【30秒で理解できる!】全然違う話してない?物事を塊で考えてしまう癖
前回の問題は解けましたでしょうか?思い込みがないか、チェックするいい機会ですので、ぜひ活用してください。
人間の思考パターンとして、物事を塊でとらえるというものがあります。
1つの事象について論じているのに、気付いたらすごく大きな話をしていることありませんか?
本日はそのパターンについて、考察したいと思います。
塊のとらえ方は横の広がりと縦の上げ下げ
横の広がり~似たようなもので話題を大きくしてしまう~
例えば、犬の話をしているとします。
Aさん:私、犬飼おうと思ってるんだ~
Bさん:え~、でも猫の方がいいよ~!私3匹飼ってるんだ~!
こんな感じでカットしてくる方、たまにいますよね。
今は犬の話をしているのに、似たような動物=横=種類に話を勝手に広げています。
Aさんは「犬」を飼う話をしているのに、Bさんは勝手に「ペット」という塊に概念を広げて、Aさんにとって全く求めていない会話になってしまいました。
Aさん:私は犬の話をしてるんだよ。。
縦の上下~話が大きすぎたり小さすぎたり~
例えば、上司から日本語の指摘をされたとします。
上司:「てにをは」がおかしいよ!
なーんて、社会人経験が多くなっても言われたりします。
そんな時、
Cさん:35にもなって日本語の指摘をされてしまった。。私はビジネスパーソン失格だ。。
今回は話が大きくなりすぎている例です。
上司は日本語の中の、「てにをは」がおかしいと指摘しただけで、日本語全体の指摘をしていません。
さらに、Cさんは「ビジネススキル全般」さらには「ビジネスパーソンとしてのあり方」にまで話を大きくしています。
上司が言っていない言葉から、ムダに1箇所の指摘→ビジネススキル全てまで、塊を大きくしてしまったことにより、Cさんは余分に悩むことになります。
全否定された。
人格否定された。
あの上司とはもうやっていけない。
私ってなんてバカなんだろう。
こうなっては、精神衛生上もよくないため、やはり事象は事象通りに受け取ることが重要ですね。
普段の会話や仕事のシーンで、塊のサイズを変えることは、ついついやってしまいがちです。
同じ大きさの話題(コンサルでは粒度と呼びます)で話すことを心掛けつつ、勝手に塊のサイズを大きくしていないか、セルフチェックするようにしてください!
私が過去お付き合いしていた女性も猫3匹飼っていましたが、私猫アレルギーでした。。
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