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「炎症」を抑えて脳と体のパフォーマンスを上げる5つの方法!!
今回も、「HEAD STRONGシリコンバレー式頭がよくなる全技術」の要約・解説をしていきます。
Chapter4より、前回は炎症について詳しくお話をしてきました!今回は、この章に書かれている慢性炎症対策についてまとめていきます。
Dr.Kのプロフィール
慢性炎症を抑えるために行うこと
慢性炎症を抑えて、脳や体のパフォーマンスを発揮するために次のことを行うと良いとしています。
1,腸内細菌を育てて炎症に強くなる!
2,炎症を起こす食事を避ける
3,抗炎症性ホルモンを増やす
4,アーシングしよう!
5,日光浴をしよう!
1,腸内細菌を育てて炎症に強くなる!
前回、炎症は生体防御反応というお話をしたと思いますが、それは免疫反応ということになります。
そして、体内の免疫の70%は、腸管に集まっていて、それは免疫細胞だけでなく、腸内細菌もその役を担っています。
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そんな腸内に、抗生物質や、農薬まみれ、添加物たっぷりの食物、悪い脂肪、加工食品が入ってきたらどうでしょう?多くの種類の腸内細菌を死滅させることになります。そうすると、腸内細菌のバランスは崩れ、免疫系が破壊されて、慢性炎症に悩まされるようになります。
揚げたり、焼け焦げた食物は、ミトコンドリアを損傷して、直接炎症を起こすそうです。
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人は20トンもの「異分子」食べている。
人は生涯に渡って、約20トンもの異分子を食べている
20トンって想像出来ませんよね?なので、20トンのものを探してみました。
アフリカゾウが約5トンだそうです。ということは、4頭分の異分子を食べているということになります。
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腸内細菌が脳を守っている
脳には、血液脳関門と言って、体内に侵入した、毒素や細菌、ウイルスが脳に行かないように保護する場所があります。空港の検疫所や昔の関所の様なところですね!
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その血液脳関門は腸内細菌の作る酪酸塩という物質によって、コントロールされていて、腸内細菌が十分な酪酸塩を作ることが出来ないと、毒素や細菌、ウイルス、炎症を起こす物質が脳にも入りやすくなってしまいます。
慢性炎症の人、太っている人の腸内に多い細菌
太っている(肥満)の人と、慢性炎症の人の腸内には、ファーミキューテス門という細菌が有り余っているそうです。
そして痩せた人は、ファーミキューテス門の細菌が少なく、バクテロイデス門の細菌が多いということが分かっています。
このファーミキューテス門は、ヨーグルトや大抵のプロバイオティクスサプリメントにも含まれていて、必要な細菌ではありますが、バクテロイデス門の細菌と比べて多すぎると、肥満の原因や慢性炎症の原因となる可能性があるとしています。
なんでもバランスが大事ということですね!
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腸内細菌を育てる食事
さて、上記の酪酸塩を作り出す細菌やバクテロイデス門の細菌を増やすにはどうしたら良いか?というと、次のものを勧めています。
・酪酸塩を作り出す細菌を育てる食物
グラスフェッドバター(牧草飼育の牛の乳から作られたバター)
・バクテロイデス門の細菌を増やす食物
ポリフェノールを多く含むもの
コーヒーや、ブルーベリー等
2,炎症を起こす食事を避ける
先程もお話した通り、人は生涯に約20トンもの異分子を食べています。(良いもの、悪いものは別として)それを出来る限り、体にあったものを食べるようにすることは、とても大切なことです。
将来の病気に備えて保険をかけるよりも真っ先にやるべきことです。
「口に入れるもの」でメンタルは変わる
食事でメンタルはガラッと変わります。何をしても、イライラが収まらないとき、ネガティブな感情が頭を離れないとき、やる気が起きないとき、食事を変えることで、メンタルをガラッと変えることが出来ます。
メンタルを整える際に勧められる瞑想よりも、即効性があり確実です。瞑想は、食事を変え、体、特に腸内を整えてからでも十分です。
ちょっと食べるくらい大丈夫・・・その食事が炎症を起こす!
