(小3・4月)国語_語彙力強化
語彙力が足りない
先日受けたテストで見事に「酷語」だった娘。私は高校受験だったので語彙を試される機会は15歳までなかったのですが、入塾テストにより娘は8歳にして語彙の少なさが露呈しました。
普段話していると、語彙力がないとは感じないのですが、慣用句や書き言葉になると「聞いたことがない」というようなことが多く出てきます。
「自ら(みずから)」や「率いる(ひきいる)」など、話し言葉で使う機会がないので、テストでは散々でした。
語彙力強化月間(年間)だと思いますので、やることを備忘録的に書いておきます。教材チョイスはあくまでわがや流です。
語彙力アップでやること
音読(読む・聞く・話す)
「音読は、ただ言葉をなぞっているだけのことが多い」という指摘もあったので、まずは私が読むことにしました。私が読んで、その後、子どもに読んでもらう。英語のシャドーイングと似ているかもしれません。文章の中でどのように使われているか、どのような発音をするのかを学びます。
改めてその視点で読んでみると、漢字や語彙が学年ごとに増えていくこのシリーズは秀逸だったなと。5年・6年のものを繰り返し読み聞かせています。
語彙カード(読む・話す)
カードを引いて、その言葉を使った例文を作ってもらうゲームをしています。うまく例文が作れないようであれば、その言葉は未習得。ふさわしい例文を作れたら、その言葉は習得済みという目安にしています。
いずれすべて書きたいのですが、おそらくいっぺんにやるとつらいと思うので順を追ってやっていきます。
学年相当のドリル(書く)
実は漢字のセンスもあまりない娘。学年相当のドリルをやることで語彙力アップを狙います。部首から覚えれば楽なのになぁ…と思いますが、今はまだ「点」状態。こればっかりは量をこなすしかありません。そのうち「この読み方はこうかな?」とわかるようになるかなと思います。ピアノの譜読と同じですね。こればっかりは、根性で数をこなして慣れるしかない。
学校のドリルでは語彙が足りないので、こちらを使っています。音訓それぞれの読み方を使った語彙、熟語など、一つ当たりの感じの理解に際して量が多くて助かります。
結局、読み書きそろばん
私は国語は「パズル」だと思っていますし、今もそれは変わりません。ただそのベースとなる語彙力については、反復して覚えるしかないんだろうなと思います。
算数でもそうですね。計算力がないとその後ついていけなくなる。
読み書きそろばんとはよく言ったものです。
読解力がないと文章題も解けないので(まさにいま、娘がその状態です)、やはり国語は必要なんだなと。
私が高校受験までにゆっくりと覚えたことを、娘はその半分の年齢で覚えきらなくてはいけないので、結構しんどいだろうなとは思いますが、無理せずやっていこうと思います。
終わりに:伸びしろしかない
受験にこだわらず「今、どのような学習が必要か」を考えて伝えるようにしています。もしかして遠回りかもしれないし、伸びるかもしれないし、それは分かりません。ただ「できた!」「楽しい!」をたくさん積み上げていってほしいなと思います。
中学受験には間に合わなくても、きっと大人になっても役に立つ知識を、中学受験の勉強の中で楽しんで学んでもらえたらいいなと思っています。