被写界深度って何さ? 「F値が小さくなるほど被写界深度は浅くなり、大きくなるほど被写界深度は深くなる。焦点距離が長くなるほど被写界深度は浅くなり、短くなるほど被写界深度は深くなる。撮影距離が短くなるほど被写界深度は浅くなり、撮影距離が長くなるほど被写界深度は深くなる」。なるほど。
被写界深度とは? 「ピントを合わせた部分の前後のピントが合っているように見える範囲のこと。被写界深度はF値、レンズの焦点距離、撮影距離(被写体とカメラの間の距離)で決まる」とのこと。「前後のピントが合っているように見える範囲」の「合っているように」と煮え切らない表現がいいですね。
「近くから遠くまでパンフォーカスで撮影するには絞りを絞って手前1/3にあるものにピントを合わせる。しかし、どこにピントを合わせるか? F11〜16などとどの程度絞るか? 絞りすぎると回折現象によって画像の低下が発生するのでは? などと悩む」とのこと。この「手前1/3」ってのが謎。
「ピントを合わせた部分の前後のピントが合っているように見える範囲に被写界深度がある。被写界深度が無限遠にまで達する、カメラから一番近いピント位置が過焦点距離。この過焦点距離を使って撮影すれば遠くまでパンフォーカスに撮影することができる」。僕は「過焦点距離」がわかっていないんだな。
今日のF値は5.6。パンを撮ったがパンフォーカスではない。ロングショットという撮り方があって「被写体からかなり離れた位置で撮影し人物の全身も周りの情景もフレームに収めるショット」のこと。で、これはピントの話ではない。ロングショットがパンフォーカスなのがディープフォーカスなのでは?
今日のF値は6.3。パンを撮ったがパンフォーカスではない。で、ディープフォーカスの逆はシャローフォーカス。「被写界深度が浅いので撮像面の一つの平面にだけ焦点が合っており、残りの平面は焦点があってない状態」 うーん、被写界深度が浅くても、全体に焦点があっている写真ってあるけどなぁ。
今日のF値は5.6。パンを撮ったがパンフォーカスではない。パンフォーカスなのかディープフォーカスなのか問題なのですが、僕が思うにディープフォーカスだがパンフォーカスではない写真はあるような気がして。景色を撮ったけどピンボケ写真。それはディープフォーカスだがパンフォーカスではない。
今日のF値は10。焦点距離32mm。「写ルンです」もF値は10で焦点距離は32mm。撮影距離は「日中・屋外:1mから無限遠」。「パンフォーカス」って「無限遠」ってことなのかな? 過焦点距離はその2倍の2mで許容錯乱円も関係している由。なるほど・・・僕には全くわからない。とほほ。
今日のF値は16。カメラの上部についているΦに気づく。これは距離基準マークと言うらしく、カメラ内のイメージセンサーの位置を示す印。つまり、焦点距離はレンズの先からではなく、このΦからの距離とのこと。へー。あと、カメラの上部って「軍艦部」って言うのですね。ほー。知らないことだらけ。