【法人/経営者向け】実店舗事業で今すぐに出来る!2つの売り上げ改善テクニック
B2Cの消費者を対象とした実店舗経営で頭を悩ますのが売り上げ。月々の売り上げであったりそもそも販促面で頭を抱える日々が多い事業者は少なくないでしょう。
目先の集客テクニックやファネル開拓に目が囚われすぎて足元の今日からでも改善出来るポイントを見落としてはいませんか?
実店舗経営や事業者としての活動経験と
マーケティングという集客販促のプレイヤーとしての活動経験
その両面の知見を活かして今日から取り入れられる改善テクニックを2つお話します。
【落とし穴】大半の事業者が陥るスパイラルとは?
数あるクライアントや相談を受けてきましたが上手くシステムが回らない事業者の多くは殆どのケースで症状が似通っています。業界や業態を問わず普遍的な部分です。
落とし穴その1 既存顧客やリピーターに対する施策が疎い
ビジネスにおいて潤沢なキャッシュフローを生み出すのは一過性の新規顧客や単発の売り上げではなく継続的な課金やリピーターとなる顧客です。
つまり、大半の場合新規顧客や流入経路の施策を考えるよりもまず目の前の既存顧客に対する最適化されたアプローチを取り入れることで短期的にも売り上げにも少なく見積もっても1~2割の変化はなんら難しい話ではありません。
しかし、殆どのケースで既存顧客に対するリピート施策やより付加価値のある情報やサービス提供を怠る事業者は星の数ほど多いです。
木を見て森を見ず。ってやつですね目の前の小手先のテクニックに扇動されて大局で見たときの流れを疎かにしてしまう典型でう
オンライン施策と取り込むことでよりコミュニケーションは加速する
実際に既存顧客に対する明確なアプローチ方法の一つとして重要なのがSNSの活用です。
なんだありきたりな話かよ…と思っている人間ほどこの活用方法の重要性を理解しておらずそもそも抵抗感や面倒くささは煩雑さも相まって真剣に取り組もうとしません。
その最たる例が公式ラインです。インスタグラムやtiktokと異なり公式アカウントはプライベートの根幹になる部分に顧客がダイレクトに追加してくれるだけでなくメッセージ開封率も高い。
そしてそもそもお店やサービスが好きだから、気に入っているから入れてくれているという純然たる事実から眼を背けてはいけません。
仮に500人の顧客が追加されているアカウントがあったとして
割引セールや雨の日割引、季節限定のメニューの告知をほぼ無償の状態で告知したとして一体どれだけの既存顧客が関心を寄せて客足として店まで出向いてくれるでしょうか?同様の施策を他のSNSで効果的に出来るでしょうか?また、こういった既存ユーザーとの距離感の近いアプローチや価値提供を出来ているでしょうか?
落とし穴その2 無断キャンセルや予約キャンセルに対する明確な対策施策
頭を抱える要因の筆頭項目でもありますが意識したことがある方はごく少数ではないでしょうか?
無断キャンセル=ドタキャンや直前での予約キャンセルは客単価の減少だけでなく抑えていた時間に対する売り上げにまでダイレクトに響くいわば10店舗経営する上で大きな風穴を開ける絶対に避けたい状況の一種です。
しかし、明確な対策施策を試みている!事業者は今までの相談の中でも数えるほどしかいません。存外アナログな部分でも見違えるほど改善されるんですよ。
アポイントメントや予約の際に一言添えるだけでも劇的に改善される
当たり前といったら当たり前の話ですが予約工程の際にきちんと内製化されたマニュアルを整備している店舗は本当に少ないです。
例えばテレアポやコールセンターなんかだとプロンプトといって適切なケースや症例に基づいてデータドリブンで最適化されたテンプレートの様な受け答えがあります。
何故そういったテンプレートがあるかというと人間の行動心理に基づいて成約までの期待値や反応率が大幅に変わるから取り入れているのです。
では実際に実店舗でそういった細かな教育や最低限のテンプレートの共有をしている事業者がどれだけいるか?全然イメージ沸きませんよね。
人間の行動心理の代表格に「プロスペクト理論」というものがあります。
本題からそれる為詳しい中身は省きますが要は人間は得られる喜びの割合を1とするなら損失に対する感情の割合は2倍であるいう考え方です。もう少しかいつまんで説明すると私達人間が1万円得られる時に感じる感情は5000円損した時の感情と等しい。という意味です。
つまり人間はどこまでいっても損失に対して過敏に反応する生き物といって差し支えありません。
だからこそ上記のような予約工程のプロンプトや電話応対の一手間に敢えてキャンセルした場合や反故にした場合のデメリットを想像させたり同意してもらいます。わかりやすい例ですとキャンセル率何パーセントを徴収します。だったり予約を2度と出来なくさせるといった文言です。
電話じゃなくて広告媒体やwebサイトでも一言添える、見せるだけでもいいんです、
え?そんなことでいいの?とおそらく大半の人間は思うでしょう。
その程度のことでいいんです。ものすごい効果や変化に面白い位数値として反映されます
足元を固めるって案外みんなやらないのよ
上記にあげた落とし穴2つに関してはある程度頭をひねればそれこそ今日からでも実践出来る技術の一つです。そして改善するだけでも日々の売り上げを1割~2割テコ入れすることはなんら難しいことではないのは文中を読んでいても日々の経営や事業サイクルから想像して頂いても明らかだと思います
ここで一番伝えたいのは冒頭に木を見て森を見ず。と表しましたが大半の人間は小手先の技術や盲目的な悩みで視野が狭まり、足元の実はすぐに意識すれば出来るような部分から根本を改革していくことを考える人間は本当にすくないです。この記事の中でも何回も言っていると思います。ただそれだけきちんと着手する意味と意義があるのです。
上手く森なんかイメージつかないよ!SNS運用とかネット普段使わないし難し過ぎる!そもそも内製化や社内テンプレート作ったり社員伝達苦手なんだよね。って場合はタタラ場にいる私に声をかけてください。ヤックルに乗って馳せ参じます
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