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覚醒するための努力なんてしなくていい

地球に生まれたからには自分が思ったとおりに自己表現し、人間として個性を存分に発揮すればいいだけの話で、覚醒しなければ人生が思うようにならないということではありません。

それまでとは生き方が変わるくらいの覚醒体験をする人もいますが、それはその体験から学ぶことがあるからそうなっただけで、全員がそういう過程を経なければならないということではないし、その体験がなくても立派に人生を全うする人もいることを理解してください。

それはどちらがいいとか悪いとかいう話ではないし、必要な人に与えられる体験があるだけで、覚醒体験をした人全員が素晴らしい人格者であるかというと、それはまた別の話であるということも知っておきましょう。

人間としてこの地球に生まれてきたのには必ず理由があります。それぞれが決めたテーマがあって、それに沿って人生を歩んでいくわけですが、人生の目的が覚醒することではなく、その体験をすることで新たな視点や世界観を得て、周りにいい影響を与えていくということはあっても、その体験がなければダメなのだということではありません。

そしてもう一つ、覚醒すれば全てがうまくいくということではないし、極論を言うと、覚醒という体験はしてもしなくてもどちらでもいいんです。
それよりも人としてどう生きるかに重点を置かないと、覚醒さえすれば全てOK!みたいな短絡的なことになっちゃいますからね。

よく例え話として言われる話ですが、富士山の頂上に行くためにはいろんなルートがあり、それは人生においても同じです。静岡県側の五合目までバスで行ってそこから登り始める人もいれば、山梨県側の麓から登る人もいて、これには正解があるわけではないし、登山者の好みや判断で決まります。

人生の奥義を深めるために瞑想や禅やヨガなど様々な手法があって、それによって気づきや悟りを得るということもあるし、自己表現や仕事を通してそういう境地に達する人もいます。ある日突然目が覚めるという覚醒体験をする人もいるし、ゆっくりと坂を登るように真理を会得し、覚醒したという実感がない人もいますからね。

ともすると、人間は〇〇さえ手に入れば人生が好転する!みたいな条件付けをしがちなので、経験から何を学ぶのかということを優先したいですね。
サッカー元日本代表監督の岡田武史さんが言ってましたが、今まではトライ・アンド・エラーだったけど、これからはエラー・アンド・ラーンなのだというのはその通りだと思います。

なぜかというと、今後は前例のないことばかり起きるだろうし、データもマニュアルもない世界になるのだから、やってみてどうなのかを試すしかないからです。だから今までのようにみんなで一緒にやってても意味がないし、AさんとBさんの言うことが違うけど、どっちを信じたらいいのだろうじゃなくて、あなたはどうしたいのですかってことですよ。

そのためには自分を信頼し、直感やインスピレーションとして受け取ったことを行動に移し、自己表現していくことです。あなたには欠けてるものなどないし、足りないものもありません。もうすでに全てのものが揃っているのですから、ないものねだりや条件付けをすることなく、自分が信じた道を歩いていってください。


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