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HIGATA.Lab DEO //独立研究者、デザインストラテジスト、カウンセラー、キ…

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HIGATA.Lab DEO //独立研究者、デザインストラテジスト、カウンセラー、キャリアコンサルタント、詩人 「弱さのデザイン」をテーマに見落とされた中に価値を見出す。 専門は、ニューロダイバーシティ&イノベーション。 noteは穏やかに領域横断する詩的旅路。

マガジン

  • コラム/自分回帰

    自分らしい生き方を実現するために。人生に必要なことを探すために。上ばかり見ずに足元にも目を向けよう。自分の歩幅で。

  • 人間性への回帰、脱成長

    このシナリオは、人々は精神的充足を問い直し、自然とともに生きる第三の道を探す「脱成長、人間性回帰、穏やかなユートピア」の世界観。

  • 弱さのデザイン

  • ニューロダイバーシティ・ラボ

    ニューロダイバーシティ&インクルージョン→イノベーション

  • オーバーデジタルの未来

    このシナリオは、人々は精神的充足を求めるものの、経済競争の激化から効率性と統制を重視する「AIによる効率化と管理統制支配」の世界観を描きます。

最近の記事

未来は、夢の美しさを信じる人のためのものと言うが、 現実は、夢を諦めた亡者に蝕まれている。 過去は、亡者によって無かったものにされようとしている。 それがこの国。

    • 2024/6/28 数字や結果よりも大切なもの:プロセスと当事者意識の力

      プロセスに注目しなければ、当事者意識は持てません。 数字ばかり見ていては、本当の問題を把握できません。 人の気持ちに想いを巡らせないから、理解し合えないのです。 私たちは時に、結果や数字だけに目を奪われがちです。 しかし、それだけでは物事の本質は見えてきません。 プロセスに注目することで、初めて見えてくるものがあります。 どのような努力や工夫がなされたのか、 どんな困難があり、それをどう乗り越えたのか。 そこに目を向けることで、当事者意識が芽生えるのです。 数字は確かに

      • 2024/6/21 ファクトではなく人を信じる:多様性を活かすリーダーシップ

        現代の組織運営において、画一的な基準で人を管理しようとすること自体に無理があります。 人はそもそも多様であり、一人ひとりが異なる個性や能力、経験を持っています。 これを理解するだけで、少し考えれば、画一的な管理が適していないことは明らかです。 それにもかかわらず、時々「ファクト(事実)やエビデンス(証拠)がなければ動けない」と主張する人がいます。 しかし、これは単なる言い訳と逃げ癖がついて、 考えることを放棄し、責任を回避する姿勢に過ぎません。 ファクトやエビデンスは、

        • 2024/6/14 言い訳を捨て、行動を:過去を受け入れて未来へ進む

          過去から学ぶ。 過去に縛られる。 この両者は時に表裏一体であり、明確な境界はありません。 違いは、心が未来を見据えているかどうか。 現実に向き合わず、過ちを認めず、言い訳を繰り返す。 そんな組織に、未来はありません。 過去にとらわれすぎると、前に進むことができなくなります。 大切なのは、駄目な過去の自分を受け入れること。 失敗も、苦しみも、全てが成長させる糧になるのです。 いつまで検討しているのですか? どこにも正解は書いてありません。 言い訳はやめて、行動を起こしま

        未来は、夢の美しさを信じる人のためのものと言うが、 現実は、夢を諦めた亡者に蝕まれている。 過去は、亡者によって無かったものにされようとしている。 それがこの国。

        • 2024/6/28 数字や結果よりも大切なもの:プロセスと当事者意識の力

        • 2024/6/21 ファクトではなく人を信じる:多様性を活かすリーダーシップ

        • 2024/6/14 言い訳を捨て、行動を:過去を受け入れて未来へ進む

        マガジン

        • 弱さのデザイン
          11本
        • 人間性への回帰、脱成長
          16本
        • コラム/自分回帰
          19本
        • ニューロダイバーシティ・ラボ
          2本
        • オーバーデジタルの未来
          1本

        記事

          2024/6/7 完璧を手放して:弱さを認める勇気

          弱い自分を出せないと、いつまでたっても自分のことを理解してくれる人は現れません。 弱い自分が出せるからこそ、他者との深い結びつきが生まれるのです。 人は時に、強がりたくなるものです。 弱さを見せることを恐れ、自分自身を完璧に見せようとします。 残念なことに、役職や組織の都合、閉じた仲間意識は、あなたを守ってはくれません。 社会的な期待や組織の圧力の中で、多くの人は、本当の自分を見失っていくのです。 完璧であろうとするのではなく、失敗もすれば、間違いも認めること。 ダメな

          2024/6/7 完璧を手放して:弱さを認める勇気

          違和感に気づく力は貴重な能力です。 大半の人が気づかない些細なところに、本質の一端が潜んでいるものだからです。 問題の本質、変化の兆し、希望の種、全て違和感から見出されます。

          違和感に気づく力は貴重な能力です。 大半の人が気づかない些細なところに、本質の一端が潜んでいるものだからです。 問題の本質、変化の兆し、希望の種、全て違和感から見出されます。

          足りないもの、満たされないものばかりに目が向いていませんか。 当たり前のようにあるものが、幸せの種かもしれません。

          足りないもの、満たされないものばかりに目が向いていませんか。 当たり前のようにあるものが、幸せの種かもしれません。

          2024/5/31 感覚の声を無視しない:インクルーシブな社会を築くために

          様々なことに気付ける、というのは、感覚感受性が高いという立派な能力です。 ところが以前から日本社会では、 感受性が高いことは、神経質やストレス耐性が低いという、 ネガティブな側面でしか捉えない風潮が強くありました。 しかし、これは危うい考え方です。 感受性の高さは、変化や危機の予兆に気づく力でもあるのです。 その気づきを活かせば、問題に早期に対処し、状況を好転させることができます。 しかし、その声を無視し、排除してしまえば、組織は盲目的になってしまうのです。 その気づ

