AMH検査#1_卵巣年齢
2021年3月初旬。
卵巣年齢を調べるべくAMH検査を受け、結果が出ました。
AMHとは
AMHの検査については、色々な医療機関がわかりやすく説明しています。
ここでは、浅田レディースクリニックの「AMHについて」というページから説明を引用します。
AMHとは、アンチミューラリアンホルモン(または抗ミュラー管ホルモン)の略で、発育過程にある卵胞から分泌されるホルモンです。 血中AMH値が原始卵胞から発育する前胞状卵胞数を反映すると考えられております。 その値は、卵巣内にどれぐらい卵の数が残っているか、つまり卵巣の予備能がどれほどかを反映すると考えられています。
つまり、AMHの数値を調べることで卵子の在庫数がわかり、年齢別の平均値と比較して卵巣年齢がわかる、ということなのです。
検査結果は…
0.49ng/mlという結果でした。
検査結果を見せられ、主治医から「通常は1とか3くらいなので、ちょっと低い」と言われたのだけど、この数値がどれくらい低いのかが分かっていなかった。
私は昔から生理の経血量が多く、周期も22~23日程度で早めだったので、AMHの数値がよくないだろうなとは感じていたから、「ちょっと低い」と言われて「あ~そうですよね~」という感じだった。
※実際はこれらが影響するわけではなく、あくまで個人の感覚と感想です。
先生は、「妊娠を希望するならすぐにでも妊活を始めていいですよ。レルミナの治療が終わって、筋腫も嚢胞も小さくなっているから、子宮の状態として妊娠しづらいというわけではないです。AMHの数値が低くても、妊娠ができないわけじゃないです。数が少ないというだけで、あくまで大事なのは質です。この検査で質までがわかるわけじゃありません。」と説明してくれた。
けど、その数値がどれくらい低いのかを知ったのは、病院を出た帰り道のこと・・。
早発卵巣不全の可能性がある数値
下記の表は、AMH測定値(中央値)の年齢分布の表です。
私の年齢では2.42ng/ml~2.82ng/mlが平均ですが、私の0.49ng/mlは46歳以上に区分される…
この時点ですでにショック。
さらに色々調べていくと、0.5ng/ml未満の人は早発卵巣不全(POI)の可能性があるということを知った。
早発卵巣不全(POI:Premature Ovarian insaficiency)とは、40歳未満の早い時期に月経が来なくなることを言うそうです。
これがとてつもなくショックだった。
早期卵巣不全と診断されたわけではないからショックを受けるには早すぎですが、「40歳未満で閉経する可能性があるってこと?私に残された時間は本当にないってことなんだ!!」と、ここでじわじわと主治医の説明の意味が伝わってきた。
なぜ「すぐにでも妊活」を勧めたのか、「AMHはあくまで在庫数で質ではない」と何度も繰り返したのかがようやく理解できたのです。
目まぐるしく感情が変化する日々の始まり
検査結果を知った日の午後から数日間、とても感情が不安定になりました。
この時の感情の記録は日記で残してあるので、また後日公開したいと思っています。
この記事を公開している今日は、検査から約1か月が経っています。
あれから色々と調べたり、信頼できる相手に話すことができ、気持ちは落ち着いていますが、残された時間が少ない中で自分がどうすべきか、どう行動したら後悔しないのかという自分への問いかけにはまだ答えが出せていません。
限られた時間の中で、何を感じ、何を考え、どう行動していくのか。
リアルタイム更新になりますが、残していきたいと思います。