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記事一覧
映画『シャーリィ』とシャーリィ・ジャクスン著『くじ』の感想
今年の9月の話なのですが、上田映劇さんで『シャーリィ』という映画を鑑賞しました
高名な小説家のシャーリィ・ジャクスンと大学教授の夫の2人が暮らす、蔦の絡む豪邸に住み込む事になった若い夫婦が見舞われる、息詰まる家主たちとの関係の話…なのですが
“愛が試されることになる”
“魔女の毒であなたは目覚める”
とのポスター煽り文句を見て、作家シャーリィと若夫婦の妻の共依存性+友情+主従関係エッセンスと、作
『アニエスv.によるジェーンb.』と『カンフー・マスター』を上田映劇さんで鑑賞した感想記事
昨年に急逝したジェーン・バーキンの追悼記念上演として、上田映劇さんで上演された2本の映画を鑑賞してきました
『アニエスv.によるジェーンb.』
ジェーン・バーキンについては、日本のドラマの主題歌になった曲がとても好きだったのと、エルメスのバッグの名前の元になった人、という情報だけを持って鑑賞しました
冒頭はティツィアーノの絵画(多分)の場面を模した扮装のジェーン・バーキンが40歳の誕生日を前
『Here』と『ゴースト・トロピック』を上田映劇さん姉妹館のトラゥム・ライゼさんで鑑賞してきました
先週に続き、長野県上田市の上田映劇さんの姉妹館である、トラゥム・ライゼさんで映画を観てきました
こちらはその感想文ですが、例によってネタバレにはあまり配慮していない文章なので閲覧にはご注意ください
ベルギーの映画監督、バス・ドゥヴォス氏の作品の二本立てで、初めて観る監督さんでした
『Here』
まったく分かりやすくないのに、観ていると引き込まれるし、しっかり見ごたえもあるし、画面に映る光景の美
映画の魔法を巡る旅『This Magic Moment』
先日は、たびたびお邪魔させてもらってる、長野県上田市の上田映劇さんで、『This Magic Moment』の鑑賞をしてきました
日本各地の、南は沖縄から北は北海道まで、各地のミニシアターを監督のリム・カーウァイ氏が直接訪ね、館長やスタッフさんにインタビューを行い、映画館の歴史や成り立ち、そして溢れんばかりの思い入れを伺う、というドキュメンタリー映画です
上田映劇さんも、この映画に出演しているの
上田映劇さんで『オスカー・ピーターソン』と『枯れ葉』の観賞会をしました
以前よりちょくちょく出かけている、長野県上田市の、古い古い素敵な劇場『上田映劇』さんで観た映画2本の感想をまとめた記事を作りました
上田映劇さんについては、よろしければこちらの過去記事をご覧下さい
『オスカー・ピーターソン』
こちらの作品は、カナダ出身のジャズピアニスト、オスカー・ピーターソン氏の伝記映画です
ジャズというジャンルは好きだし聞くこともありますが、ジャズをBGMに採用してるアニメ
誰も触れない二人だけの国 映画『王国(あるいはその家について)』感想/上田市トラゥム・ライゼ
長野県上田市の映画館、トラゥム・ライゼさんで、こちらの映画を鑑賞してきました
友人の一人娘の世話を頼まれていた女性が、その娘を川に突き落としたのは何故か? という心理をとことん突き詰めていく話です
登場人物は3人
娘を突き落とした女性、亜希
娘の母親で女性の幼なじみ、野土香
娘の父親で2人の女性の大学の先輩、直人
観賞する前は、この3人のそれぞれの視点から様々な情報が語られて、隠された真相が
映画ドラえもん 『のび太の地球交響曲』感想と、ドラえもんとの付き合いについて
2024年の新作のドラえもんの映画を観てきました
ドラえもんの映画を映画館で鑑賞するのは、小学生の時以来です、本当に30年ぶりくらい
音楽をテーマにしたストーリーだと昨年の今頃に有識者さんからの情報で知っていたので、鑑賞するにあたり以下のタスクチェックをしようと決めてました
・公害レベルの騒音であるジャイアンの歌としずかちゃんのバイオリンに、これまでにない運用があってほしい
・音楽にまつわるひ
映画感想『レオノールの脳内ヒプナゴジア』と『シャクラ』/上田映劇さん
先日は再び寒波が押し寄せ、氷雨が降る中でしたが、恒例の上田市上田映劇さんに、映画鑑賞にでかけてきました
会場には早めに入れたので、少し場内を見てまわりました
上田映劇さんは協賛会員に入ると、こうして座席に名前を表示してくれるそうです 自分もやろうか迷ってます
『レオノールの脳内ヒプナゴジア』
こちらは2022年のフィリピンの映画です
フィリピンの映画、というものにそもそも馴染みがなく、どんな
坊やの旅の物語 映画『ボーはおそれている』感想
コメディのつもりで作った、とのアリ・アスター監督のインタビュー記事や、相互のnoterさんの傘籤さんの記事を読んだ上で鑑賞したのですが
個人的にはこれは、ちゃんとしたホラーに見えました
人に恐怖をエンターテイメントとして与えることを目的にした映画、という意味の、ちゃんとしたホラー、です
アリ・アスター監督の前作『ミッドサマー』は、美しく明るい北欧の風景を描いているけど「これ…ホラーだよね…え? 気