ペコ

ロシア・サンクトペテルブルクを本拠地とする芸術愛好振興集団『ペテルで劇場へ行こう!』愛称は「ペコ」です。複数の執筆者により運営されています。現在月一でリモートでの活動を行なっており、どなたでも無料で参加できます。詳しくは記事内のリンクからサイトをご覧ください。

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    「こばつね」が、サンクトペテルブルクの劇場、音楽ホールやオススメの音楽作品の見どころなどを豊富な動画でご紹介します。

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    スタッフそれぞれの芸術への視点やこだわりなどを自由に綴ります。

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    『ペテルで劇場へ行こう!』スタッフが日常のあれこれを思うがままに書き散らします。

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    現地在住スタッフがお届けする「食・イベント・ローカルニュース」などの雑多なご当地情報です。

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    『ぺテルで劇場へ行こう!』リモート版よりミニコンサートの模様など一部をご紹介します。

最近の記事

ヴェルディ 「リゴレット」から『女心の歌』

最近冬でも天気が変わりやすく、昔から言われている「女心と秋の空(その昔は男心だったという話もありますが)」の守備範囲を広げないといけないかなと思います。さて、「女心」というとオペラではまずこの曲です。オペラの4幕で、不良領主のマントヴァ侯爵が歌うテノールの名曲です。 歌詞はこんな感じです。この歌詞をご覧になって不愉快に思われる方々も多いと思います(私もこの歌の歌詞が気に入らなくて、長らくこのオペラを避けていましたが 最近はそのほかの部分(この歌の歌詞だけを別にすると)は素晴ら

    • シューベルト『音楽に寄せて』

      この間の「劇場へ行こう」でバリトン歌手のHさんが「今はまっている曲は…」と紹介してくれた曲です。作曲家シューベルトが、彼の友人の書いた詩に 飾らない、でもとっても素敵な曲をつけました。早速、歌詞の対訳を読んでみると歌詞も素敵です。 Du holde Kunst, in wieviel grauen Stunden,
 Wo mich des Lebens wilder Kreis umstrickt, 
Hast du mein Herz zu warmer Lieb en

      • 親方ーーー!キルギスにキミン・キムが!!!!!

         こんにちは、キルギス在住の幸夫です。  キルギスはまあまあ寒くなってきて、天候も崩れ気味。ちなみにキルギスは大 気汚染ランキングで世界1位(悪い意味で)という状況なので、酷い時は街一帯 が白い靄に包まれている様になっております・・・。そして道路事情も悪いの で、少し雨が降るとこんな感じです。  小川かな?????  うちのグループの中に、綺麗な水溜まりの写真を撮るとこで有名な方がいるけど、あの方 ならこの水溜まりも美しく撮影できるんだろうか・・・・。  そんないろいろ

        • ムソルグスキー作曲 オペラ「ホヴァーンシチナ」よりモスクワ川の夜明け

          冬が近くなりだんだん夜明けの時間が遅くなってきました。そろそろ通勤途中で日の出を拝むことが増えてきました。「夜明け」をテーマにした曲はたくさんあります。その中で、私が好きな曲を これから、幾つか紹介をしたいと思います。 ムソルグスキーは幾つかオペラを作曲しています。有名なのは「ボリス・ゴドゥノフ」。「ホヴァーンシチナ」は彼が残した最後のオペラ(例によって ムソルグスキーは完成させることができず、現在では のちのショスタコービッチが完成させた版がよく用いられます)で、ストーリー

        • ヴェルディ 「リゴレット」から『女心の歌』

        • シューベルト『音楽に寄せて』

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          ヘンデル作曲、「水上の音楽」と「王宮の花火の音楽」

