HSP HSC「HSCが行動変化を負担に感じないための6つのポイントを紹介します」
こんにちは。
心理カウンセラーのじゅんさんです(^-^)
いつも記事を読んでいただきありがとうございます 。
昨日はですねえ、私の食事の趣向に対して少し書かせていただいたんですね。
私はですね、一度食べたことがある料理を好んで食べる。
そんな特徴があるとお話ししたんですね。
私が好きなコーヒーもいつも決まったコーヒーの豆の粉を買ってきてコーヒーを淹れて飲んでいたんですね。
そのコーヒーの豆の粉の苦みや味が好きだというのもあったんですが、他を試した時にその味が自分に合わなかったらいやだなとか、その刺激に対して自分が納得できなかったら不安だなとか。
HSP気質から私はそういったところに敏感になっていたんですね。
今日は買い物行った時にですね、いつもは絶対買わないようなコーヒーの粉を買ってきたんですね。
今日それを淹れて飲んでみたら「この味もいいな」と思ったりして、新しい発見ができたりしたんですね。
なのでこうやって一つ一つですね、少しずつ試したりすることもやっぱりいいことでもあるんだなと感じたんですね。
もちろんですね、安心したものをずっと長く楽しんでいくという部分もとても大切なのでいいんですよね。
たまには自分が体験してなかったことを少し挑戦するということもいいなと感じたんですね。
HSPの敏感さを学ぶ事で、自分の行動変化に対して不安を感じても「少し挑戦してみようか」と思えるようになれてきた部分もあると最近感じます(^^)
今回は「HSCが行動変化を負担に感じない六つのポイント」についてお話ししていきたいと思います。
1.HSPについて
まずHSPについてお話ししていきますね。
1990年代にエレインアーロン博士によって高敏感性の研究がされていました。
科学的な専門用語としては感覚処理感受性(SPS)と呼んでいます。
そして博士はその敏感性の値が高い人を
HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン)人一倍敏感な人。
HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供と呼んでいます。
エレインアーロン博士自身もHSPで、博士の子供もHSCだったようです。
【HSP】
• HSP (ハイリー・センシティブ・パーソン )人一倍敏感な人
• HSC(ハイリー・センシティブ・チャイルド)人一倍敏感な子供
• HSS (ハイ・センセーション・シーキング )人一倍敏感な人・刺激を求める人
そして、博士によると全人口の15%~20%がHSPと言われています。
5人に1人がHSPということになります。
そしてさらにそのHSPの30%の人口の約6%が HSS(外向型・刺激を追求するHSP)という気質の人もいるとされています。
HSPは精神医学で言う病名ではなくて、あくまで気質というものになります。
さらに他の種族100種類以上にもHSP気質は存在したことを発見したそうです。
これらは生まれ持った脳機能に関係しているようです 。HSPの人は脳の扁桃体。
危険を判断する部分の働きが、生まれつき強く不安・恐怖そんな部分を感じる神経回路も敏感に働くためなんですね。
【HSPの四つの性質】
①深く考え事をする
②常に刺激を受けやすい
③共感力が高く、感情の反応が強い
④些細な刺激を察知する
HSPについては、 気になった方はエレイン・N・アーロン博士のサイトをチェックしていただけると良いと思います。
アーロン博士のサイトではHSP診断もできます↓
今回は主にHSC(ハイリーセンシティブチャイルド)にフォーカスしてHSCの特性を探りながら。
私自身も HSCだったことを踏まえて、その体験や経験をお伝えしていきたいと思います。
私の主観でお話していくこともあります。
そのように聴いて頂けると嬉しいです 。
この記事を通じて。
今敏感気質に悩んでいる方。辛い方。
身近にいる人への理解になったり。
それぞれが生きている世界が少しでも安心できて。
優しい世界になってほしいと願っています。
又、HSPの情報交換、新しい気づきとなることに繋がっていけたらと思います。
2.HSCが行動変化を負担に感じない六つのポイント
人一倍敏感な子供は、日常生活の慣れた行動から別の慣れた行動への移行の繰り返しに対してでもですね、人一倍敏感に刺激を感じ取っていたりします。
そのため工夫をしながら子供に対して対応していくと、敏感気質の子供にあまり負担と行動変化を感じ取らずに行動できるようになっていくポイントにつて、今回はお話ししていきたいと思います。
幼いHSCは何か普段の慣れた行動をする際にも、様々な感覚を受け取っていると言われています。
いつもと同じことをするにもHSCにとっては、「新しいことをする」とあらゆる情報を敏感にキャッチしていたりするんですね。
