「痩せたい」と「食べたい」の心の葛藤⑦
みなさん、こんばんは。今日は「痩せたい」と「食べたい」の心の葛藤 その7、について書きたいと思います。
「痩せたい」と「食べたい」の心の葛藤⑥ ⇩
昨日は、
私は、痩せ続けることは「理想」ではあっても「現実」には「限界」がある、という当たり前のことに、さまざまな経験を経て気が付いた、のだと思います。
ということを書きました。今日は、その続きを書きたいと思います。
2 「○○するよりは、まし」と思うようになった
以前に、ネットで糖質制限についての記事を読んだことがありました。細かいところまで正確には覚えていないので、あくまで私の記憶の範囲、ということで書かせていただきます。糖質制限についての正確な情報とは異なる部分があるかもしれませんが、ご了承ください。
糖質は、炭水化物(ごはん、パン、麺類、小麦製品など)はもちろんのこと、野菜や、調味料にも含まれている。例えば、人参は野菜の中では糖質が多く含まれているし、ソースやケチャップも、糖質が多く含まれているので、炭水化物だけを制限するのではなく、炭水化物以外で糖質を多く含むものも制限する必要がある。
だいたい、そんなようなことが書いてあったと思います。
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摂食障害真っ只中の私なら、もし糖質制限によるダイエットをすると決めたら、徹底的に糖質を排除していたと思います。
しかし、今の私は、例えばごはんは食べないし、カレーや肉じゃがの人参も食べないことで、後でお腹が減って何か食べたくなり、結局バナナチップを夜中に食べ続けることになってしまうのなら、始めからごはんも人参も食べて満足しよう、と思うようにしています。
もちろん、それでも何か食べたくなったら、それはそれで仕方がありません。その時は潔くバナナチップを食べます。
それから、ソースやケチャップを使わないことで、コロッケやオムレツを味気なく食べて、満足出来なくて、やっぱり後でバナナチップを食べるくらいなら、一品一品をおいしく、満足する食べ方をすることで「何か食べ足りない、何か食べたい」感を出来るだけ少なくしよう、と思うようにしています。
少しの糖質を気にして、その場は食べないでやり過ごせても、後で食べたい気持ちが抑えられなくなったら、ほぼ確実に過食的な食べ方になってしまいます。そうなってしまうくらいなら、ごはんも、人参も、ソースもケチャップも我慢しないで食べた方がまし、と思うようになったということです。
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これは、お菓子や甘い物を少し食べたくなった時も同じことが言えると思います。
ちょっとチョコが食べたいな(笑)という時に、以前の私なら、そこを食べないでやり過ごすことばかり考えていました。それでその日が終わるのならいいのですが、ちょっと食べたいを我慢すると、どんどん食べたい感が増してきて、ちょっとどころでは済まなくなってしまいます。
だったら、ちょっと食べたい時にしっかり食べて満足する。
もちろん、摂食障害真っ只中のみなさんにとっては、ちょっと食べ出すと止まらなくなってしまったり、あるいはちょっと食べたいことを我慢出来た時の達成感があることもわかっているつもりです。
それから、このようなことは摂食障害を克服したから言えること、と言われてしまうかもしれませんが、
「小さな欲求のうちに満足させて、爆発的な欲求に発展させない」
という方法もあるのではないかと思いますので、
出来る時に、出来る範囲で、出来ることから始めてみてはいかがでしょうか。
今日もありがとうございます。