マガジンのカバー画像

わたしとしきゅう

24
運営しているクリエイター

記事一覧

妊活#2_いざ、転院

この記事を書いている今は転院から1ヶ月ほど経った時期で、転院前のことやその後のことを転院した当時より少し冷静に見れている。

せっかくなので、転院直後の気持ちや1ヶ月経って落ち着いている今の気持ちを残しておこうと思う。

転院前の準備私は勢いで転院してしまったので、あとあとこうしたら良かったと思う部分がありますが、ギリギリ及第点の事前準備ができていました。

1.紹介状

転院を決めて、それを口に

もっとみる
妊活#1_タイミング法

妊活#1_タイミング法

結婚、そして妊活2021年12月、ついに結婚。
結婚と同時にそれまで服薬していたジエノゲストを中断。
夫婦で話し合って妊活を始めたわけではなかったけど、偶然でも授かっていいようにと薬をやめました。

家庭の事情、新婚旅行の都合、そして子宮筋腫による貧血の悪化があり、2022年6月から3ヶ月間レルミナを服用。

2022年10月、夫婦で話し合いいよいよ妊活スタート。

同時にかかりつけの病院で先生に

もっとみる
子宮内膜症#7_なぜ妊娠しづらいと言われるのか

子宮内膜症#7_なぜ妊娠しづらいと言われるのか

子宮内膜症の診断がおりて5年が経ちますけど、これ、実はずーーーっと正しく理解できていなかった。
私の子宮内膜症は卵巣で起きていて、だから卵巣チョコレート嚢胞になっているのだと思っていた。

卵巣の内側に溶けたチョコレートのようなどろっとした古い血がまとわりつくので排卵に障害が起きる可能性があり、その結果妊娠しづらいのだと。

この認識は(おそらく)間違っていないが、理解が足りていない部分があった。

もっとみる
妊活#0_治療中断〜タイミング法、そして転院

妊活#0_治療中断〜タイミング法、そして転院

たいへんご無沙汰しています。
genmai100%です。

以前記事を書いていたのが2021年の春。
2022年は1本だけ更新したものの、病気は小康状態&妊活も進んでいなかったので記事の更新がSTOPしていました。

そして今、2023年5月。
この2年で独身から既婚に変わり、悩んでいた「子どもを持つ」ということにむけ子宮内膜症の治療を中断し、妊活をスタートさせました。

しかし案の定そう簡単に妊

もっとみる
子宮内膜症#6_治療と妊娠は両立しない

子宮内膜症#6_治療と妊娠は両立しない

35歳のとき、子どもがほしいかどうかを考えてぶち当たった壁がこれだった。
当時私は独身で、恋人はいた。
後の夫である。

時を少し遡って30代前半。
30代になってから結婚願望はなくなり、結婚はどちらでもいいし、子どもは授かれればラッキーくらいに考えていた。
子どもでもできなければ私は結婚しそうにないから、授かり婚くらいで丁度いいかもと思っていた分、子宮内膜症の診断がついたときはショックだった。

もっとみる
子宮内膜症#5_がんになるかもしれない不安

子宮内膜症#5_がんになるかもしれない不安

わたしの子宮内膜症は、卵巣で起きています。
卵巣で起きる子宮内膜症を、卵巣チョコレート嚢胞(のうほう)と言います。

卵巣内の古い血液(嚢胞)は体内に吸収されたり排出されることなく、卵巣に残ります。
月経時に塊がドゥルンと出ることがあると思いますが、あれが水分を無くすと黒っぽく固まりません?
あれが卵巣内にあるんだと認識しています。

