陰部:女性器を「snatch」というのはかなり下品な英語で女性はまず使わない。古い米国映画では出てくる言葉。淑女ならば「private area」というのが望ましい。猫を昔は「プッシー」と呼んだが、今では女性器を指すので、猫は「プスpuss」となった。
カシミア:カシミヤ、繊維の宝石。カシミアゴートから取れた動物繊維、またそれを織った毛織物。名前はインドの北部高山地帯のカシミール地方の古い綴りに因む。シルクロードを経てローマに運ばれてこの名が起こったとされる。 本物語では裏地以外はカシミアのワンピースを高島都は着せられた。
簪:かんざし。簪を使う殺人術で有名なのは、簪で延髄を刺す『必殺仕事人』の「飾り職人の秀」。卓抜した身体能力を使って標的の後ろに立ち、口を押えて声が出ないようにして延髄を刺して殺害していた。首や延髄を刺すのに比べ、耳から脳を刺すのは非常に困難な行為と言える。
OMG:Oh My God! オーマイゴッド。大変だ、ということ。地域、年代によっては、Good Lord!と言う者もいれば、Jesus, Mary and Josephと言う者もいる。いずれも驚いた時、ショックを受けた時に発する言葉。なお、Oh Dear! という場合もある。
電話盗聴:デジタルになる前の有線メインの電話では間に盗聴器を挟んで録音したり、直接盗聴した。その為、盗聴していると盗聴器の動作によるカサカサという雑音が発生した。敏感な耳ならば気が付く者もいたといわれる。無線主体のデジタル通信では暗号化もあって盗聴は難しくなっている。
悪魔の所業:キリスト教社会では結婚しているカップルの性交渉を神が許すが、結婚前は許されない。西欧のセレブや芸能人がすぐに婚約するのは婚約していれば性交渉について神の前でも許されるからだ。そして、肛門に関係することは悪魔の所業として、どのようなカップルでも許されない。
パイント:ヤード・ポンド法における体積の計量単位。約0.558リットル。現在のイギリスでは、パブなどでのグラス入りのビールやサイダーおよび牛乳の販売にのみ使用。日本でのアイリッシュパブなどでは便宜上いちパイント単位での販売はあるが正式な販売単位とはされない。
エルメス:1837年に設立されたフランスの高級品メーカー。皮革製品(鞄、財布等)、香水、ジュエリー、時計等を扱う。馬具工房として始められたが、3代目のエミール=モーリス・エルメスは自動車の発展による馬車の衰退を予見し、鞄や財布等の皮革製品に軸足を移した。
グローバル・ファーマ:国際的規模で事業を展開している製薬会社。2020年、トップ10の内7社が米国籍、スイスが2社、デンマーク1社。日本で一番ランクが高いのは18位の第一三共。10位のブリストル・マイヤーズでさえ、1370億米ドルの時価総額。
W型エンジン:多気筒化によるスムーズなエンジンの動きや振動も大切だが、V型やW型の利点はエンジン長を短くできることだ。短いほどコンパクトとなり、エンジンルームのパッセンジャー側に寄せることができて、重量物を車両の中心に近い位置に置くことができる。これにより回頭性などが向上する。
カラオケ:空っぽのオーケストラの略。歌手は楽団がいて、演奏してもらっている前で歌うのだが、楽団がいない場合はテープなどを流して歌った。昔の演歌歌手によると「オーケストラが本来いる場所が空っぽ」から「空っぽのオーケストラ」→「空オケ」→「カラオケ」となっととか。
レジェンド:戸籍のない米国などでは別人になることは戸籍のある日本に比べたら段違いに易しい。無論、制約条件が幾つかあるが、それをクリアできるなら別人になることが可能な世界がある。レジェンドとは出生から学歴、職歴までを作ってしまってある別身分のこと。潜入捜査などで使用する。
六本木:苗字に木がつく六家(青木、一柳、上杉、片桐、朽木、高木)があったことから名がついたと言われる。1980年代以降不良外人等が多く、雰囲気が悪かった。2000年開業の大江戸線六本木駅と2003年開業の六本木ヒルズ(約20年かかった再開発プロジェクト)で街の雰囲気は改善。
OFC:無酸素銅。一般的に酸化物を含まない99.96%以上の高純度銅。日本工業規格では無酸素銅および電子管用無酸素銅を規定。抵抗や歪みが少なく音響装置に使用されることが多い。今回、CIAはこのOFCを使用して、ウェスティンを閉じ込めるためのファラデーケージを製作。
秘密の輸出品:国外への物品の持ち出しは意外と難しい。きちんと輸出手続きをしないといけません。第一次世界大戦に登場した新兵器の「戦車」は箱詰めされ、「貯水槽(水を入れるタンク)」として輸出手続きをしたため、その後は「タンク」と呼ばれるようになった。
頭の中の声2:米NYでビートルズのジョン・レノンを殺害したマーク・チャップマンは、「頭の中の声」に従ったと証言したことが知られている。それが何か分からない彼は「神の声」だと思っていた節があるが、CIAのマインドコントロールの結果ではないかとの説が根強くある。
頭の中の声:1980年12月8日、ビートルズのジョン・レノンが米ニューヨーク市にあるザ・ダコタの入口において、マーク・チャップマンに銃撃され、殺害された。マインドコントロールを実験していたCIAが、チャップマンを使い、反米活動を展開していたレノンを狙わせたとの説がある。
超能力:人間に超能力を与えようとする研究は19世紀から始まっていたと言える。先天的(遺伝子レベル等)と後天的(鍛錬や薬物投与等)の二方法があるが、後天的に獲得した性質・機能等は遺伝しないのが通説。ならば遺伝子レベルで特定の性質・機能を獲得させようと考え、実験が繰り返される。
ファラデー: 1791年9月22日-1867年8月25日、英化学者・物理学者で、電磁気学および電気化学の分野で貢献。直流電流を流した電気伝導体の周囲の磁場を研究し、物理学における電磁場の基礎理論を確立。若い頃は化学兵器の製作を依頼されたが断った。名著『ロウソクの科学』が有名。
ファラデー2:各地の科学者と交流し、世界の優秀な科学者たちを集めた金曜講演(1825年~)を行ったほか、一般向けの講演も多く行い、少年少女向きのクリスマス・レクチャーは1827年から1860年まで19回行った。名著『ロウソクの科学』は1860年の同レクチャーをまとめた物。
看護師:なるのが大変な割には勤務は過酷で、処遇(給与)が低いというアンバランスさが離職率の高さに繋がっている。看護師本人の気持ち・やりがいに頼った勤務形態では、やがては疲弊して辞めていくのは当然の結果と思われる。夜の仕事を副業にしている看護師が多くなってしまうことも。
ホテル料金:インバウンド需要もあり、コロナ前は順調に値上がりをしていたホテル料金もコロナの影響で入国制限が始まると半分や三分の一に下がった。少ない需要を奪い合う状況が市場価格に反映された結果と言えた。コロナ後は急速に価格が回復しているが、国内需要はどうだろうか?
