村上春樹『1Q84』(新潮社)は、私が期待した話ではなかった。麻原彰晃を典型として描き出さず「天吾と青豆、天吾と父」の<対幻想>の物語だった。しかし対幻想は吉本隆明『共同幻想論』で衝撃を受けていた。村上父も関係ある、法然から親鸞への浄土思想がオウム問題への解答だと、私は結論した。
【幸せな今を手向ける】 今 わたしが ここにいるのは あなたがたの おかげです 生かされている この喜びを 伝えます このことばが、 心のうるおいとなれば幸いです。 笑顔に満ちた一日となりますように!