hally@教育に悩む人

東京都下に住む、二児(姉弟)の親。数学・理科からは逃げるようにドロップアウト。理科好き…

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東京都下に住む、二児(姉弟)の親。数学・理科からは逃げるようにドロップアウト。理科好きの子どもに育ってほしいという願いを込めて。

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(雑記)夏休みと退屈

子どものころ、夏休みといえば永遠に続くと思った1ヶ月だった。長くて長くて退屈で。テーブルの上においた薄まったカルピス越しに入道雲をぼんやり眺めているうちに、夕方になって「今日一日何もしていない」と焦っては、やっぱり何もしなかった。夏休みの宿題は終わったし、自由研究も適当に終わらせた。私はその「ひま」がすごくイヤだった。 当然、大人になって「ひま」であることの貴重さはすごくわかるようになったけれど、「子どもに暇を与え続けること」に対してはどうしても抵抗がある。もっと他にわくわ

    • 【雑記】学校と家庭学習の狭間

      我が家にはゲームやYouTubeなどがない。しかし子どもがなかなか勉強モードにならないことがある。それが「友達とあそんだあと」だ。 集団で遊んだ後のテンション YouTubeとゲームは親の意思で排除できた。排除しても「家庭の方針だしね」ですむ。ところが問題は「お友達」、つまり学校だ。 お友達と遊ぶのは大切だと思う、と頭では分かっている。かかわり方を学んだり。 ところが私自身、友達付き合いというものが苦痛でしかなかった。いじめられていたとかそういうことではなく「人の様子を

      • きちんと休むのは大事という話

        どんどん記憶が薄くなってしまいそうなので書き残しておく。 人生初めてリゾートホテルに泊まった この夏はじめて、リゾートホテルというものに泊まった。思えば旅行という旅行をしっかりしたことがない。両親ともに東京から遠い地方の出身だったため、長期休みは帰省がメインで、飛行機に乗ったことは多々あれど「ホテルや旅館を起点に観光地を巡る」ということは、幼いころからほとんどしたことがなかった。 それでもいくつか行ったことのある観光地での記憶はいくつか残っていて忘れられない景色や、撮っ

        • 【雑記】中学進学を正しく怖がる

          本当に私立中学に行くの? 先日、夫婦で学校偏差値票を見ながら「いろいろな学校があるね」という話をしていました。 夫は渋い顔で「本当に私立中学に入れるの…?」とポツリ。 中学受験という過酷なレースに耐えられるかわからないため、確定ではないけれど、選択肢の一つとしては十分に考えている、との旨を伝えたところ「身の丈に合った学校にしようね」とのこと。 身の丈、とは? 私立はセレブが行く場所ではないか? 夫に聞いてみると以下のようなことが不安だそうだ。 ・自分も含め、同世代で

        (雑記)夏休みと退屈

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        • 徒然日記
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        • 新小3(2015生まれ娘)学習状況
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          1本

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          【雑記】絶対に私立中!というスタンス

          先日、タイトルのような方にお会いしました。 私にとっては結構な衝撃だったので、ここに記しておきます。 塾ママにびっくりされる 進級テストで成績不振な場合は転塾を勧められる塾に通っています。目下の話題は「進級できなかったらどうしよう」です。 我が家はその点は非常にドライで「塾で進級できない=中学受験に適性がないので撤退」です。 それを伝えたら塾ママさんにびっくりされました。 何のために中学受験をするのか 中学受験はそもそも「しなくてもよい受験」です。 ・少しでも校風が

          【雑記】絶対に私立中!というスタンス

          (小3・5月)ふくしま式の本を買った

          先日から、娘の国語力のなさに嘆いていました。 ・漢字が書けない ・語彙力がない ・そもそも問題文を読めていないのではないか 漢字は苦手意識を克服 漢字は単語帳でクリアしました。 得意というわけではないですし、これまでやったことも忘れてしまうこともしばしばあります。センスのいいほうではない。 ただ、苦手意識がクリアになったのは良かったなと思います。こればっかりはコツコツと進めていくしかない。 できれば小学生の漢字はさっさと先取りしてしまいたいのですが。なかなかうまくいか

          (小3・5月)ふくしま式の本を買った

          2024年4月のまとめ雑記

          通塾してひと月が経ったので、思うことをつらつらと書きます。この考えは現時点でのものであり、今後変わることもあります。 公立小学校の勉強は基礎の徹底 わが子は公立小学校に通います。あくまで、ある自治体のn=1なので「公立」と一口に言えるものではないということは大前提として。 批判承知で書きますが、現時点では「学校の勉強だけでは学力がつかない」と思っています。基礎をサラッと。以上。 その基礎、大事だよね!うん、この粒度で分解して子どもに教えるのね、いいねいいね! で、応用

          2024年4月のまとめ雑記

          (小3・5月)国語

          漢字テストで褒められる こちらの記事で「語彙力がなくて国語が壊滅的」と書きました。一か月で語彙力が強化されるはずもなく、まだまだ低空飛行をしています。 四苦八苦した結果、たどり着いたのが単語カードです。私は漢字は文脈で覚えるほうが覚えやすいし使いやすいと思うのですが、どうやら娘は違ったようです(後述)。 「単語帳で、テストに出る単元を間違いをなくすまで覚える」ことをした結果、満点を取ることができた上、先生からも褒められたようで少し自信になったようです。 学習方法 ベー

