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DESIGNノート

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無料で作れるCanvaがあればAdobeはもういらない?Adobe VS Canva論争

無料で作れるCanvaがあればAdobeはもういらない?Adobe VS Canva論争

SNSで最近よく見かけるようになった「デザインソフトのAdobeとCanva論争」
単に「どちらが良いか悪いか」という視点だけでなく、少し俯瞰して見ると面白いポイントがいくつかあります。
これまで、デザイン業界ではAdobe社が圧倒的な存在感を持っていました。しかし近年、無料のデザインソフトである「Canva」がここまで急成長しているのには、やはり時代の変化が大きく関係していると感じています。

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デザイナーが考える『読みやすい』noteの書き方

デザイナーが考える『読みやすい』noteの書き方

こんにちは!株式会社Rabeeのデザイナーのakaneです🐏

今日は、私がnoteを執筆するときに意識しているポイントを書いてみます。誰でも・いつでも・すぐに再現できるよう紹介していくので、ぜひご活用ください🕺

ちなみに、普段はこんなnoteを投稿しています👇

今回のnoteでは、とくに「noteの書き方」にフォーカスしていますが、テキストコミュニケーションを考察した以下のsakino

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「全俺で巻き取る」

「全俺で巻き取る」

こんにちは!今回は

こんな投稿がXでもthreadsでも多くの方から反応をいただきました。
この内容を詳しく書いてみようと思います。

「フリーランスデザイナー」と聞くと、主にデザイン業務のみを行っているイメージが強いと思います。でも、地方のフリーランスデザイナーはデザインだけじゃなく実はライターやコピーライター、時にはカメラマンやリサーチャーまで、さまざまな役割もこなしています。

デザインだ

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デザイナーのアウトプットはどう評価されるべきか?

デザイナーのアウトプットはどう評価されるべきか?

「デザイナーってアウトプットで全て評価されがちだけど、じつはそれだけだとあまり良くないんじゃ?」
と最近思ったのをきっかけに、noteを書いてみます。

デザイナーって職業柄「自分の作品がどう評価されるかな?」と気になることは多いと思います。
ネット上では、奇抜なデザインやトレンドに乗ったデザインが多くのいいねやコメントを集めやすいです。しかし、それだけがデザイナーのアウトプットの評価基準となるの

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ブランドとは何か?

ブランドとは何か?

いきなり結論ですが
「ユーザーがその価値を説明できる状態」

だと考えています。
なので「ブランディング」とは価値を決めて、それをユーザー自身が他のユーザーへ説明できるような状態を作り出す作業だと思っています。
そのため、最初は企業やその顧客にヒアリングを重ね価値を見つけることから始めます。その後、誰にどのような形で伝えることが一番適しているのか?を考え、最終的にロゴやSNS運用、会社案内やWeb

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世の中の広告デザインの秘密

世の中の広告デザインの秘密

突然ですがみなさん広告は好きですか?

僕は仕事柄広告をよく観察するのですが、地方の商品やサービス、飲食店って人気があるお店ほど広告を目にしない。
当たり前っちゃ当たり前なのですが、コレ非常に重要なのでみなさんに情報共有したくてこれを書いてます。

地方に限らず、だいたいの広告は以下の3パターンです。

①需要があり魅力的な商品やサービス
  ←広告も何もしなくても売れる・流行る。広告はブースト。

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心を動かすUXライティング  ープロダクトに命を吹き込む魔法の言葉ー

心を動かすUXライティング  ープロダクトに命を吹き込む魔法の言葉ー

おめでとうございます!
あなたの記事がはじめてスキされました!

わたしの書いたnoteがはじめて「スキ」された時、スマホの画面にこんなメッセージが表示されました。その時わたしは、心がポッとあたたかくなるような、すごくうれしい気持ちになったことを覚えています。ユーザーにポジティブな変化があった時、ひと言声をかけてあげる。それだけで、ユーザーとプロダクトの心の距離は一気に縮まる。noteを利用するひ

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SNS時代のマーケティングフレームワーク「DRESS」とは?

マーケティングやビジネスに関わる方なら、みんな「AIDMA」や「AISAS」をご存知だと思います。

AIDMAとは、消費者が購買を決定プロセスのことです。これは

・製品の存在を知る(Attention)
・興味をもつ(Interest)
・欲しいと思う(Desire)
・記憶する(Memory)
・購買する(Action)

の頭文字をとったものです。Wikipediaによると

AIDMAと

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名刺2.0 〜遊び心満載な名刺制作〜

名刺2.0 〜遊び心満載な名刺制作〜

まず名刺2.0とは、名刺デザインの常識に囚われない、印象的で個性的なデザインの名刺の事を僕が勝手に名付た名称です。

今回の依頼はマエダ計画さんがbosyuで名刺をデザインしてくれる人を募っていたところに自分で手を上げたところから始まりました。マエダ計画さんは「カセグーン」などのイベント主催者でもあり、クリエイターの間では有名な方です。
さらにデザイナーでもあるので、作る側としては緊張するところ、

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動画広告に密かに使われるルール

動画広告に密かに使われるルール

毎日の生活で、いまやスマートフォンを使わない日はないんじゃないでしょうか?
僕ももしiPhoneを家に忘れてしまったとしたら、日々のスケジュールもわからず、道もわからず、飯も食えず、誰にも連絡できず、不安のあまり大きめの貧乏ゆすりとともに独り言を繰り返し、半日でゲッソリ痩せてしまうレベルの依存度で、どっぷりやられています。

僕ほどではないにしろ、みなさんも日々Twitter・Facebook・I

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「この10年の情報量は、これまでの人類の情報量よりも多い」

「この10年の情報量は、これまでの人類の情報量よりも多い」

「この10年の情報量は、これまでの人類の情報量よりも多い」

インターネットやスマートフォンの進化、WEBサイトやTwitterなどの情報発信手段の発達により、ここ10年の情報量はこれまでの人類のトータルの情報量よりも多いそうです。

確かに、最近スマートフォンを持っていない人を探す方が難しくなってきました。
スマートフォンを持っているだけで、インターネットにつながりSNSにつながり、いつのまにか

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ビジュアル提案からスタートするデザイン

ビジュアル提案からスタートするデザイン

たまにあるのですが、

「こんな感じのイメージでロゴやフライヤーを作りたいです!」と自分のイメージを持ってこられることがあります。

一見円滑にデザインを進められるように思われがちなんですが、実はこれデザインするときに足かせとなる場合が往々にしてある。というか、ほぼほぼのパターンで足かせ。
こんな時は、この足かせを外す作業(クライアントへの説明と理解してもらう)から始まります。

「せっかくここま

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「なんか違う」と言われないためにデザイナーができること

「なんか違う」と言われないためにデザイナーができること

「イメージと違います」
これはデザイナーが一番言われたくないし、言われると悲しくなるワードだと思います。

私も今までこの言葉を聞くと「自分のスキル不足が原因だ・・・」と落ち込んでいましたが、最近、この原因は2つに分類できて、そしてそれは全く別物のスキルだと気付きました。

①ゴールとなるイメージを、技術不足により再現できていない
②ゴールとなるイメージを、依頼者と共有できていない

①は技術的な

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