          2024/5/31 感覚の声を無視しない:インクルーシブな社会を築くために

          2024/5/24 見過ごされていた声が未来を創る:マイノリティの力

          声をあげるのは、自分たちの意見を主張するだけではありません。 声を上げなければ、自分たちの存在すら気づかれない。 それは多数派の盲点だからです。 多数派は、自分たちの立場や視点が当たり前だと思いがちです。 自分たちこそが、普遍的な価値観だと信じ込んでいるのです。 マイノリティ(少数派)と呼ばれる人々の存在を、多数派は見落としています。 しかし、世界は、多様な立場や意見を持つ人々で成り立っています。 声を上げることで、自分たちがここにいることを知らせること。 「私たちもい

          2024/5/24 見過ごされていた声が未来を創る:マイノリティの力

          2024/5/17 新陳代謝のように:新しい自分を創り出す勇気

          変化への抵抗は、古いものが否定されたと身構えるから生まれるのかもしれません。 ひとつの見方では、その抵抗は正しいでしょう。 今までの自分や環境を大切にする気持ちの表れなのですから。 でも、新しいものを築く意欲があれば、その否定は歓迎すべきことなのです。 古い細胞が新たな細胞に生まれ変わるように、 古いものを手放し、新しいものを取り入れる。 人の成長のためにも、新陳代謝は必要な過程なのです。 そして、柔軟さとは、変化を乗り越える力でもあります。 今までの自分を守ろうとす

          2024/5/17 新陳代謝のように:新しい自分を創り出す勇気

          2024/5/2 空気に流されるな:失敗の本質が教える組織の教訓

          「失敗の本質」をご存じでしょうか? この本は、大東亜戦争(太平洋戦争)において、なぜ日本軍が敗戦したのか、を探求した学際的研究書です。 6人の執筆者は、軍事戦略ではなく組織論や経営学、軍事史の観点から、 戦争を通じて、現代の組織運営や企画立案に役立つ教訓を引き出そうと試みたものです。 1982年の刊行当時から今日に至るまで、多くのビジネスリーダーや組織の運営者によって読み継がれ、 その内容は今なお学ぶべき点が多いとされています。 本書の中では、失敗の根底にある要因を戦争とい

          2024/5/2 空気に流されるな:失敗の本質が教える組織の教訓

          2024/4/26 恐れず声を上げよう。その一歩が未来を創る

          声を上げない方が得だと思い込まされているのはなぜでしょうか? 足元が崩れていても、それを見ないふりをしていませんか? 周りの心の悲鳴を聞こえないふりをしていませんか? 私たちは時に、やらない理由やできない理由を見つけ、それに慣れてしまうことがあります。 私たちは時に、不都合な真実から目を背けたくなるものです。 私たちは時に、自分と異なる意見に耳を塞いでしまうものです。 でも、そんな時こそ、五感を研ぎ澄まして、現実と向き合うことが大切なのです。 声を上げることを恐れず、勇

          2024/4/26 恐れず声を上げよう。その一歩が未来を創る

          2024/4/19 権威主義からの脱却:心理的安全性が生む未来の組織

          心理的安全性の高い組織には、フラットな人間関係が欠かせません。 しかし、多くの日本企業では、肩書に基づく権威主義的な組織運営が行われてきました。 個人の能力や個性よりも、上下関係が重視され、上位者の意向に従うことが美徳とされてきたのです。 盲目的に肩書に縛られている組織には、心理的安全性の前提がありません。 そして、このような旧来の日本型組織のあり方は、もはや時代に合わなくなっています。 昨今、日本の大企業で相次ぐ不祥事の本質的な原因は、まさにこの点にあるのです。 権威主

          2024/4/19 権威主義からの脱却:心理的安全性が生む未来の組織

          2024/4/12 心に余白をもとう

          結果や成果ばかりを追い求めると、かえって結果も成果も失ってしまうことがあります。 期待に応えることだけが目的になると、本来の目的を見失ってしまうものです。 また、失敗を怖れていると、その不安からむしろ失敗の確率が高まってしまうものです。 大切なのは、心の中の余白を大切にすること。 心に余裕がないと、物事の本質を見失い、かえって良い結果から遠ざかってしまいます。 時として立ち止まり、自分の心に耳を傾ける。 そんな時間を大切にしたいものです。 皆さんも、忙しい毎日の中で、

          2024/4/12 心に余白をもとう

          2004/4/5 挑んでいるか

          「今日が人生最後の日だとしたら、何をするだろうか。」 これは、あのスティーブ・ジョブズの言葉です。 人は時として、安定を求めるあまり、今の状況にしがみつこうとします。 今いる場所が全てだと思い込んでしまうのです。 しかし、世界は広い。 自分の可能性を、自分で狭めてしまってはもったいない。 同じように、他人の可能性を塞いでしまってもいけない。 人は、いつからでも、どこからでも変わることができるのです。 新しいことにチャレンジし、可能性を広げていくことに年齢は関係ありません

          2004/4/5 挑んでいるか

          2024/3/29 過去にしがみつくのはやめよう

          今年度も終わりです。 過去にしがみつくのはやめよう。 透明性の欠如は、信頼を損ない、成果を阻害します。 成功への道は、明確で開かれたコミュニケーションから始まります。 自分の中に眠っている無限の可能性を信じて。 未来は思っている以上に輝いています。 良い週末を。

          2024/3/29 過去にしがみつくのはやめよう