          (小3・5月)国語

          学歴コスパ論

          X(Twitter)でしばしば見かける「コスパのいい学歴」について。思うところをつらつらと。 はじめにお伝えしておくと、このキーワードが出てきた時点で、距離を取るようにしています。個人の価値観の補強のために、定義があいまいな言葉を当てはめているだけだと思っているためです。 「コスト」=教育費、「パフォーマンス」=最終学歴 多くがこの文脈で使っているだろうと思われるので、こちらでも改めて定義しておきます。 中学受験ブームもあり、どの家庭も必ずと言ってもいいほど通る道です。

          (小3・4月)国語_語彙力強化

          語彙力が足りない 先日受けたテストで見事に「酷語」だった娘。私は高校受験だったので語彙を試される機会は15歳までなかったのですが、入塾テストにより娘は8歳にして語彙の少なさが露呈しました。 普段話していると、語彙力がないとは感じないのですが、慣用句や書き言葉になると「聞いたことがない」というようなことが多く出てきます。 「自ら(みずから)」や「率いる(ひきいる)」など、話し言葉で使う機会がないので、テストでは散々でした。 語彙力強化月間(年間)だと思いますので、やることを

          (小3・4月)国語_語彙力強化

          地頭論にとても納得

          地頭問題 先日こちらの記事で書いた通り、おそらく長女(小3)は高校受験になると思います。 理由はこちら。私もフォローさせていただいている塾長の固定ツイートです。 本当は認めたくない気持ちはあります。「あなたの子どもは、それほどできないんですよ」というのは。うちの子はできる、まだ本気出してないだけ。そう思いたい気持ちは、正直あります。 ただ、もう受け入れる時期だろうなと。入塾テストや体験を何件か受けて「なるほど」と思いました。もちろん入塾テストはその時点での学力なのでま

          地頭論にとても納得

          2024新年度はじまり

          進学・進級おめでとうございます 学生のみなさん、進学・進級おめでとうございます。 諸事情あり、日本各地への移動が多かった3月。ずっと気を張っていたこともあり、今日から新年度だというのにぐったりしています。3月が無事終わってよかったです。 下手の考え休むに似たりというので、思考を整理するために書いているだけで主張が散漫なうえ、この後、二転三転する可能性は大いにあります。お目汚し失礼します。 都立中高受検からの地元中学進学、高校受験 娘(今日から小学校3年生)は、おそらく

          2024新年度はじまり

          (小2_3月)塾の公開テストを受けてみた

          初めての公開テスト 娘、公開テストというものを初めて受けてみました。希望したら無料で受けられるものです。結果はどちらも惨憺たるものでした。 とはいえ娘にとっては「やったことのない範囲が出たテスト」だったので、「最後まで頑張って考えられたならよし!」ということで「おつかれさま」と伝えました。内心「いやいやいやいやどうすんのこれ」と焦っていますがそれは子どもにぶつけても仕方のない感情なので、一人でおろおろすることにしました。 本記事は私の「おろおろ」の記録です。 正直、もっと

          (小2_3月)塾の公開テストを受けてみた

          (年中・息子)公文はじめました

          息子が公文をはじめることになりましたので、書いておきます。 娘が公文をやらなかった理由 小2の娘は、保育園のころから運筆・文字・計算ともに、さほど苦労なく年齢相応のものができていたので、公文には通わせていませんでした。スーパーキッズのような頭角が見えればもしかしたら通っていたかもしれませんが、当時の私は「中学受験をするわけじゃないから年齢相応でいいや」という考えでした。 自分でドリルを出して勉強をエンタメとして楽しむような子だったので「好きなことをやらせておこうかな」と思

          (年中・息子)公文はじめました

          習い事を始めるときに思うこと

          先日こちらで「公文の体験に行こうと思う」と書きましたが実際に行ってみたので、書いておこうと思います。その前に、習い事を始めるときどのようなことを重視しているのかを書いてみたいと思います。 習い事を始めるときに考えたいこと 長女の時も娘の時もそうでしたが、習い事を始めるにあたってはいくつか必要なことがあると思います。 よく考えられること ①子どもはその習い事に興味があるか ②習い事の拘束時間(移動時間含む)は問題ないか ③月謝は家計にとって適切か 見落としがちなこと ④

          習い事を始めるときに思うこと

          学習時間の確保に困る

          小学生だけではないと思いますが、子どもにとって大切なのは机の上の学習だけではないですよね。食事をしっかり食べること、良い睡眠をとることといった生活サイクルはもちろんのこと、友達を遊ぶ、習い事をするなど、健やかに育つためにはなかなか忙しいのが事実です。 現時点で直面しているあれこれを「困ったなぁ」ということで書いていきます。(特に再現性のない、参考にならないつぶやき記事です) 我が家のサイクル 我が家は共働きです。在宅勤務なので時間の自由は効きやすいですが、それでも退勤時

          学習時間の確保に困る