例えば夕食の時、台所から今まで嗅いだことのない料理の匂いが漂ってきたりすることとか。
または遊びに集中している時に、止めなくてはならないような時とか。
そんな時もですね、「他に行動を移す」という時、その子にとってはですね大きな負担になっているということがあるんですね 。
HSCは行動変化にすぐに慣れることができないこともあると思いますが、時間をかけて一つ一つこなしていくとできるようになってくると言われています。
【変化を負担に感じさせない6つのポイント】
①残り時間を予告しておく
②変わってない点を伝えるというのも良い
③「~したら次は~しよう」という見通しを立てる
④ユーモアを入れて親子で楽しむ
⑤ままごと遊びを利用する
⑥「どっちがいい?」と子供に選ばせる
①残り時間を予告しておく
• 「あと3分だよ」とか「あと1分だよ」などと移行するまでの時間の予告を声掛けするとか。またはですね、タイマーとかそう言った音が鳴るようなおもちゃを使って、「約束の時間が近づいてきたよ」というのをわかるようにしてあげるということです。そしてその時間になったら、例えば「もうお風呂から上がる時間だよね」とか「さあ寝る時間だね」などと言ってあげるということですね。
②変わってない点を伝えるというのも良い
• 例えばですね、いつもとは違った場所で食事をするといった時とかには、いつもその子がですね「大切にしているおもちゃも持ってきてもいいんだよ」とそのように声をかけて、なるべくその子が安心できる環境になるようにしてあげたりとか。あとは新しい料理のメニューを出す時には「これもお母さんが作ったご飯だよ」と言ってあげて、「今までと変わってないよ」というように伝えるというのも効果的だと言われています。
③「~したら次は~しよう」という見通しを立てる
• 例えばですね、お風呂上りなどは「お風呂から出たら体を乾かして、ミルクを飲んで、そしたら寝ようね」といった感じです。順序が分かると、心の準備ができてくるようになります。一つ一つ見通しを立てるということですね。
④ユーモアを入れて親子で楽しむ
• 例えばですね、夜寝る前に。ベットの方まで行って羊の鳴き声を真似て「メーメー」と言って。「もう寝る時間を知らせる羊が来ましたよ~」というような感じですね。子供がそのように「今楽しい」と感じるような雰囲気を作って、眠りを促すようにしてあげたりする。そんなユーモアを入れてみるということですね。
⑤ままごと遊びを利用する
• これは人形とかぬいぐるみを使ってですね、例えばご飯ができていてもまだ遊びに夢中になっていたら、ぬいぐるみの人形とか指人形を使ってですね、「あっご飯ができてきました。さてどうしましょうか?お腹が減ったのでご飯を食べてからまた遊ぶほうがいいかな?と思うんだけどなぁどう思う?」とぬいぐるみを使いながらですね、お話をしてあげたりとか。ままごと遊びを通して働きかけるのもいいということですよね。
⑥「どっちがいい?」と子供に選ばせる
• 例えばですね、お風呂から上がって髪を乾かすという時「お母さんに乾かしてほしい?それとも自分でやってみたい?」とか。寝る前の対応であれば「寝る前に本を読んでもらいたいかな?それとも歌を歌う?」など子供に選択肢を与えるということですね 。
私自身もですね、小さい時このユーモアというものはですね、とても大切だったなと思います。
「楽しかったなぁ」と思えることというのは、とてもその後の行動変化はすんなり行動に移せたり。
安心して眠ることができたり。ご飯をちゃんと食べることができたとか。充実感を得てその後の行動をとっていたなぁと思いだすことが出来ます。
私はですね、小さい時母方の祖母の家で暮らしていたことがあったんですが、よくですね、その祖父が夜の晩酌をした後にですね気分良くなって、歌を歌ったりとかしていたんですね。たまに踊ったり。
民謡とか、昔の言葉使いで面白おかしく祖父は私を笑わせるように唄をうたっていたんですね。
私はその唄をきいて「もうこの後寝るんだな」と次の行動を予測していました。
このような対応は面倒に思えるかもしれないんですが、「次の行動に進めない」という不安とかリスクを親子で減らすことができてくると思います。
長い目で見ていけば親の負担を減らすという面と。子供の自己肯定感を育てるという面。
この両方ともに良い面も生まれてくることもあると思います 。
敏感気質を理解して、人一倍敏感な子のペースを考えながら親子で負担を減らしつつ行動できるとよいですよね。
今回は「HSCが行動変化を負担に感じないための六つのポイント」についてお話しさせていただきました。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
それではまたお逢いしましょう(^^)
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