          旅行に出かけました。旅行に出かけると色々新しい事物にお目にかかります。今回はドイツメーカー(GROHE社)のウォシュレットです。 「お尻洗い」は日本だけの先進的ガラパゴス文化だと思っていたのに…ところが、宿泊したトイレで見慣れないウォシュレット!しかも用を足すために座ると音消しのためか音楽が奏でられます。調べたらGROHE社の製品・・・ さて、これは誰の曲だったっけと 用を足しながら考えると それは 英国の作曲家エルガーの「威風堂々」。この曲をバックに用を足すのは落ち着かな

          ヘンデル作曲、「水上の音楽」と「王宮の花火の音楽」

          南国 宮古島へ行ってきました

          ヨハン・シュトラウス作曲 ワルツ「南国のばら」のごとく、「あったかいところに行ってのんびりしたい!」と熱望し、思い切って飛行機に飛び乗って沖縄島のちょっと先の島、宮古島へ家族と一緒に行ってきました。 宮古島は沖縄本島と石垣島の間に位置し、羽田空港からは約3時間。総人口約55千人の諸島です。 一番東端の東平安名崎より東側は太平洋、西側は東シナ海と二つの海を分割する目印になっている島で、数々の小さい島より構成されていますが、1.宮古島 2.伊良部島 3.下地島 4.来間島 5.

          南国 宮古島へ行ってきました

          通天閣デビュー

          皆さんこんにちは。 1日の寒暖差で体調を崩しそうですが、いかがお過ごしでしょうか? 僕は、大阪生まれ、大阪育ちの生粋の大阪人でありながら通天閣に今まで行ったことがなかったのですが、先日友人に誘われ通天閣デビューをしました。 お目当ては今年5月にオープンした通天閣に巻き付けられた巨大滑り台!! まず最初に誓約書にサインし、チケットを購入、そしてヘルメットとマットを受け取りいざ滑り台の入口へ!! 平日だったのにも関わらず沢山の人が来ていました。 順番待ちの間はキャーとい

          通天閣デビュー

          湖クルーズ

          ベルリンはいくつもの湖に囲まれています。 10月ともなると大分寒くなっていますが、シーズン最後というつもりで友人と連れ立ってボートを1日借り切ってクルーズを楽しんできました。 湖上は市街地より若干気温が低くひんやり。時折雨がぱらついたものの晴れ間も見え、心地がいい。 船は船舶免許なしでも借りられ、ヤマハのモーターで時速8キロほどで航行できる。当初はポツダムまで南下しようと考えていたけれど、途中の水門がシーズンオフに入ってしまっていて通過できないことが判明。急遽予定を変更し

          湖クルーズ

          グスターヴ・ホルスト 1874-1934作曲 「セント・ポール組曲」

          インターネット・ラジオを聴いていると、「オッ?」と思う曲! 有名な「惑星」のメロディーに似ているのだけれど、聞き慣れた「惑星」とは異なります。誰の作品だろうと思って、ステレオのパネルを見ると(インターネット・ラジオでは放送によって曲名を出してくれるところがあります♬) ホルスト本人の、「セント・ポール組曲」という作品。早速、ググって見ると以下のような経緯で作られた作品らしいです。 イングランド出身のホルストは、王立音楽院で学び 有名な作曲家ヴォーン・ウィリアムズとも親交があ

          グスターヴ・ホルスト 1874-1934作曲 「セント・ポール組曲」

          なんでもアルよ!キルギスのショッピングモール「アジアモール」!!!

          こんにちは、キルギス在住の幸夫です。  今回はキルギスで買い物に行くだけのお話です。ということで、ビシュケク市にあるショッピングモールの1つ、アジアモールへ!!! そんなこんなで自転車で約15分、アジアモールに行くためには線路の下を通って行かないと行けないのですが、、、 いや、怖いわ!!!そしてスロープが急!!!こんなにバリアフリーと正反対なスロープってある!???流石に自転車から降りて手で押すけど、歩きでも昇るのキツい、、、足滑らせたら死ぬ、、、。 そんな試練を超えて

          なんでもアルよ!キルギスのショッピングモール「アジアモール」!!!

