(小3・5月)国語
漢字テストで褒められる
こちらの記事で「語彙力がなくて国語が壊滅的」と書きました。一か月で語彙力が強化されるはずもなく、まだまだ低空飛行をしています。
四苦八苦した結果、たどり着いたのが単語カードです。私は漢字は文脈で覚えるほうが覚えやすいし使いやすいと思うのですが、どうやら娘は違ったようです(後述)。
「単語帳で、テストに出る単元を間違いをなくすまで覚える」ことをした結果、満点を取ることができた上、先生からも褒められたようで少し自信になったようです。
学習方法
ベースは塾で配られる漢字・語彙の学習帳です。音訓・書き順・つくり/へん・例文などが載っているベーシックなもの。先取りはせず学年相当の学習ですが学校と違うのは、特殊な読みもその時に一緒にやってしまうということ。効率がいいと思う。
流れとしてはこんな感じ。
・塾準拠のドリルをやり新しい漢字を学ぶ
・単語帳で覚える
・ドリルをもう一回解く
・できるまで繰り返す
単語帳は向き不向きが分かれるのでは
私は単語帳は好きではないです。電車などでは単語帳をめくっている生徒さんも多く見かけるので、多分きっと私がマイナーなのかなとも思いますが。
きらいな理由は「労力のわりに覚えられることが限定的」ということです。こんなに時間をかけて作ったのに、一つずつしか覚えられないなんて!この後に用例とかも覚えるんでしょ?面倒くさい!!!
と、その後にある作業に気が散ってうんざりしてしまう。
そのため、文章の中で覚えるか、紙を左右にして左に漢字、右に読み、みたいな感じにしてしまう。やってることは同じですが、あのちまちました紙に書くのがどうにも抵抗があって、これまでの学生生活でほとんどやったことはありませんでした。
習得を可視化することでの達成感
一方、娘は「ひとつひとつできていくのが実感できて楽しい」とのこと。
・できた単語、できなかった単語が、カードの「量」で可視化できる
・できたものは「できた」と実感できる
つくづく私とは違う頭の作りなんだなぁと感じて面白いです。
単語帳を作るのは親
過保護かもしれませんが、その単元の単語帳は私が作ります。理由は前述の通り、面倒くさいからです。子どもにはそんな無駄な時間を使わずに勉強に時間を充ててほしいと思います(もちろんもう少し大きくなったらその作業も自分でやってもらいますが)。
異言語としての「日本語」
娘は日本生まれ日本育ち、当然のように日本語環境でしか育っていません。早期英語などもやっておらず、完全に日本語オンリーで過ごしています。にもかかわらず、語彙力が少ないことを悩んでいましたが、漢字や単語を単語帳で覚えるのを見て、彼女にとっての「国語」は「言語学習」なのだなと認識を改めました。
日常的に使っているからその中で学習はできるはず、と思っていたのですが、どうやら言語に対しての興味もなければ解像度も非常に低い。その状態で日常を過ごしていても、空気のように「ただそこにあるもの」くらいで
しかない。
なので、彼女の国語の勉強スタイルは「言語学習」としてこちらも行おうと思います。過度な期待はしない。できなくて当たり前。くらいの感じで、基礎を積み上げていこうと思います。
受験には間に合わないかもしれない
他の子が息をするように自然にできる国語の勉強を、分解して解像度を高める作業を挟んで取り組む。今はさほどの量ではありませんが、これから課題量が増えるとどうなるのかという不安はあります。
ただ、受験ということを除いても必要な学習工程なので、しっかりと基礎を固めて進んでいこうと思います。