ジャンクフード、スナック菓子、カビ毒に侵された食品など、悪い脂肪、添加物、農薬まみれの食事、カビ毒に侵された食品を、少しでも食べると、体内では、血管作用性腸管ポリペプチド(VIP)と呼ばれるホルモンが、低下していきます。
このVIPは
脳機能
睡眠
グルコース制御
炎症
学習と記憶
免疫
ストレスと脳損傷への反応
など、脳と体を守り、パフォーマンスを発揮するために必要な大切なホルモンです。
ジャンクフードなどを食べることにより、その大切なホルモンの生成を低下させてしまいます。
毎日のサラダ油が30年後に惨事を引き起こす
植物油(サラダ油など)は、主にオメガ6脂肪酸で出来ています。このオメガ6脂肪酸は炎症誘発性の物質(炎症誘発性のエイコサノイド)を作り出します。加工食品やレストラン、お惣菜に使われる油の殆どは、この植物油が使われています。これを多く摂ると、炎症が起きやすくなります。
”もしも85歳でアルツハイマー病と診断されたならば、そのダメージは本当は少なくとも30年前かwらはじまっていたのだ”
そうなんです、その影響はジワジワとやってくるので、若く元気なときには気にも留めません。でも確実に蝕んでいます。
炎症は必要な反応ではあるので、一定量のオメガ6脂肪酸も必要ではありますが、それよりも多くのオメガ3脂肪酸が必要です。オメガ3脂肪酸は、オリーブオイルやえごま、青魚に多く含まれています。
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糖が体を焦がす!!
糖を食べると、インスリン値が急上昇し、炎症誘発性のサイトカインの放出を促します。なにも、これは砂糖に限った話ではなく、炭水化物や果物に含まれる果糖もそうです。
果糖はコラーゲンと結びつくとAGE(終末糖化産物)を生成します。同様に、体内に余った糖質は、タンパク質と結びつき、AGEを生成します。
AGEは老化の原因とされていて、体に酸化ストレスをかけます。食パン(糖質)が熱によって酸化して焦げているのと同じ様なことが体内やお肌で起きているということです。
その酸化ストレスがミトコンドリアを損傷させます。
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3,抗炎症性ホルモンを増やす
炎症はホルモンの影響も多大にあります。
ホルモンの機能不全が炎症を起こし、炎症がホルモンの機能不全を起こします。
そのホルモンの中でも、男性ホルモンで知られる、テストステロンが抗炎症性ホルモンで、女性ホルモンで知られるエストロゲンは、抗炎症性ホルモンのときもあるが、大抵は炎症誘発性のホルモンです。
そして、それらを作り出すホルモンとして、DHEA(別名若返りホルモン)とプロゲステロンというものがあり、この2つがニューロンの損失を防ぎ、炎症を抑制します。
どちらもコレステロールが材料となりますので、良質な脂肪を摂ることが必要になります。
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4,アーシングをしよう!
細胞内にはEZ水という第4相の水が存在していますが、そのEZ水も負の電荷を帯びていて、この負の電荷によって効果的なニューロンの通信が行われたり、体の全細胞がよりよく機能出来ています。
体内が酸化ストレスに曝されると、細胞は負の電荷を失います。また、様々な電子機器からの影響で、体内の電荷の偏りが生じやすくなっています。また、普段履いている靴や建物が絶縁状態のため、体内の電荷の偏りは修正されることがありません。
そのため、意識的にアーシングすることが大切になってきます。
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アーシングすることで、大地から負の電荷を取り入れて、体内に負の電荷を帯びたEZ水を作り出すことが出来ます。
積極的に自然とふれあいましょう!
5,日光浴をしよう!
先述のEZ水は、赤外線を浴びることによって作ることが出来ます。
遠赤外線サウナに入るか、サングラスも日焼け止めも付けずに、晴れた日に外出して赤外線をあびることで、体は光のエネルギーを吸収して、細胞内の水分をEZ水に変化させます。
そうすると、血液やリンパ液が5倍以上の速さで流れるようになります。血液もリンパ液も循環がよくなるということは、それらの滞りによって起こっていた浮腫や、炎症が改善されるとともに、細胞内に酸素や栄養素が届きやすくなるので、ミトコンドリアは元気になり、細胞が元気になります!
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まとめ
炎症を抑えるためには、いい食事と自然と触れ合う!結局はそこなんですよね!だれもが知っているはずなのにやらないことだったりします。
1,グラスフェッドバターとポリフェノールで腸内細菌を育てて炎症に強くなる!
2,ジャンクフードなど炎症を起こす食事を避ける
3,良質の脂肪からコレステロールを摂って、抗炎症性ホルモンを増やす
4,アーシングして細胞内にEZ水を作り出そう!
5,日光浴をして細胞内にEZ水をつくりだそう!
次回、Chapter5を紹介していきます!ここがこの本、というかこの著者のイチオシポイントですね!でも僕自身は、万人向けでは無いのかな〜と感じています。そのへんもお話していきます。
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