AMH検査#2_翌日・その後の心情
これを書いているのは、AMH検査から2日経った日の夕方です。
当時の感情が率直に書かれているので、このまま公開します。
ここ2日、感情の変化が目まぐるしかった。
AMHの数値と卵の質はまた別だと検査前・検査後どちらも主治医はそう言った。
一昨日の診察を何度も思い出す。
検査2週間ほど前の診察で、事情により今年いっぱいは妊娠が難しいと伝えたはずなのに、検査後には今月・来月から妊活~みたいな話ぶりだったこと。
今処方されている薬が4か月分なので、そこまでは妊娠の希望がないことを伝え、次回診察もそのタイミングでと伝えたら、「次の予約日よりも前でも、何かあれば来ていただいて結構ですからね。」と言ってくれたこと。
先生は割と表情を変えない方で、淡々としていたから気づかなかったけど、「この数値はすぐにでも妊活を始めないと」ってサインだったのだろう。
AMHの数値で検索すると「AMH1以下」という内容でいくつかの記事が出てきた。どうやら、AMH1以下は不妊治療の対象で、卵を刺激したり体外受精を考えるような数値のようだ(※情報集め始めたばかりのにわかのため、正確でない情報の可能性があります)。
その次に見つけたのは、「AMH0.5以下」というくくりの記事。早発卵巣不全(POI)の可能性があるらしい。
初めて聞いたよ、その名前。調べてまた心が凍ったよ。
私、30代で閉経してしまうかもしれないの?
今は心が不安定だから、どうしても悪い記事悪い記事ばかり目についてしまう。
医療機関が書いている記事では、「卵は量でなく質」とほとんどの記事で書かれているからそこに対する疑いはないけど、でも質が良い自信なんてない。
加齢とともに質は下がっていくといろいろなところで見かけるし、私はもう35歳だ。質が下がっている年齢でおかしくない。
精子バンクか、卵子冷凍か。
相手がいることだからとか、タイミングがどうだとか考えていたらめんどくさくなってきて、ついに精子バンクの記事を探し出した。笑
さらっと調べただけだけど、日本で精子バンクは現実的じゃないと感じた。
そして冷凍卵子の記事にたどり着きもした。
決めきれないなら、卵子を冷凍すれば先延ばしできるのでは!?と思ったのだ。
30代になってから、冷凍卵子の話はたびたび友人間で話題にあがった。
まさか、こんなに身近に感じる日が来るなんて…そう思いながら色々記事を読んだのだが、そこで下記4点が理解できた。
①費用がかなり掛かること
②一年ごとに冷凍保存の更新料がかかること
③冷凍卵子が必ずしも受精に至らないこと
④そもそも出産に至ったケースが限りなく少ないということ
たった1~2時間で見つけたいくつか記事なので、本気で考えるならもっと掘り下げていく必要があるけど、これだけの情報でも私にとって卵子冷凍の選択肢はないな、という判断になった。
掛けるコストに対して成功率があまりに低すぎる。
ここにコストをかけるなら、婚活サイトへの登録費のほうがまだ投資効果がありそうだし、そもそも今のパートナーと話すことがなによりも先決だと思った。
思考がふりだしに戻る
結局ここに帰ってくる。
「子どもが本当にほしいのかどうか」
もう考えても分からないから、考えるのをやめて寝ることにした。
夜の考え事はよくない。