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Twitterともinstagramとも違う試み。

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最近の記事

備忘の記:日本の絵師/画家の逸話の探し方

はじめに絵師の逸話集めをひとつの趣味として、これまでX(旧Twitterっていちいち書かないと通じないんよ、イーロン・マスク!)のアカウント(@artistian_net)で紹介してきました。 たとえば、こんな感じです。 マニアックな趣味ですが、「逸話の探し方を知りたい」という方が少ない数でも需要は一応あるようですので、この際まとめてみたいと思います。 とはいえ、わたしもここで書いていった通りに筋道立てて逸話を集めてきたわけでありません。もっとこうしておけばよかったとい

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    • 没ネタの記:月岡芳年の箱庭への異常な愛情

      これまでARTISTIANで何回か浮世絵師・月岡芳年の箱庭趣味について触れてきました。 箱庭制作に駆り出され、完成したらしたで早朝から箱庭の手入れを任される芳年の弟子たちの嘆き・・・はては箱庭を借金のカタに取り上げられたことなどを紹介してきました。 今回はあまりにマニアックかつ長い引用になることから簡単な紹介にとどめていた、『やまと新聞』に掲載された月岡芳年の箱庭についてご紹介します(絵でも描ければ、箱庭を再現した絵をつけたいところですが・・・)。記事のタイトルにした通り

      • 没ネタの記:小林清親と宮武外骨の接点

        浮世絵師・小林清親と奇人にして稀代のジャーナリスト・宮武外骨。今回はそんな二人の接点についてご紹介します。 ※もともとARTISTIANに書こうとしていた記事ですが、引用が大半を占めたこと、接点を補強するような逸話のパンチが弱かったことから、こちらに書いて成仏させてもらうことにしました。 二人の略歴に見る接点まずは二人の略歴から接点を見出してみます。 小林清親 弘化4年8月1日〈1847年9月10日〉、本所御蔵屋敷頭取の子として江戸に生まれる。父の死により15歳で家督

        • 加筆の記:月岡芳年が通った遊女・幻太夫

          幕末・明治期を代表する浮世絵師のひとり、月岡芳年。彼が通っていた遊女「幻太夫」について以前に記事にしました。 ※記事を書いた当初「幻太夫」の読みを「げんだゆう」と思い込んでいましたが、よくよく資料をあたってみると「まぼろしだゆう」が正しい読みでした。URLが http://artistian.net/yoshitoshi_gendayu/ となっていますが、今さら訂正もできず現在に至っています。 浮世絵にもたびたび登場した幻太夫。遊女では珍しかった切り下げ髪、阿弥陀如来

          未完の記:浮世絵師のグロ絵を捜索した話

          ※タイトル通り、未完のまま公開しています。スッキリした結末ではないため、その旨ご了承ください。 気になる新井芳宗の「グロ絵」以前に浮世絵師・月岡芳年の弟子、新井芳宗(二代歌川芳宗)のことをARTISTIANで記事にしましたが、このときに載せることができなかった絵があります。 ※以前の記事はこちらから。 この記事の「皮むき獄門を自分の顔で再現」という逸話で登場する絵です。 記事を読んでいない方に手短に説明すると、顔の皮をむくという拷問の絵を描けと新聞社から命じられた芳宗

          未完の記:浮世絵師のグロ絵を捜索した話

          noteで試してみたいこと

          今年はなかなかArtistian本体の記事を更新できていません。 とはいえ新たに分かったことはこれまでの記事に追記する形でこっそり更新しています。 noteでは、記事にまだできていないけど「ここまでは調べている」とか、こんなことがわかったので「ここに加筆している」などといった情報をいわば備忘録や小ネタとして書いていければと考えています。

          noteで試してみたいこと