見出し画像

2024年4月のまとめ雑記

通塾してひと月が経ったので、思うことをつらつらと書きます。この考えは現時点でのものであり、今後変わることもあります。

公立小学校の勉強は基礎の徹底

わが子は公立小学校に通います。あくまで、ある自治体のn=1なので「公立」と一口に言えるものではないということは大前提として。

批判承知で書きますが、現時点では「学校の勉強だけでは学力がつかない」と思っています。基礎をサラッと。以上。

その基礎、大事だよね!うん、この粒度で分解して子どもに教えるのね、いいねいいね!
で、応用は…?
あれ、演習は…?

基礎を教えることに非常に大きな時間を割いているので、応用や演習は全くと言っていいほどやらない。基礎は大事だと思います。だけどそれを「使えるようになったか」の確認が甘い。というか、しない。

ここからは完全な予想ですが「使える知識なのか否か」というのは公立小では問わないのだと思います。これはこういう理屈でこうなってるからね、覚えておいてね、以上。
それ以上のことをしたければ、ご家庭でどうぞ、というスタンスです。

ちょっとがっかり

基礎の大切さは分かっているつもりです。ですが「あとはご家庭で」というのには幅がありすぎます。
自宅で応用問題をやるのか。それとも通信教育か。補習塾に通うのか。
それ以上に、中学受験をするのか。するなら通信か、通塾か。

一口に「応用・演習」といってもあまりにたくさんありすぎて小2の2月は右往左往していました。おそらくですが学校も、家庭での選択の余地を残すべく宿題などもミニマムにしているのかなと思います。

もう少し負荷の高い授業内容だったら通塾しなかったかもな…と思います。タラレバですが。

負荷の高い勉強をさせようと思った理由

私が小学校時代に暇だったからです。のんびりした性格だったからか、自由時間が多すぎてはっきり言って退屈でした。
小学校から帰ってきてから夕方になると「ああ今日も何もせず1日が終わったな」という虚無感とともに夕暮れを見つめていました

大人になると時間はあっという間に過ぎますが、子どもの1日はとても長いです。「長い1日」を退屈で埋めるのはもったいない。
スポーツや熱中している趣味などがあればよいですが、現時点でそのようなものは見られなかったので、勉強に時間を使うことにしました。
勉強は(現時点では)やればやっただけ結果が出ること。短いスパンで成果を感じやすいことなどもあり「暇つぶし」にはうってつけのものだと思います。

はじめは親塾で先取りするも、頓挫

親塾での先取り。しました。
するすると覚えてサクサク解いていく。
面白いくらい吸収が早かったです。小6までの単元は2ヶ月程度で終えました。

けれどそれも基礎だけ。応用になると途端に「あれ?」となる。
高度な思考問題について行けないんですね。うわべだけサラッと分かった程度であり、身についていない。
これは親塾というか私の力量の限界かなと思い、入塾テストを受けることにしました。

勉強の仕方を教えてくれる塾に

お世話になることにした塾は集団塾ではあるものの、小規模でほぼ個別のような内容。生徒それぞれ理解度が違うのをしっかりフォローしてくれるような塾です。

仲良しこよしでないうえに、ライバルとしても認識していない、自分がこの問題を解けるか否かしか興味を持たないという、「勉強のあるべき姿勢」を低学年から貫いているところに惚れました。

驚いたのは「学校じゃないからね。仲良く雑談する場所ではないよ」と先生がピシャっと言っていたこと。全くその通りですが、外では他塾生が仲良くコンビニで買い食いをしているところ、塾生の小3に雑談禁止を言い渡すのはなかなかストイックだなと思いました。

「ちゃんと考えたけどできませんでした?
じゃあ、その「ちゃんと」を教えて。
できないのはいい。ただ思考過程をしっかりと言語化できないと間違いを直せない。正解を教えられてもすぐに忘れる。意味がない

私がこれを教えられたのってかなり大きくなってからだし、場合によっては社会人になってからだったりします。

この圧でめげないかどうかも、入塾テストで見られていたようでした。娘、人見知りですがメンタル図太くてよかった…。
人と話すのがあまり得意でない娘、自分の思考の言語化に苦労しそうではありますが、それも含めて成長してほしい。

学校に期待するのは理社

算・国では学校よりも塾のほうに軍配が上がります。一方で学校では理科と社会を楽しんでほしいと思っています。

グループワーク・実験・フィールドワーク・発表…これらは個人では難しく学校のような集団で行うことで最高の経験になると思っています。

もちろん理社も受験科目なので塾でもやるのですが、机上の勉強だけでなく、手を動かして「出来た!」とみんなで喜びを分かち合うことでより深く知識が刻まれるといいなと思うのです。

中受をするかはわからないけれど

通っているのは中学受験塾ですが、本格的に受験に向かうのは小5から。そこでかなり厳しいセレクションがあり、おおよそY偏差値60以下は転塾を勧められます。いわゆるボリュームゾーンがいない塾です。娘が残れるかどうかはわかりません。

中学受験をするかどうかはわかりませんが、まずは勉強に対してのストイックな姿勢を学ぶためにも必要な投資だと思っています。

蛇足かもしれませんが、楽しく学べるならそれが一番だと思います。けれどある程度ストイックな環境で学ぶことも贅沢だなぁとも思うのです。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?