死にたいと 思い続けて それでも歩む 希望へ向かう 道を今
好きだ好きだと 言う人よりも 何も言わない 君がいい
冬が嫌いと 笑ったきみと 生きる冬なら 僕は好き
白鷺鳴いて 氷柱がゆれる 滲む景色に 君想う
陽射し傾く 寒空見上げ きみを思えど 春遠し
交わした言葉 二人の時間 星屑のよう 明けに消ゆ
眠れぬ夜に 君を思いつ やね雪落ちる 音をきく
「好き」と言えたら 終われるのにと ふぶき寒空 立ち尽くす
三千世界の 烏でさえも 私なんぞは 気に留めず