外資系メーカーで働く僕の日々 [3/29~4/2 の記録]
僕が、ドイツに本社を持つ外資系バルブメーカー「GEMU Japan」に入社をして約2か月。まだまだ製品の勉強と、そして営業のエキスパートとなるまでの訓練とで、ひとり立ちへは道半ばであります。
そんな僕が、この「GEMU Japan」に入社する過程の話。
まずこの会社に興味を持った理由は非常に単純でした。
「英語×営業」の部分で自分のスキルを伸ばし、更なる自己成長を遂げたいと思っていたから。
そしてバルブに全く縁もゆかりもない人生を歩んできた僕ですが、この「GEMU Japan」に入社を決めた理由も非常にシンプル。
それは、初めて会ったメンバーの方々が皆とても親切であったから。面接に伺った際、誰もがしっかりと、丁寧に、挨拶をして下さったから。このメバーの表情や姿勢を見て、「この会社は必ず伸びる」と感じたわけです。
(勿論プロダクトと研究開発は業界内でも優位性がある事は前提)
そんな外資系メーカーに勤める僕が、「外資系メーカーで働くこと」、「英語×営業」、「ドイツ人との仕事ぶり」について、加えて「外資系メーカーにも関わらず、非常に落ち着きのあるメンバーととも働く僕の日々」を「営業週報」という形で共有していきたいと思います。
名付けて『GEMU Japan ぼくの営業週報』
僕のお仕事
簡単にですが、
僕のお仕事とどんな会社に勤めているのかを説明しますね。
まず初めに、僕たちが扱っているのが「バルブ」です。
バルブと聞いて、
「あ~バルブね!」って理解される方は少ないと思いますが(笑)
上記写真のような所謂製造現場において、配管内を流れる流体を制御しているのが僕たちが扱っている「バルブ」であります。
そしてこのバルブ、実は僕たちの生活に決して欠かすことが出来ない物なのです。私たちの日常を彩る日用品、例えば「食品」「化粧品」「飲料」「医薬品」「スマホ」等など、様々なものの製造現場においても、バルブが必ず使用されています。
いつもコンビニで買う飲み物も、コロナウイルスに打ち勝つためのワクチンも、ありとあらゆる物の製造現場でバルブは活躍しています。
つまり、バルブがもしこの世界から無くなってしまったら僕たちの「日常」は成り立たなくなってしまうわけです。こんな風に(笑)
そんな「バルブ」を扱うのが、僕の仕事です。
GEMU Japan
ここからは、GEMU Japanの紹介を少しだけ。
1964 年、ドイツにて設立したバルブメーカー「GEMÜ」
(GEMÜは、ゲミューと読みます。)
GEMÜはドイツの本社を中心に、全世界1900名以上の仲間とともに、
ドイツ、スイス,フランス,中国,ブラジル、米国の6つの製造拠点を持ち、27つの子会社が力を合わせ、全ての大陸に渡り成長拡大を続けています。
グローバルに事業展開し,革新的な製品とカスタマイズソリューションにより、GEMUはバルブ業界において「世界的なリーディングメーカー」となりました。
インダストリー 4.0の 技術を追求し「バルブ×IT」の技術を開発したり、自社開発の「VRトレーニングプログラム」を用いて新たな教育ソリューションを考案したり、様々な取り組みをしています。
全世界の製薬業界で『世界シェアNo.1』であり、近年では半導体業界でも少しずつシェアを伸ばしてきています。そんなGEMUの日本法人として、GEMU Japanは活動しています。
これが僕が働くGEMU Japan株式会社です。
それでは、
本題の『GEMU Japan ぼくの営業週報』をお楽しみください。
週間行動指針
週初めなので、先ずは今週1週間の大まかな目標を立てます。
● 電動バルブの理解を深めるとともに、Web上へ情報公開する(イプロス)
● 納期調整の必要のあるお客様に関して、ドイツとの連携とともに早めに対応
● 先輩からの引継ぎを積極的に実施
● 出荷作業でより多くのバルブを見て触って学ぶ
● 金曜日に社内向けに「週報活動」についてプレゼン
● インスタグラムの更新頻度をUP
3/29(月)
・電動バルブWeb情報発信
GEMU電動式バルブ eSyシリーズ
「eSyStep」「eSyDrive」の2種類をイプロスに追加。
バルブ業界を含め、工業系の企業の商品のアピールには「イプロス」というプラットフォームが使われているので、今後メーカー等で働きたい学生さんは一度見てみると良いかと思いますよ。
3/30(火)
・荷物搬入
朝一荷物が届き、勢いよく作業を開始したら…
荷物が届いたときの写真を撮り忘れました(笑)
大きな段ボールで小さいものから大きなものまで様々なバルブが梱包された状態で送られてきます。これをそれぞれ出荷する物、或いは国内在庫として持っておく物として分けていきます。
・オンライン展示会のフォローアップ
今月開催され、GEMU Japanも出展したオンライン展示会『日本の製造業の未来展』のフォローアップを行います。お一人お一人のお客様にご提案出来るバルブを選定し、ご紹介していきます。こうして新規のお客様にコンタクトするのも法人営業の1つの手法ですね!
