半休とって三菱一号館美術館の『芳幾・芳年 国芳門下の2大ライバル」を見てきました。歴史や古典作品に基づく絵が多かったので、楽しく鑑賞することができました。迷った末に図録を買わなかったのを今更後悔。写真は、今昔物語巻25第7話に基づく芳年の絵です。
江戸後期の浮世絵師、落合芳幾と月岡芳年を特集した「芳幾・芳年―国芳門下の2大ライバル」展を観た。浮世絵世界では、人々の表情は一律にぺらっとした記号である。なのにカッコいい。おびただしく描きこまれたディテール。そして、なによりあの容赦ない「血みどろ」よ!江戸パンクだ!