否定の3Dとマインドフルネス
否定の3D、私が勝手に思う3つなのですが、
・でも Demo
・だって Datte
・どうせ Douse
なにかと日常の中で出てくる否定の言葉です。
もっといろいろありますが、肯定感が低下している状況で
特にこの否定の3言葉をよく聞くかもしれません。
【また英語で表すと:でも but ・だって because・どうせ anyhow】
過去に受けていたオンラインサロンで、
「言った言葉は現実になる、その通りになる」
と教えてもらったことがあります。
それからは、ネガティブな感情や言葉を出そうと思ったとしても、言葉をいい変えて伝えるようにしてみたり、また口に出さないようにする機会も多く増えました。
できればポジティブな言葉や言い換えの言葉で発した方が自身も自分の声を一番多く聴いている以上感情を受け取りやすく、与える影響が良い事はいうまでもありません。私の過去の記事でも、「ポジティブな言葉を発した方が良い」と発信していました。
しかし、感情のコントロールを完璧に操作できる人なんているでしょうか。
私も時には悲しい気持ちや、怒りの感情、憎しみの感情はもう生まれなくなりましたが、それでもネガティブの感情は芽生える時はあります。
そういった状況では、言い方を変えたり、言葉に表さなくたとしても、マイナスの感情が自分の中に居座ることも時にはあります。
ここでマインドフルネスの観点からみると、こういったネガティブな感情を持つ自分に対して否定的になる必要はないということです。
表題だけみると、否定の3Dは使わない方が良い、と見えるかもしれませんが、そうではなく、それすらも受け入れることが自己受容(自分を認める)を高めていくうえで大切な事だということです。
ありのまま、良い自分も、悪い自分も受け入れていく、瞑想をする中で自分自身と向きあっていくことで、自身を大切に思う気持ちが芽生えていくことは、自然と否定の気持ちを受け入れやすくなったり、また受け取り方の変容にもつながっていく事ができます。
ステップアップして受け取りの変容ができるのであれば、否定の3Dが出てきた時、自分自身がどうしてそのような感情になってしまったか、そしてどのように解決していけばよかったかなど、課題の把握と改善の気持ちを高め、否定の3Dから前向きな3Dと変えていけることもできるようになるかもしれません。
自分を大切に思い、慈しむ心を育む、このような事を
「セルフコンパッション」とも呼ばれます。
マインドフルネスとセルフコンパッションは深く結びついています。
否定だらけの感情はどこか自身を大切に思っていなかったり、あるいは感じられていなかったりしている場合が多くあります。
誰よりも自分が一番自分を信じてあげましょう。
セルフコンパッション、否定の3D、ありのままの自分。
きっとマインドフルネス瞑想で受容の心を見つけていけるはずです。