          農業を始めました 今年の夏野菜シーズンを終えて

          2022年の9月も無事に終わりました。 野菜を作り始めて2回目の夏野菜シーズンを終えて少し今年の成果について振り返ってみたいと思います。今年チャレンジした野菜は 1. キュウリ 2. 中玉トマト 3. 茄子 4. サンチュ 5. ミニパプリカ 6. 枝豆 7. オクラ 8. 人参 9. 岡ノリ 7・8 の人参・岡ノリは植える時期や日当たりがよくなく成果が得られませんでした。やはり何事もストラテジーが大切であると実感。最終的な作付の状況 野菜が生育をした時の日当たり さらには種

          農業を始めました 今年の夏野菜シーズンを終えて

          運動会の入場行進曲

          2回にわたり、運動会のかけっこの音楽を考えてみましたが、運動会には行進曲もあります。今回は、行進曲の定番3曲について、エピソードも含め紹介をしたいと思います。 1.エルガー作曲;威風堂々 英国の作曲家エドワード・エルガーが作曲した「威風堂々(Pomp and Circumstance)」は、(日本では全然知られていないのですが)第一番から第六番(六番はエルガー未完で終わっており補筆されたもので演奏会では5番までの演奏が多いようです)までの6曲の行進曲集のことを指します。日本

          運動会の入場行進曲

          ピクミン

          巷でスマホのアプリを利用したポケモンGoが流行って久しい。 そんな折、久々に見たキャラクター。ピクミン。 増殖させていくイメージのピクミンだが、すでにどんなゲームだったか記憶にない。 ふと数日前、誘われて、新しいスマホゲームのピクミンをやることに。 ⑴ 歩数をかせぐごとにレベルアップ。 ⑵ 歩きながらゲーム上では花を植えていく。 ⑶ 時々現れる巨大な花からエキスを抽出したり、ピクミンにおつかいにいかせる。 というよに、基本的には健康増進目的のアプリのようだ。 なにせ、

          ピクミン

          運動会のかけっこにふさわしい曲 その2

          運動会の音楽の2回目です。前回は ヨハンシュトラウス2世作曲の「トリッチトラッチポルカ」や「雷鳴と電光」を紹介しました。今回は カバレフスキーが劇付随音楽として作曲したものを組曲としてまとまとめた「道化師」の第2曲「道化師のギャロップ」を紹介したいと思います。 まずはお聞きください。絶対にお聞きになったことがあると思います。 演奏は洗足学園のオーケストラの皆さんです。 この曲は ドミトリー・カバレフスキーが1938年に 児童劇『発明家と道化役者』劇付随音楽として作曲した

          運動会のかけっこにふさわしい曲 その2

          運動会のかけっこにふさわしい曲 その1

          9月になってもまだまだ暑い日が続いていますが、秋はすぐそこまできています。秋になると各地で運動会が開催されていましたが、今年はできそうでしょうか? 運動会の音楽というと 駆けっこの時によく流されるのは ヨハンシュトラウス2世作曲の「トリッチトラッチポルカ」とカバレフスキーが激付随音楽として作曲したものを組曲としてまとまとめた「道化師」の第2曲「道化師のギャロップ」が有名ですね。これらの曲は強烈な個性のある(あくが強い)オッフェンバックの「天国と地獄(地獄のギャロップ)」の音

          運動会のかけっこにふさわしい曲 その1

          終わりも正解もないカレーの世界

          こんにちは!キルギス在住の幸夫です!皆さんはカレーはお好きですか?私は大好きです。  でも海外に住んでいると中々納得のいくカレーが作れない・・・。これはそんな私のカレー奮闘記です。 まず、キルギスで最初の問題は、カレールーがない!というか、スパイス売り場がこんな感じ! 豊富過ぎて分からない!!!どれだどれだと臭いを嗅ぎながらなんとか調合。しかしそれでも日本のカレーにならない・・・ならば日本じゃないカレーにすれば良いのではないか???? ということで作ったのがドライカレー

          終わりも正解もないカレーの世界