ズービン・メータ指揮ミュンヘン・フィルの最新録音(2024年)のブラームス交響曲全集は、自然体の大人の音楽。特に2番と3番はゆったりとした雄大なスケールがいい。来日公演でも改めて実感したが、やっぱりミュンヘン・フィルはチェリビダッケの頃も今も変わらず、世界最高のオケのひとつだ。