思いながら、

#底辺不動産投資家目線の23区紹介

※先日ツイッターで23連投したら2000人くらいフォロワーが増えたやつをまとめました。 1区目【葛飾区】 ・新築所有権アパートで表面10%出ました!と言われたらだいたい四つ木。 ・四つ木じゃなかったらお花茶屋。 ・寅さんの神通力が失われつつある柴又は商業デスゾーン。 ・さいたまの方が賃貸に強いエリアが多々あるので、よくわからないなら手を出すのは亀有だけにしとけ。 2区目【足立区】 ・ぽねりライナーできたけど道路の上を走ってるから駅前が分断されててどこも地味。 ・23区内だ

とにかく”北千住”について好き勝手書いてみた回

こんにちは。 日本身体管理学協会事務局の新美です。 本日は日曜日ですので、 ちょっとプライベートな私個人の内容を お届けさせていただきたいと思いますので、 もし宜しければ、最後までお読みいただけると嬉しいです。 さて、私は現在、東京都の足立区に住んでおります。 最寄り駅は北千住という駅で、 江戸時代は、板橋、新宿、品川と並ぶ、江戸の玄関口となる宿場町として この街は栄えてきたと言われております。 ちなみに松尾芭蕉は、奥の細道において、出発地点となったところ

読書日記129 【風に吹かれて】

 五木寛之さんのエッセイ書かれた時代はまだ戦後から70年代手前の話で、初版が68年となっている。時代は古いのだけど、なんかほっとする文章というか「お手本」的な安定感のある文章になっている。書かれていることグロくても、なぜかあっさりと読めてしまう感じがする。まあ大家だし、最近でも「親鸞」とかの歴史ものとか書いている。  学生時代に通った女郎屋の話がでている。わからないと思うけど、戦後から10年ほど過ぎるまでは「赤線」という場所があった。昔でいう遊郭というかそこでなら、女性を買

突然2kgの新米を持って、後輩がやって来た

先日、新潟に住んでいる前職の後輩ちゃんが、突然東京に突撃してきました。コロナになって一年ほど、会えていなかったのでとても嬉しく、楽しい時間でした。 成長した彼女の姿を見て、彼女を学生時代から知っている私は、なんだかとても感慨深い気持ちになりました。先輩づらしているけれど、彼女には救われてばかりだったな、と、改めて感じました。 今日は、そのお話をさせてください。 1. 私が溺愛する後輩について。 この後輩ちゃんは2個下のデザイナー。前職で、私が採用担当・リクルーターとして

北千住

今日は北千住にてnote仲間とランチした。 家が結構遠かったのに、北千住まで来てくれて本当に感謝。 久々に人と話すとやたら自分の事を話してしまう。 色々な話をして、話も聞けて、とても楽しかった。 友達が一人増えた。 最近は、近くに住んでいる友達も少ないし、大人になって出来た友達は基本的に仕事関係なので、なかなか嬉しい事だ。 ーーーーーーーーーー 北千住に住んでいた事があった。 当時は同棲していて、古い六畳一間で暮らしていた。 あまりいい思い出のない街。 で

父さんとアニさんに会った一日

今日は緊張した一日でした。 僕の尊敬する人と会った。一人は妻の父、もう一人は写真家のワタナベアニさん。愛が深く、美意識が明確で、人として本質的な部分に品性を感じる。ゆえに、言葉の力が強い。 昼にお義父さんと食事をして、夕方にアニさんにインタビューをさせてもらった。緊張感のあるクリアな時間。「〝成長〟は良質の緊張の中で養われる」という内容のことを仰っていたので、僕は今日、「成長のきっかけ」をいただいたと思う。 エレガンスで、ユーモラスで、インテリジェンスな言葉と振る舞い。

梅雨のけだるさを吹き飛ばすネットプリント7月号、発行しました

どうも、やひろです。梅雨のけだるさを吹き飛ばす、ネットプリントマガジン7月号、発行いたしました。 前回、突発的にはじめた「プログレ古戦場」。前回はパイロット版的な位置付けで、今回から創刊(?)号です。内容も、だいぶまともなものになっております。 創刊号を記念して、表紙には友人の「なだノ」さんのポートレートを使用させていただきました。ありがとうございます! 写真も文章も盛り沢山の内容となっておりますので、ぜひぜひプリントしてお読みくださいませ。 「意外と、時計が好き」