3/31(水)
・インスタグラム更新
公式インスタグラムに、アプリケーション内で使われているバルブを切り取って載せてます。
医薬や食品など、清潔さが求められる製造現場で使われているバルブはステンレス製で銀色に輝いているんですよね。この洗練られていながらも、無機質な感じが僕は好きなんですよね~。マニアックですかね(笑)
・社内プレゼン準備
社内プレゼンとは言っても、自分の提案を採用してもらうという意味では”営業”と同じですから。お客さんへの営業と捉えてしっかりと準備し、当日を迎えたいと思います。
4月から新社会人となりこれから色々と学びたいと考えている方はぜひ読んでみてください。非常に役立つと思いますよ!
4/1(木)
・異文化を学ぶ
今日はエイプリルフールですね。嘘を伝えてイタズラする事がよくある日本ですが、海外ではどんな風習があるのだろうと気になり先輩に聞いてみました。
ドイツの同僚から何か特徴的な事をされた事はないそうですが、代わりにフランスの文化に関するうんちくを教えてくれました(笑)
フランスではエイプリルフールを、Poisson d’avril(ポワッソンダヴリル)と呼び、魚にかけたイタズラなどを行う文化があるようです。
(ちなみにPoisson d’avrilは、「4月の魚」という意味らしい)
その昔フランスでは、魚が繁殖期に入る4月初旬の漁獲が禁止されていました。だから、漁獲期最終日である4/1にぼうずで帰ってきた漁師をからかい、慰めるという文化があったとのこと。
その文化的背景から、現在は魚の絵をこっそり背中に貼ってイタズラする習慣が根付いたという情報。フランス人の方と働く際のちょっとしたネタ集めになりました(笑)外資系企業では様々な国籍の人と働く機会があるので、こうした異文化を学んでおくことも大切な事ですかね。
・バルブの基礎をアウトプット
先週から電動バルブの凄さを理解し、これをどうにか発信したいと思っているのですが…「ハイエンドなバルブ」を紹介する前に一般的なバルブに関する情報から紹介することにしました(笑)
基礎的な情報が欠如していては何がどう優れているのか理解することは難しいと思うので。まずはバルブの基礎の部分からお伝えしていこうかなと思います。僕自身の学習定着の意味もこめて。
今日から4月でもありますし、これからプロセス産業関連に入社される新社会人の方々の勉強の機会にもなればいいなと思っています。
4/2(金)
・月例ミーティング
各担当の営業状況の報告や、各業界(製薬や食品、一般産業、半導体)を跨いで共有出来るネタを話し合ったり。各々次とるべきアクションを整理・共有する機会になり、また一つギアが上がる感覚があります。ドーパミンが分泌されていますかね。
さらに、プロテインにハマっている僕たちにこんな差し入れも頂きました(笑)
加えて、
社内全体へ『営業週報』導入を提案し、メンバーを揃えてみんなで取り組むことになりました!!
これからは僕を含め5人のメンバーの『GEMU Japan ぼく・わたしの営業週報』という形で発信していきますので楽しみに待っていてください。
1週間振り返り
・電動バルブの製品研究について
電動バルブの特徴や長所を深堀して、イプロスにて情報発信を完了。PCと連携させてどのように遠隔で操作出来るのか、次週実際に行ってみようと思う。引き続きアップデートを続けていく。
・次週の情報発信
電動バルブの特徴を発信するためには、比較となる「空気操作式バルブ+ポジショナー」の特性を徹底的に理解する必要がある。次週ポジショナーの詳細をnoteにてまとめる。
・先輩からの引継ぎ
今週は4社の対応の引継ぎを完了。今後は更に引継ぎのスピードを加速させ、実地研修を含めて動いていく。今まで学んだ製品理解を実際のお客様対応にどう活かしていくのか、具体的に学ぶ機会が増えそう。
今週のドイツ人
納期調整の件で連絡する機会が増えてきましたが、丁寧に確実に真面目に対応してくれて、日本人と同じような感覚で仕事が出来ています。
やはり日本同様に工業の発展をもって国を繁栄してきた背景があるで、ドイツ人の仕事への取り組み方も日本人に近いものがあるのでしょうか?
今週は以上です。
次週の『GEMU Japan ぼくの営業週報』もお楽しみに!
◆GEMUはどんな会社?
◆GEMU Japan公式インスタグラム
◆GEMU Japan製品情報
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