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日本人と【意識高い風白人様ワナビーズ】の呪い。

今朝、那覇の街の裏通りを徒歩で通勤している途中で
「フリーパレスチナ」と描かれたTシャツを着ている男性(日本人)とすれ違った。

その瞬間に閃いた。

トランプがー、ゼレンスキーがー、パレスチナがー、イスラエルがー、

と真顔で大声(主にSNSで笑)で叫んでいる方々は「意識高い風白人様ごっこ」が大好きな方々だ、と。

明治新政府以来の呪いなのだ(あの頃、カッペ新政府がこぞって欧州に視察を出した)。

そのついでに「欧州白人近代主義味付け意識高い風コスプレ」も輸入された。

以来、日本に「欧米白人ワナビーズ」が蔓延し始めた。

議会制民主主義のコスをしたり、世界大戦に参加してみたり、学生運動に参加してみたり、世界経済に参加してみたり、アート買ってみたり笑、、
いや「お呼びじゃない」のに勝手にいそいそとコスプレして。
そんで時々白人様社会の逆鱗に触れて「この猿が!調子に乗りやがって!」とお仕置きをされる笑。

そしてそして、今現在も「世界情勢に参加してる」風のコスプレーヤーが(主にSNSに笑)日本中に溢れている、主義主張風味を述べながら。

白人様世界が相変わらずWWE的プロレスを続け(DS=ビンス・マクマーンJr.笑)、意識高い風味の白人様ワナビーズ日本人の
「日本が侵略されたらどーするー!?」というヒートを買う。

要するに「タイガー・ジェット・シンの反則に怒ってリングに上がっちゃう観客」になっているのである(※註1)。

要するに「ジェット・シンが猪木夫妻を新宿伊勢丹前で襲撃したぞ!コレはヤバいぞ!ヤバいぞ!」という人たちである(この事件についてはオレもそうだったが笑)(※註2)。

で、「意識高い風白人ごっこ」の皆さんたちが結局のところ何をやっているかというと、
メッセージTシャツ着たり、SNSに書き込んだり、安心安全デモをしているだけなのである笑。

と書いていて、
恐らくここまで読んだ皆さんの予想の真逆に話は進んで、

いや、むしろ、日本人、相変わらず良いんじゃないか!?
と思った次第である。

私が思う世界に誇る日本人の最大の利点は
「日本人は完全に狂ってる」
ということである。

結局のところ全ては「他人事」なのであり、それで良いのである。
TシャツとSNS演説で「なりきり気分」で良いではないか、
日本が誇るコスプレ文化である笑。

そもそも日本は「鎖国」という実にプラクティカルな政策を行っていた国であった。

ついでに白人様世界の本丸であるキリスト教も拒絶してきた。

中東発祥の宗教にハマってる白人様たちのWWE的プロレスは、観客席から眺めていればいいのだ、ヤジでも飛ばしながら。

時々レスラーが観客席に乱入してきて「うわー!殴られるー!」と騒いだりするが、普通に「お約束」で逃げればよいのである。

逃げなければ「若手」に突き飛ばされるだけだ笑。

もういい加減「白人様社会の末席に入れてもらって嬉しいな、楽しいな」という時代ではないだろう。

日本はそもそもずっと勝手に日本。

例えば後は、
農林水の自給率を爆上げしてインドとか東南アジア諸国と密に外交すればよろしいと極個人的には思う。
今さら「消費」や「開発」で悦んでるのは老人だけだし。

そしていい加減、先の大戦以来の「白人様史観」もかなりほころびており、
もうそろそろ歴史プロパガンダの抑圧ももう無しにしようではないか、という気分である。

という考えを時々コッソリと夜の街とかで披露するのだが、意外にも賛同者はいたりする。

まあ、後はとりあえず先週のSNLでも観てリラックスしてみるのはいかがだろうか?

そもそもこの世界は冗談みたいなものなのだから。

完。

註1: アントニオ猪木vsタイガー・ジェット・シン戦の最中、興奮した観客の若者がリングに上がってシンを襲撃しようとしたが、逆にシンに殴られた事件。
ミスター高橋の著書によれば、これすら全て「仕込み」だったとのこと。
ただ、シンの若者への暴行はシンのアドリブであり、そのプロ意識の高さについても同書で言及されている。

註2: 新宿伊勢丹前の路上で、プライベートのアントニオ猪木と倍賞美津子夫妻をタイガー・ジェット・シンが襲撃した事件。警察の聴取も受けた。
ミスター高橋の著書によれば、これらも全て「仕込み」だったとのこと。
ただ、襲撃後にシンが逃げる際にタクシーに轢かれそうになり、もし轢かれていたら大事件だったとも同書で述べられている。

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