信仰と文芸 信仰が花に咲いたら、良き文芸が生れる。 文芸が実を結んだら、信仰が美的状態に発現する。そういう信仰が大乗の信だ。 そういう文芸が惇善の文だ。 しかるを信仰がかたくなで隠居したり、文芸がだらけて飛上ってる間は、とても角ても闇の夜だ。 「天業民報」大正14年6月14日
すべてが利害・得失・功利主義で動いている社会に対して、宮沢賢治は身を捨てでも雨ニモマケズ風ニモマケズを書き残した その教えを説いたのが田中智学という新興宗教団体の祖だった 八紘一宇も田中が説き、日本を中心とした大東亜共栄圏、あるいは五族協和の理念になり、満州事変につながった