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人間性への回帰、脱成長

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このシナリオは、人々は精神的充足を問い直し、自然とともに生きる第三の道を探す「脱成長、人間性回帰、穏やかなユートピア」の世界観。
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記事一覧

2024/6/21 ファクトではなく人を信じる:多様性を活かすリーダーシップ

現代の組織運営において、画一的な基準で人を管理しようとすること自体に無理があります。
人はそもそも多様であり、一人ひとりが異なる個性や能力、経験を持っています。
これを理解するだけで、少し考えれば、画一的な管理が適していないことは明らかです。

それにもかかわらず、時々「ファクト(事実)やエビデンス(証拠)がなければ動けない」と主張する人がいます。

しかし、これは単なる言い訳と逃げ癖がついて、

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2024/6/28 数字や結果よりも大切なもの:プロセスと当事者意識の力

プロセスに注目しなければ、当事者意識は持てません。
数字ばかり見ていては、本当の問題を把握できません。
人の気持ちに想いを巡らせないから、理解し合えないのです。

私たちは時に、結果や数字だけに目を奪われがちです。
しかし、それだけでは物事の本質は見えてきません。

プロセスに注目することで、初めて見えてくるものがあります。
どのような努力や工夫がなされたのか、
どんな困難があり、それをどう乗り越

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2024/6/14 言い訳を捨て、行動を:過去を受け入れて未来へ進む

過去から学ぶ。
過去に縛られる。

この両者は時に表裏一体であり、明確な境界はありません。
違いは、心が未来を見据えているかどうか。

現実に向き合わず、過ちを認めず、言い訳を繰り返す。
そんな組織に、未来はありません。

過去にとらわれすぎると、前に進むことができなくなります。
大切なのは、駄目な過去の自分を受け入れること。
失敗も、苦しみも、全てが成長させる糧になるのです。

いつまで検討して

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2024/6/7 完璧を手放して:弱さを認める勇気

弱い自分を出せないと、いつまでたっても自分のことを理解してくれる人は現れません。
弱い自分が出せるからこそ、他者との深い結びつきが生まれるのです。

人は時に、強がりたくなるものです。
弱さを見せることを恐れ、自分自身を完璧に見せようとします。

残念なことに、役職や組織の都合、閉じた仲間意識は、あなたを守ってはくれません。
社会的な期待や組織の圧力の中で、多くの人は、本当の自分を見失っていくので

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2024/5/31 感覚の声を無視しない:インクルーシブな社会を築くために

様々なことに気付ける、というのは、感覚感受性が高いという立派な能力です。

ところが以前から日本社会では、
感受性が高いことは、神経質やストレス耐性が低いという、
ネガティブな側面でしか捉えない風潮が強くありました。

しかし、これは危うい考え方です。
感受性の高さは、変化や危機の予兆に気づく力でもあるのです。

その気づきを活かせば、問題に早期に対処し、状況を好転させることができます。
しかし、

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2024/5/24 見過ごされていた声が未来を創る:マイノリティの力

声をあげるのは、自分たちの意見を主張するだけではありません。
声を上げなければ、自分たちの存在すら気づかれない。
それは多数派の盲点だからです。

多数派は、自分たちの立場や視点が当たり前だと思いがちです。
自分たちこそが、普遍的な価値観だと信じ込んでいるのです。
マイノリティ(少数派)と呼ばれる人々の存在を、多数派は見落としています。

しかし、世界は、多様な立場や意見を持つ人々で成り立っていま

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2024/5/17 新陳代謝のように:新しい自分を創り出す勇気

変化への抵抗は、古いものが否定されたと身構えるから生まれるのかもしれません。

ひとつの見方では、その抵抗は正しいでしょう。
今までの自分や環境を大切にする気持ちの表れなのですから。

でも、新しいものを築く意欲があれば、その否定は歓迎すべきことなのです。

古い細胞が新たな細胞に生まれ変わるように、
古いものを手放し、新しいものを取り入れる。
人の成長のためにも、新陳代謝は必要な過程なのです。

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2024/5/2 空気に流されるな:失敗の本質が教える組織の教訓

「失敗の本質」をご存じでしょうか?
この本は、大東亜戦争(太平洋戦争)において、なぜ日本軍が敗戦したのか、を探求した学際的研究書です。
6人の執筆者は、軍事戦略ではなく組織論や経営学、軍事史の観点から、
戦争を通じて、現代の組織運営や企画立案に役立つ教訓を引き出そうと試みたものです。

1982年の刊行当時から今日に至るまで、多くのビジネスリーダーや組織の運営者によって読み継がれ、
その内容は今な

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2024/4/26 恐れず声を上げよう。その一歩が未来を創る

声を上げない方が得だと思い込まされているのはなぜでしょうか?
足元が崩れていても、それを見ないふりをしていませんか?
周りの心の悲鳴を聞こえないふりをしていませんか?

私たちは時に、やらない理由やできない理由を見つけ、それに慣れてしまうことがあります。
私たちは時に、不都合な真実から目を背けたくなるものです。
私たちは時に、自分と異なる意見に耳を塞いでしまうものです。

でも、そんな時こそ、五感

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2023/12/22 ルーティンの力について

ルーティン化の真の意味をご存じですか?

ルーティンとは、単なる繰り返しにとどまりません。
その本質的な目的は、時間的・精神的な余裕を作り出し、その解放されたリソースをより創造的な仕事や重要なタスクに向けることにあります。

たとえば、マニュアルもルーティン化のプロセスにおいて重要な役割を担います。
効率を向上させ、ミスのリスクを減らすメリットがありますが、マニュアルはガイドラインであり、目的地で

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2023/12/1 

2023年も12月に入り、残すところ1か月を切りました。
皆さんは、今年一年でどんな成長をされましたか?

近年の研究によると、人間の脳は臓器の中で一番の長寿命だそうです。
脳の海馬では、死ぬ1時間前まで新たな細胞が生まれ続けており、
なんと120歳まで成長できるそうです。

ただし、大敵は悲観的に考えることやマンネリです。
失敗を恐れて挑戦もせずにいると、
新たな刺激が不足して、細胞が生成されず

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泣いていい

泣いていい

失敗作?
人はずっと未完成なんだよ。だから死ぬまで自分を作り上げていくんだ。

人は何かとラベルをつけて区別したがる。

でもね、あなたはあなた。
自分は自分なの。
たった1人、他にはいないの。
誰とも同じではないだから。

涙を拭いて、立ち上がろう。
手を取り合って歩いていこう。
泣いている人を見かけたら、そっとそばにいよう。

悔しくて悲しくて切なくて、
それが心なの
迷ってつまずいて、簡単に

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守るべきもの。

守るべきもの。

あなたたちの守りたいものは何ですか?

教えてください。
役職?立場?肩書?権力?給料?退職金?メンツ?安住?

ぜんぶ、辞めていった人には縁遠いものばかり。
希望さえ持てなかった。

ただ働くことの喜びを感じたい。
一生懸命に生きていきたいから。
自分を守ることで一生懸命。
それでも、他人を傷つけたりはしない。

もう一度お聞きします。
あなたたちの守りたいものは何ですか?
教えてくださいよ。

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ニューロダイバーシティ・キャリア支援、始めました。

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