壊れた掃除機と経過した日々のこと。
毎週月曜と金曜は掃除機掛けの日になっている。朝ご飯を先日焼いたスコーンとワッフルで済ませ、暑くならないうちにと、掃除機を取り出した。リビングの椅子を廊下へと運び出し、キッチンとリビングに掃除機をかける。
しかし困ったことに、かけ始めてすぐに掃除機がおかしな音を立てだした。まるで、空回りするような弱弱しい音。不思議に思ってブラシ部分を覗いてみると、回転していない。さてはゴミが詰まったかと、あらゆる部品を解体し、巻きついた髪の毛やほこりを掻き出してやる。さあ、うごけ。そう願いな