中国大陸🇨🇳の旅⑫(北京留学編)
またまた
間があいてしまいました(^_^;)
授業が休みの
土曜日です。
最初に入学した
語学学校の
S老師のお家に
お昼ご飯に
お呼ばれしました。
老師のお宅は
高級マンションで
ご主人との
お2人暮らしでした。
初めて私に
中国語の基礎を細かく教えてくださった恩師です。
お昼ご飯に用意して
くださったのは
手作りのお料理。
中国では夏の暑さを3段階で
表します。
初伏、中伏、末伏です。
私の訪れた日は
末伏でしたので
末伏の食べ物
烙餅攤鶏蛋(ラオビンタンジーダン)
(要するに卵入りの春餅です。)
他にも
木耳(キクラゲ)の和えものや
青菜の炒めもの(炒青菜)
哈密瓜(ハミグワ=メロン)
メロンですが
食感は梨のように
シャリシャリしています。
とても甘くて美味しいのです。
ここには載せていませんが
食べ切れないほど
テーブルの上が
いっぱいでした。
ご主人は
小学校の音楽の教師を
されていらしたそうです。
ピアノの伴奏に合わせて
中国の歌を歌いました。
その日の夜は
娘の合唱団の先輩方の
北京公演でしたので
劇場のある王府井へと
出かけることにしました。
王府井には
有名な屋台街があります。
東華門美食坊夜市です。
羊の串焼きが有名です。
これは日本でいうところの
りんご飴??
かなりボリュームがあります。
老師は
私の夜ごはんを
心配してくださって
「何か欲しいモノがあるか?」と
聞いてくださいました。
正直を言いますと
中国の屋台は
(老師には申し訳ありませんが)
衛生面で不安があります(・・;)
それでも
老師のご好意を
お断りするのも
失礼なので
とうもろこしの茹でたものを
お願いすることにしました。
先生とご主人は
他にもいろいろ
連れ歩いてくださって
小吃街のゲテモノ売り場にも……
蠍やム○デなど
おぞましいモノだらけ
でしたので
写真を撮るどころか
殆ど目をつぶって付いて行きました笑
開演ギリギリまで
そばにいてくださった
お2人は
劇場の玄関まで
送ってくださいました。
なんだか別れが辛くなってしまいました。
その後
開かれた先輩方の演奏会
始まる前から
聴衆の様子が気になりました。
当時のこの国は
まだ鑑賞マナーなどには
無頓着で
食べ物を食べたり
携帯で大声で
電話をしているので
始まっても
こんな感じになるのではないかと
心配でした。
コンサートが始まっても
しばらくはやはり
お喋りする人が
いたのですが
だんだん演奏に聴き惚れたようで
静かになってきました。
最後は
スタオベ(スタンディング・オベーションの略)
で終わりました。
会場からの
帰り道のことでした。
いかにも
観客らしい方たちが
周りを歩いていました。
ふと、聴こえてきたのは
先ほどの演技会の鼻歌でした(^O^☆♪
私は嬉しくなり
夜道をスキップしたい
気持ちになりました。
長くなりましたので
今回は
ここで終わりにしたいと
思います。
お読みいただきありがとうございました。