あー、うんうん。
がん化するって言われて、なんとなくだけどわか

もっとみる
母ですら正しく理解していない

母ですら正しく理解していない

子宮内膜症が発覚し、ジエノゲストを飲むということが決まった時、母に報告をしました。

その際、簡単に説明するため、生理周期に合わせて症状が悪くなるので生理を止めるということを話し、病院でもらったモチダの冊子を渡しました。

もう手元にないので内容ははっきり思い出せませんが、イラストを使ってわかりやすく説明されていた記憶があります。

この冊子を読めば、子宮内膜症がどういう病気なのか、どのように悪化

もっとみる
子宮内膜症#4_治ることのない病気

子宮内膜症#4_治ることのない病気

過去2回の「子宮内膜症」の記事は、発覚の経緯やその当時の気持ちをつづりました。

ここから数回は、子宮内膜症がどんな病気なのかを書いていこうと思います。

産婦人科学会や医療機関、製薬会社が公表しているものが正確でわかりやすいのですが、この病気ではない人にもどんな病気かを知ってほしいので書くことにしました。

子宮内膜症ってどんな病気?ということなのですが、下記のイラストがとても分かりやすい。

もっとみる
AMH検査#4_母は偉大

AMH検査#4_母は偉大

急遽実家に帰ることに決め、その日の晩に母に話をした。

「お母さん、私子どもができないかもしれない。」

母は、一瞬「えー!?」と少し残念そうな声を出した。

「卵巣の検査を受けたら、もしかしたら30代で閉経するかもしれない数値だった。」

そう伝えると、「そんな検査があるんだね。というか、そもそもあなた子ども欲しかったの?」と。

約3年前に今の彼と付き合い始め、その後子宮内膜症が発覚。
生理を

もっとみる
AMH検査#3_仕事中でも溢れる涙

AMH検査#3_仕事中でも溢れる涙

今日(検査後3日目)のメンタルもなかなかジェットコースターだった。

コロナ禍において、原則在宅勤務だけど、ひさびさに出社の日だった。
お昼休み。ふとした瞬間に涙が込み上げてきて、トイレへ駆け込んだ。

誰にも話せない苦しさ一番の理解者の友達に連絡したい、押しつぶされそうな胸の内を吐き出して、ただ聞くだけでいいから誰かに話を聞いて欲しい。
そう思ったけど、踏みとどまった。

私の周りは今、子育て世

もっとみる
AMH検査#2_翌日・その後の心情

AMH検査#2_翌日・その後の心情

これを書いているのは、AMH検査から2日経った日の夕方です。

当時の感情が率直に書かれているので、このまま公開します。

ここ2日、感情の変化が目まぐるしかった。AMHの数値と卵の質はまた別だと検査前・検査後どちらも主治医はそう言った。

一昨日の診察を何度も思い出す。

検査2週間ほど前の診察で、事情により今年いっぱいは妊娠が難しいと伝えたはずなのに、検査後には今月・来月から妊活~みたいな話ぶ

もっとみる
AMH検査#1_卵巣年齢

AMH検査#1_卵巣年齢

2021年3月初旬。

卵巣年齢を調べるべくAMH検査を受け、結果が出ました。

AMHとはAMHの検査については、色々な医療機関がわかりやすく説明しています。

ここでは、浅田レディースクリニックの「AMHについて」というページから説明を引用します。

AMHとは、アンチミューラリアンホルモン(または抗ミュラー管ホルモン)の略で、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンです。 血中AMH値が原始

もっとみる
そうだ、ブライダルチェックをしよう。

そうだ、ブライダルチェックをしよう。

私の弱いところ。

何が何でも子どもを授かりたい!という強い気持ちがない…

だから色々なことに迷ってしまう。

このまま諦めて将来後悔しないのかな?とか、あの温かくて柔らかな存在が、自分の血を分けた子どもだったら、抱きしめた時にどんなきもちになるんだろう、とか、そういう思いが寄せては返す波のように私の心をざわつかせていました。

できれば子どもがほしい。

でも、子どもがほしいから婚活しようとか

もっとみる
生理(月経)への違和感#3_馴染みのない「婦人科」

生理(月経)への違和感#3_馴染みのない「婦人科」

10代、20代と生理の違和感があったのに、結局婦人科(レディースクリニック)を受診したのは30代になってからです。

今回、なぜ婦人科を受診してこなかったのかを書いていきたいと思います。

「10代~20代前半の生理は不安定なもの」って聞いていたから。私は高校生になるまでまったく生理痛や生理による不調がありませんでした。

生理痛を自覚したのは高校生に入ってから。

今思えば、文化部で運動習慣がな

もっとみる