#212[自由詩]明日を待ちわびて[2025年1月]
そんな恐ろしい話を
ひとりで 胸にかかえて
あったはずのものを
思い出して 堪えきれず 涙した
あたたかな それを
拭うことさえ できなくて
嗚咽が漏れないよう 口を塞ぐ
顔じゅうを つたい
むせび泣く 姿を
誰にも知られずに
朝を待つ
痛いと 言えなくて
辛いと 言えなくて
苦しいと 言えなくて
悲しくないと言えば 嘘になる
ともしびに 語る
わたしには 何もありません
ともしびに 語る
わたしは 恵まれています
飽きるまで 繰り返して
ともしびを 吹き消し
眠りについたら
わたしの艦で 大空を翔べる
かの地に 着いたら
希望とともに目覚めよう
(かきおろし 252字)
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あとがき
こんばんは、詩が降りてきたのでテキストで投稿したあと、Wordで縦書きをし、画像に直して投稿しました。
今年は暑くなる前に、多少寒くても歩きやすい時期に旅をしようと思います。
緑が生い茂る前だと、木に隠れて見えにくい部分が見えやすくなったりしますね。
蝋梅、梅、桜、桃、今からとても楽しみです💐
それではまた、次の記事でお会いしましょう!
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