常服を購入する為に電子商店街に立ち寄った。 大騒音の海嘯を滑走するヒト達に思いを馳せ、 巣掻く熱帯雨林の枝川をぽつぽつと邌り行く。 心に触れた物をリストより拾い上げると、 袖口の意匠は干渉縞に過ぎなかった。 有の波に乗らずに、 非有の波模様を手首に載せる。 浮カブ瀬モ有レ。