
流行りの曲を朝の会で毎朝歌っていた、小学校6年生の頃の地獄のような思い出
小学校高学年から中学生くらいに掛けて大人の世界が少しずつ見えてきまして、ちょっと背伸びしてやってみたことが妙なことになるみたいなことってあると思います。
中二病とはちょっと違うやつです。
あれはあれで伊集院光さんが意図したのとは違う方向で話が進んでいったみたいな話もあるみたいですが、真相はどうなんですかね。
子供が好きそうなものではなくて、大人も嗜むようなものにも手を出して、それが楽しいというか、自分も大人になったような気になるというかね。
最たるところだと、中学校の年間目標を生徒自身が作るみたいなことってどこの学校もやると思うんです。
で。
これを学校の前にデカデカと張っているんですけど、言葉選びが独特なんですよね。
「Run~風と共に~」
みたいな。
なんかね、英語入れがち。
そしてサブタイトル付けがち。
こういうのカッコいいいと思うセンスってあるんですよね。
小学生のセンスだと、金とか銀の折り紙が好きみたいな感じで、それがこれくらいの歳になってくると、大人が生み出すものを子供のセンスで解釈して好むっていう時期に入ってくる。
高野政所さんっていうミュージシャンの方はかつてこれくらいの年代の子供が「ZとかXとか好き」みたいな感じで評されたことがあってあーなるほど、って思ったことがありますけど、まぁそういうことです。
で。
これはもう黒歴史というかね。
私も考えてみたんですよ。
あ、勿論中学校の年間目標はこのセンスでした。
そうしたらね、ありましたよ。
結構身の毛もよだつようなやつが。
確か小学校6年生の頃だったと思うんです。
朝礼でその日の日直がスピーチして、連絡事項を話して、で、音楽の教材に書いてある曲をみんなで歌って1時間目の授業が始まるみたいな流れがあったんですね。
そこでね。
少し大人びた子だったかな?
いや、違うな。
その大人びた子と仲良くしていた子供っぽい女の子だったと思うんですけど、朝礼の時間か帰りの会かなんかで「自分たちで選んだ歌を朝に歌いたい」って提案したんですね。
いつも自分たちで選んではいたんですけど、まぁつまりね、流行りの歌を歌いたいっていうことだったんです。
確かに小学校高学年くらいからでしたね。
CDとか買い始めて、流行りの歌とか聴き始めたのって。
だから、音楽の授業に歌うような児童向けの歌っていうのがなんか気恥ずかしいっていう感覚は分かるんですよ。
ただ、クラスの全員で売れてる曲を歌うっていうのはどうなんだこれは、っていうのは5年生だか6年生の子供でもなんとなく思うんです。
でもそれにみんな賛成している。
そして先生もそれを止めない。
確かに先生の心境になってみても分かるんですよ。子供たちが自分たちでやりたいって自発的に言っていることを否定できないじゃないですか。自主性そがれちゃいますかね。
ただまぁ、そのセンスですよ。
当然私たちが出社後に朝の打ち合わせの後でYOASOBI「アイドル」とは謡わないじゃないですか。社歌は歌うかもしれないけど。
やべえなこれ
って思いながら、流石に反対できないですよ
学級委員でしたけどね。
で。
毎朝歌うんですけど、みんなで声を揃えてのカラオケ大会ですよね。
6年4組の朝はいつも
ときの、とびら~~ たた~い~て~♪
とか
もーこいなんてしないなんて~♪
とか聞こえてくるんですよ。
客観的に見ると赤面するしかないんですけど、まぁみんな楽しそうだったのは事実で。流行りのCDをみんながこぞって買い集め始めたのがあの頃だったんですよね。
細長いシングルCDを1000円出して買ってきて。
なんかそれが少し大人になった気がして。
全然大人じゃないんですけどね。
で、その買ってきたCDを手元に置いて、みんなで次の日の朝に何謡うか協議するみたいなことが行われて。
でまた、合唱するには妙な曲が鳴り響く。
流石に「鼻から牛乳」は歌いませんでしたけどね。これは先生も止めるっていうラインを私たちも分かっていたのか、これをみんなで歌うのは違うと心得ていたのかは分かりません。
今思い出しただけで結構恥ずかしいんですけど、救いなのは当時同じクラスだった子と疎遠になってしまっているということです。
今後話そうと思いますけど、30人の学級の中で10人くらい私立受験をしたので、その後連絡の取りようが無かったんですね。
まぁたぶん、昔話っていうとこの辺りのエピソードを掘り起こすことになると思うので、これある種のホラー、怪談話ですよ。
いやー!!
ってなるような。
そんな訳で、私は当時のこんな怪談話を同い年の妻にしましてね。
私は川崎、妻は千葉なので、全く関連性無いんですけど、こんなことがあってねーっていうことを赤面しながら語ったらですよ。
「え?私も鼓笛隊でチャゲアスの『モーニングムーン』やったよ」
…
どこもやってること、同じですね。
あの歌詞、大人のラブですから。
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