多気筒エンジンのメリット:エンジンの振動を減らし、滑らかにするには気筒を増やす。気筒を増やすとクランクシャフトが小さい角度で爆発を受けて振動するので、これを平準化するには爆発の頻度を多くする。直列6気筒や180度V型12気筒等は回転角度が60度で一回爆発して互いの振動を消す。
鬼ごっこ:世界中にある子供の遊びの一つ。メンバーから鬼(オニ)を一人決め、それ以外は子として決められた時間内に逃げ、鬼が子に触れれば鬼が交代する。場所の制限や鬼の力の制限などバリエーションがある。500ものバリエーションがあると言われる。
6フィートアンダー:「死んで、埋められる」ことを言う英語。棺が地表から6フィートほど地下に埋められることから。大昔からある言葉のようで、実際には20世紀中ごろから小説に登場した言葉とされている。
ジョン・ドー:事故現場では名前の特定できない怪我人には[ジョン・ドー]と名前を貼る。在日米国大使館経済分析官ジョン・デイヴィッド・コーヘンの「デイヴィッド・コーヘン」はユダヤ人の名無しの権兵衛に相当する。
特殊部隊:各国軍の特殊部隊には徹底的に訓練される技があるとされる。中国軍の特殊部隊は寸分違わぬタイミングで突入できると言われている。これは立て籠もり犯や建物内のテロリストにとっては対処し難い行動パターンで、全滅させられると言われている。部隊内の日ごろからの絆が大切なのだろうか。
CIA本部:米国バージニア州ラングレーにある。情報コミュニティでは「ラングレー」で通用する。正式名は「ジョージ・ブッシュ・情報・センター」。ブッシュ(父)のようにCIA長官から大統領になったケースは極めて珍しい。政治的ポジションでもあるので、内部昇格で長官になることも珍しい。
離婚理由:男女共1位は「性格の不一致」。違いがあるのは、男性3位は「(妻の)異性関係」だが、女性では「(夫の)異性関係」は5位。妻は夫の浮気を修復可能と考え、夫は修復不可能と考える傾向のよう。女性が浮気をするのは、よっぽどの決意が必要だからこそ問題は深くなり、修復不可能なのか?
サルート:ワコールのランジェリー・ブランドの一つ。女性はかなり好き。田口静香は普通に使っているし、三枝のぞみは似合う女性になりたいと頑張っている。刺繍が多いので、外に響かないのか、男性は気になるところ。女性の気分が高揚することが大事なので、男性陣は理解を持ちましょう。
ファラデー・ケージ:電場を遮断する効果のある空間及びその装置。ファラデーは静電気を研究中、帯電した導体の表面にしか電荷がないことを発見し、導体内部の空間には何も影響を及ぼさないことを証明。電荷が内部の電場を打ち消す為で、携帯電話等の電波が外に出ないことから機密会議に使える。
バイキング:厳密にはバイキングとビュッフェは違うものらしい。混同している人が多いため、順番や回り方に拘る年配者がいまだに多いことが目につく。食器の使い方も誤解が多い。ビュッフェはコース料理をばらして、好きな物を選べるようにしたもののため、都度新しい食器を使用するのが正しい。
ネットワーク:国外に出た場合、国ごとにまとまって問題に対応するのは悪いことではない。特に制度や法律などの情報が不足するため、高い金を払って弁護士やコンサルを雇ったりもするが、同業者同士での情報交換には益はある。しかし、その他の場面でべったりしていると談合を疑われるため要注意。
相性:多くの場合、男女の性的快感が一致すること。強弱、テンポ、タイミングなど要素はいろいろあるが、最終的には互いに納得いく快感が得られると「相性が良い」と言われる。その為、実際に体を接してみないと分からないとか、過去や他の人と比較しているケースもあり、男女関係の複雑さの要因。
ブラウザ:世界初のインターネットブラウザは「ネットスケープ・ナビゲーター(NN)」。イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のマーク・アンドリーセンとジム・クラークが作成。NNを初めてダウンロードしたは日本人と言われている。NNの成功を受けて、マイクロソフトのブラウザ開発が本格化。
呼び方:米国では社長までファーストネームで呼ぶ会社は結構ある。日本では役職名(部長など)から苗字+さんに変わりつつあるが、ファーストネームはハードルが高い。会社内の上下の距離感が縮まる効果があり、チームワークも育ちやすく、いろいろ相談しやすいため、信頼感が育つ。