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近い将来のことを考えて、今のうちにやらないといけないこと。【毎日読書日記#325】

超高齢社会に直面する2040年を展望した社会保障・働き方改革(厚労省)

『2040年の日本』全文公開 はじめに

「2040年の日本」― 未来の予測と私たちの役割をAmazonオーディブルで

1年前

『2040年の日本』:全文公開  目次

メタバースは、さまざまな夢を実現してくれる可能性がある半面で、多くの問題をはらんでいる未知の世界だ。 従来のSNSと同じく、中毒性の問題や収集されるデータの活用の問題があるが、それだけでなく、巨額の脱税や巨大なブラック経済圏が誕生してしまうおそれもある。

「レベル5」と言われる完全自動運転が実現すれば、社会に大きな変化が生じ、われわれの生活環境は大きく変わるだろう。 自動車は保有するものではなく、必要になったときに呼び出して使う無人タクシーになる可能性がある。そうなると、駐車場が不要になるので、都市の土地利用が大きく変わるだろう。

AIは単純労働を自動化するが、DAOは管理職の仕事を自動化するのだ。企業の管理職が現在行なっている仕事の大部分は、DAOによって取って代わられる可能性がある。 #2040年の日本

20年後、いまと同じ社会が続いていると無意識に考えていないか。2040年、国民の年金や医療費などの社会保障負担率は驚くべき数字になる。現在と同じような医療や年金を受けられると思ったら大間違いだ。 https://diamond.jp/articles/-/318577

『2040年の日本』全文公開 第5章の1

メタバースを日常生活に利用することがもっと進められてよいだろう。まず考えられるのは、買い物での利用だ。 自動車を購入する前に試乗してみたい人は多いだろう。メタバース上であれば、それが簡単にできる。

「パラメトリック保険」とは、事故の発生に応じて、ただちに保険金を支払う保険だ。フライト遅延が確認された場合に、スマートコントラクトによって自動的に保険金の支払いが行なわれる保険が、すでに提供されている。 #2040年の日本

ブロックチェーンとスマートコントラクトによって、無人企業DAOが可能になる。金融サービスではすでに稼働しているが、今後、多くの分野に登場するだろう。これによって、人間の働き方が大きく変わる可能性がある。 #2040年の日本

メタバースには、VR以外に、テレプレゼンス技術の中の遠隔技術とデジタルツイン技術、そしてブロックチェーン技術が含まれている。私は、これらの技術の潜在的な価値はきわめて大きいと考えている。医療分野での可能性はもちろん、その他の分野でも、大きな可能性があるはず

「スマートコントラクト」とは、コンピュータのプログラムの形に書くことができる契約のことだ。ある条件が満たされたときに、どのような行動を取るかを決めている。これをブロックチェーンに記録しておく。そして、事態が生じたら、行動を指令する。

ブロックチェーンとは、改ざんできないデジタル情報を記録する仕組みだ。 「プルーフ・オブ・ワーク」という仕組みで、改ざんができないようになっている。 比喩で言えば、石に簡単に文字を刻むことが可能になったようなものだ。そこに刻まれた文字は、改ざんできない。

『2040年の日本』全文公開 第5章の3

ブロックチェーンとスマートコントラクトによって、無人企業DAOが可能になる。金融サービスではすでに稼働しているが、今後、多くの分野に登場するだろう。これによって、人間の働き方が大きく変わる可能性がある。

『2040年の日本』全文公開 第5章の5

『2040年の日本』全文公開 第5章の4

NFT(非代替性トークン)というブロックチェーンの新しい技術を用いると、メタバース内のデジタル創作物を売買することができる。ただし、NFTの意義は強調されすぎているように思われる。

近い将来に可能になると思われるものとして、運転免許証の試験がある。筆記試験と視力検査は、オンラインで行なうことが可能だろう。 問題は実技試験だが、メタバース上に設置されたシミュレーターで受験者が運転を行ない、その結果を採点することは、十分可能だろう。

『2040年の日本』全文公開 第5章のまとめ

『2040年の日本』:サポートページ                   

『2040年の日本』全文公開 第5章の2

われわれは、未来の世代に対する責任を果たしているか?(「2040年の日本」より)

『2040年の日本』(著:野口悠紀雄)~客観的に見て日本の未来は暗い。できることは限られているが本書を読んでから未来を選択して欲しい。~

2040年で絶望したくない方は、読んで自分なりの対策を取らないと、悲惨な老後を過ごすことになるでしょう。『2040年の日本』