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星と鳥と風たち

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2024年5月の記事一覧

星と鳥と風とご挨拶

【星と鳥と風】
を読んで下さっている皆様。
初めましての皆様。通りすがりの皆様。
原作者の【星野】といいます。
見て下さって

大変ありがとうございます。
励みになります。文才も学も何も無い私の文は読みにくかったりもするとは思いますが
それでも読み進めて下さった全ての皆様や
1話でも見てくださった人達に感謝します。

元々私は歌が好きで
自分で詩を書いたりはしていたのですが
ある事がきっかけで全く

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星と鳥と風10~ウルトラマン

現在私は引っ越し作業中で
いらなくなった物を、リサイクルショップで買い取りしてもらっている。
これで2回目なのだが、レコードが一番の荷物で、今回は200枚程を手放した。
前回は500枚程を手放したので
合わせて700枚程を売った事になるが
これでもまだ三分の一程だと考えると
自分に(どんだけ音楽好きなんだよ!)
と突っ込みたくなる。
(レコードはとにかく重いのだ)
200枚を査定するのに2時間ほど

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星と鳥と風9~ナイトナース

前回
小学校卒業までのざっくりすぎる流れを書いたのだけれど、【おまけ】でもう少し
小学校時代を回想しようと思う。

あれは激しく暑い夏の日だった。
僕は朝から隼人と一緒に僕の実家にいて
庭でサッカーをして遊んでいた。

家には休みの親父が【トド】のように寝そべって、TVを見ていたのだが
急に親父のポケベルが、けたたましく鳴り響いた。
それと同時に飛び起きた親父は
僕らに

「おい!クソガキ共!海に

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星と鳥と風8~卒業発表会

【ジャーーーーーン】

落雷のようなヒロトのギターが教室に鳴り響いた。
たった一音で「おぉ」と周りを惹きつけた。
その音は決して、耳障りとかの類の音ではなかった。
ただただ、ヒロトの溢れんばかりの才能が
たったの一音で溢れ出た。
ただそれだけだった。
僕もベースとマイクがちゃんと自分に聴こえるようにボリュームを合わせた。

ドタドタドタ!
(何かが押し寄せてくる音)

さっきの一音で
気がついたら

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星と鳥と風~7 神様からのプレゼント

音楽を奏でる事は最高な気分にさせてくれる。
小さな僕にとって
【音楽】
は神様からのプレゼント
だと信じて疑わなかった。

小学校6年生の僕らは無我夢中で練習をした。

その少し前に僕は
3年程続けたサッカークラブを脱退していた。

【理由は隼人だ】

隼人は頭も良かったが
運動神経も抜群に良かった。
そして何よりサッカーセンスがずば抜けていて
毎年県の選抜にも選ばれていた。

僕はというと
足は

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星と鳥と風~6 スーパーキッズ

ある日僕は父が運転する車の助手席に座っていた。
父は当時黒塗の
(グロリアY30)という
いかにもな車に乗っていて
頭もリーゼントをポマードでかっちりロックして18金のゴツいネックレスが、虎柄のシャツの中からちらちら見え隠れするような
【The 昭和のや◯ざ】
な出立ちだったにも関わらず
意外にも車の中でかかっているカセットテープはメロウで男女がテーマな邦楽POPs が多かった。

【なんなんだそ

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星と鳥と風5~アレ

アレ とか ソレ とか
僕がたまに出していたワードについて触れていこうと思う。

初めて アレ を見たのは小学校3年生くらいだったと思う。
近所に地区の人達が集う体育館があった。

毎日学校の登下校でその体育館を横切るんだけど
ある日の帰り道
その場所が突然池になっていた。
緑色のバクテリア全開な水色の池。
池から湯気らしきモノも出ていた。

その中に得体の知れない アレ がいた。

いつもの見慣

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星と鳥と風4~100万円使い切りましょうミッション 2

腹を満たした私達は、ミッションを達成する為に駄菓子屋に向かった。
そこは、私達、地域の子供達ほぼ全員が御用達の駄菓子屋で、優しいおばちゃんが1人で切り盛りしていたのだが、後で聞く話によると、万引きも多かったらしく、おばちゃんは優しかったが、目の奥だけは、いつも鋭く子供達を観察していた。

ふと、おばちゃんが隼人を見てポカンと口を開けて、不思議そうな顔をしていた。

それもそのはずで
彼のポケットか

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星と鳥と風3~100万円使い切りましょうミッション 1

中には2000万はくだらない札束が綺麗に収納されていた。
ベッドの下に同じアタッシュケースが
もう3つ程あったから
一億近くのお金がベッドの下にあったと思うと、よくそれに一銭たりとも手を出さなかったなと、自分を褒めたくなる。
しかし私は、子供の時からお金という物にあまり興味が無かった。
それが大人になった今
大変さを産んでしまっているのだが、、、

小さい頃の私は
どちらかというと丸いものに興味が

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星と鳥と風2~義理母と悪友

家に来て何があったかは知らないが、じいちゃんがずっと話をしていた事。
帰る頃には僕におもちゃを沢山買ってくれた事。
◯◯ザの親分の短い小指のゴツい手と金ピカに光る指輪を覚えている。

父の「ネタ」は無限すぎるので、このくらいで。
と、言いながら避けては通れない父だが。。

そんな幼少期だったが、僕が3歳になる頃、父は再婚し、新しい母親ができた。
初めて会った瞬間に
(この人は僕の本当のお母さんでは

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星と鳥と風1 ~初まりの始まり

これは作者である私が生きてきた中で体験した
嘘のような本当の人生の基軸である。

そして愛の物語でもある。

全てを話すとあまりにも長くなるので軽く私を説明すると、1986年、愛知県岡崎市で産まれた。
母はjazzピアニストで、有名ではないが
音楽を生業にしていたようだ。
そんな母だが、私が産まれてすぐに父と離婚して、私は0才にして父に引き取られ、父の産まれ故郷である九州で、優しい祖父母に育てられ

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