大阪大学らは、簡単な電圧操作でイオン透過性が自在に変えられるイオン交換膜を開発した。本研究成果によって、ナノポア膜を用いた海水淡水化や塩分濃度差発電の性能向上が期待される。 https://resou.osaka-u.ac.jp/ja/research/2024/20240530_1
東京大学らは、ムチンの一種であるMUC6の喪失が直接胃癌の発生を引き起こすことを明らかにした。 この研究成果は今後そのほかのムチン形質変化による多種多様な疾患への関与の解析につながることが期待される。 https://www.h.u-tokyo.ac.jp/press/__icsFiles/afieldfile/2024/04/11/release_20240411.pdf
東京大学らは、様々な生分解性プラスチックが、神奈川県の三崎沖などで、微生物により分解されることを世界で初めて明らかにした。生分解性プラスチックの研究開発の進展が期待される。 https://www.a.u-tokyo.ac.jp/topics/topics_20240126-1.html
海洋研究開発機構らは、リュウグウのサンプルに含まれる可溶性成分を抽出、精密な化学分析を行い、組成や含有量などを明らかにした。本成果は初期太陽系の物質進化を紐解くなど、生命誕生に繋がる化学プロセスをどのように導いたか重要な知見となる。 https://www.kyushu-u.ac.jp/ja/researches/view/974/
産業技術総合研究所は、スーパーエンジニアリングプラスチックを、直接、原料物質に分解する技術を開発した。ここで生成される原料物質の1つであるビスフェノールSはスーパーエンプラを構成する汎用的な原料であり、合成に再利用することができる。 https://www.jst.go.jp/pr/announce/20230817/index.html
人工光合成化学プロセス技術研究組合(ARPChem)らは、太陽光を利用して、水を高い効率で分解して酸素を生成できる赤色透明な光電極を開発、世界トップレベルの太陽光-水素変換効率10%を達成した。 https://www.meti.go.jp/policy/tech_promotion/kenkyuu/saishin_2021/20.pdf
東北大学らは、NECらが新たに開発した国産 8 量子ビット量子アニーリングマシンを利用し、将来のコンピュータシステムに関する共同研究を開始した。安全・安心で持続可能や社会の構築に貢献していく。 https://www.tohoku.ac.jp/japanese/newimg/pressimg/tohokuuniv_press0628_02web_8bit.pdf
理化学研究所らは、2023年3月27日に量子コンピュータをクラウド公開し、外部からの利用を開始する。 https://www.riken.jp/pr/news/2023/20230324_1/index.html
産業技術総合研究所らは、植物が作り出すカフェ酸の薄膜層を有機半導体デバイスの電極表面に形成することで、電極から有機半導体への電荷の注入効率が向上し、デバイスに流れる電流を大きくできることを発見した。 https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2022/pr20221203/pr20221203.html
産業技術総合研究所らは、カシューオイル黒色樹脂の表面に微細な凹凸を形成して光を閉じ込めることで、可視光の99.98%以上を吸収する「至高の暗黒シート」を開発しました。このシートは、視覚表現にこれまでになく高いコントラストを提供する。 https://www.aist.go.jp/aist_j/press_release/pr2023/pr20230118/pr20230118.html
産業技術総合研究所、日本電信電話株式会社は、電子回路ではなく、シリコン光集積回路を使った超低遅延かつ消費電力の少ないニューラルネットワーク演算技術を開発した。デジタル電子回路を補完するAIアクセラレーターへの応用が期待される。https://www.jst.go.jp/pr/announce/20220630/index.html
東京大学らは、障害調整生存年での評価が可能となるような、毎日の睡眠の質を計測する自記式質問票と回答結果の解析手法を開発、日最低気温が25℃を上回ると睡眠は悪化し、その被害は熱中症の死亡に匹敵することがわかった。 https://www.k.u-tokyo.ac.jp/information/category/press/9748.html
東京工業大学らは、表面弾性波の孤立パルスの発生技術を開発し、その技術を用いて単一電子の高効率な移送を実現した。本移送技術では、まわりの量子ビットへの擾乱を抑えた量子情報の移送手段として、量子ビットの集積化の実現に貢献する。https://www.titech.ac.jp/news/2022/064783
東京大学、大阪大学らは量子計算機による量子多体計算アルゴリズムに伴う起源不明のエラーを効率的に除去する手法を開発した。この手法は、演算精度が比較的低い量子ビットを多数備えている量子計算機において、大きな威力を発揮するものと期待される。https://group.ntt/jp/newsrelease/2022/07/06/220706a.html