しかしながら、「猫の力」名誉毀損裁判は、請求認容に至るまで超えなければならないハードルが多く、訴状と証拠を見た限りでは今後どのように立証して組み立てていくのか想像もできないものもあります。神原元弁護士が隠し玉を持っているならばともかく、少し厳しいというのが私の印象です。
原告タテナオコさん、被告森奈津子さん「猫の力」名誉毀損裁判の訴状を読んだ印象は、神原元弁護士らしくないというものでした。受任すること自体が弁護士としての評価に繋がる植村隆さんのような依頼者を除くと、手堅い事件を受任しているというのが私の印象でした。
被告の雁林さんが裁判費用を募金で補っているから慰謝料を増額するという判決は、徳島県教職員組合委員長が中曽根千鶴子さんの住所氏名が記載された戸田久和門真市議のウェブサイトを閲覧していたが、住所氏名まで見たとは言えないから時効の起算点とはしないという判決に匹敵する迷判決です。
今回の北村紗衣さんと雁林さんの民事訴訟に神原元弁護士が訴訟代理人として就任しているのはご存知のとおりですが、徳島県教職員組合街宣業務妨害事件民事訴訟の控訴審から神原元弁護士が訴訟代理人として加わっています。裁判所におかしな判断をさせるあたりは神原元弁護士の力量のなす業でしょうか。
勝ったときだけ「正義は勝つ」と報告する神原元弁護士を批判する方がいらっしゃるようですが、神原元弁護士の論理では敗訴すれば「正義ではない」ことになるわけですから、依頼人に気を遣って裁判の報告をしていないのだと考えています。神原元弁護士は、依頼人の利益第一の理想的な弁護士です。
神原元弁護士は勝訴した裁判のときに「正義は勝つ」などと述べていい気分になられている様ですが、神原元弁護士に依頼して様々な要因で敗訴した元依頼者が「俺は正義ではないとでも言いたいのだろうか」などと疑念を抱くかもしれないと想像することすら想定していないとしか考えられません。
NAOKO TATEさんが神原元弁護士に訴訟代理人を委任して森奈津子さんに吉祥寺米騒動絡みで民事訴訟を提起したそうですが、この民事訴訟の書証として必ず提出されるであろう書面が田山たかしさんの金井米穀店関連のnote記事であることを考えると胸が熱くなります。
大阪市北区堂山町傷害事件の公判で、神原元弁護士は被告人の利益を守ることと同時に映画「沈黙〜立ち上がる慰安婦」のスタッフをも守らなければならなかったはずです。しかしながら、スタッフに好意的な対応をしていた茅ヶ崎市の外郭団体のトップに対して「威嚇的」な尋問を行なってしまったわけです。
田山たかしさんのnoteでも触れらずあまり知られていないと思うのですが、神原元弁護士がnoteを始めています。神原元弁護士と言えば「正義は勝つ」などというチャイルディッシュな価値観を開陳なさる方ですが、そのような価値観がどのような土台から形成されたのか理解する一助になりそうです。
一般社団法人Colaboへの「謝罪」動画から神原元弁護士が法的対応と広報的な対応も受託しているものと思われますが、神原元弁護士は気を回して慎重な対応をするということが苦手なタイプであると私は思っていますので、一般社団法人Colaboはは困難なミッションにチャレンジ中と言えます。
熊谷千葉県知事に関するポストに対し、菅野完さんが「なんか辛そうやね。飯、奢ったろか?」と仰っているのですが、反差別メッセージの募金を全額横領し、その間に「みかわ是山居」の高級天ぷらを食べて、若い人もたまには贅沢した方がいいとポストする方から奢ってもらうなんて怖いです。
神原元弁護士らが唱える非武装中立により国を守るということは、国際社会が日本を守る前提として国民が侵略者に殺されなければなりません。侵略者が現れたときは、非武装中立を唱える神原元弁護士はご自身や愛するご家族の命を非武装中立という理想のために捧げてくださることでしょう。
神原元弁護士の依頼者の暴走を止めるスキルについては、北新地大学院生リンチ事件の民事訴訟で伊藤大介さんが民事訴訟を提起したことが不法行為にあたるとして反訴を提起したことを止めることができなかった時点でまったく持ち合わせていないという結論に至りました。