一般社団法人フォレストック協会

フォレストック認定制度を運営しており、CO2吸収量クレジットの発行を行っております。 現在まで延べ140社以上の企業様にご購入頂いており、累積購入量は11万トン以上です。 公式WEBはこちらhttp://www.forestock.or.jp/index.html

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フォレストック制度とJクレジット制度の違いとは?

皆さんこんにちは。一般社団法人フォレストック協会事務局の川西です。 当協会の運営するフォレストック認定制度は、国の運営するJクレジットと並んで、民間では唯一の森林吸収系のクレジット認定制度としての運用実績があります。 フォレストック制度 Jクレジット制度 「違いはなに?」 実は当協会の制度とJクレジット制度の違いについてのご質問をよくいただきます。 今日はこの違いを徹底解説いたします! 違い① 制度運営主体 フォレストック制度とJクレジット制度、どちらも環境保全活

    • どっちがエコ?現金 vs. キャッシュレス

      こんにちは。 一般社団法人フォレストック協会事務局の川西です。 新紙幣発行のニュースが記憶に新しいですが、 世の中どんどんキャッシュレス化が進んできています。 そこで素朴な疑問。 現金払いとキャッシュレス決済は、どっちが環境に優しいんだろう? CO2排出量を比較してみてみたいと思います! 現金払い 紙幣や硬貨の製造: 紙幣や硬貨の製造には、原材料の採掘、製造、流通にエネルギーが必要であり、これがCO2排出につながります。特に硬貨は金属の採掘・精製が必要であり、製造

      • レジ袋有料?無料?のふしぎ

        こんにちは。 一般社団法人フォレストック協会事務局の川西です。 スーパーやコンビニでは、レジ袋は有料化されていますよね。 レジ袋有料化が始まったのは2020年7月1日で、今から約4年前。 すっかり定着しました。 でも、買い物袋が全部有料になったかというと、そんなこともないですよね。 特に何も聞かれることもなく、無料で袋に入れてくれることも多々あります。 このレジ袋有料、無料の違いってなんなんでしょう? 今回の記事では、レジ袋有料化の制度や目的、気になる効果について

        • 2025年大阪・関西万博日本館パビリオンでの木材利用について

          こんにちは。 一般社団法人フォレストック協会事務局の川西です。 来年2025年は大阪で万博が開催されます! 1970年の大阪万博から55年の時を経て、どんな万博になるのか楽しみですね。 日本館のテーマは「いのちと、いのちの、あいだに」 そのテーマを体現するのが、国産木材を活用する円環状のパビリオンです! 独創的なデザインが目を引きます。 このパピリオンに、一体どんな想いが込められているのでしょうか。 「いのちと、いのちの、あいだに」 日本館のコンセプトについて解説

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          CSRってなに?ESGやCSVとの違いは?

          こんにちは。 一般社団法人フォレストック協会事務局の川西です。 環境保護や社会貢献といった、企業の社会的責任が問われる時代になりました。 その中で、 CSR(企業の社会的責任) ESG(環境・社会・ガバナンス) CSV(共通価値の創造) という3つの概念が、企業経営において重要な役割を果たしています。 今回の記事では、CSR、ESG、CSVの意味とその違いについて解説していきます! CSR(企業の社会的責任)とは? CSRとは「Corporate Social Res

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          パリ環境五輪2024

          こんにちは。 一般社団法人フォレストック協会事務局の川西です。 パリオリンピックで連日熱い戦いが繰り広げられていますね! 柔道、体操、競泳、スケートボード・・・などなど、続々と日本の選手がメダルを獲得していて、テンションが上がります! 厳しい勝負の世界で戦う選手の皆さんは、本当にかっこいいです。 あっという間に大会も折り返しになりますが、最後までがんばれニッポン!! と、盛り上がっているオリンピックですが、今回のパリ2024が「環境五輪」を目指しているということをご存

          森林保全プロジェクト 「One Tap, One Tree」はじまりました!!

          皆さんこんにちは! 一般社団法人フォレストック協会事務局の川西です。 フォレストック協会はこの度、一般消費者参加型の森林保全プロジェクト「One Tap, One Tree」を開始いたしましたのでお知らせいたします! プロジェクト概要 フォレストック協会X公式アカウント(@forestock)の、当プロジェクトに関する投稿に「いいね」または「リポスト」1回ごとに、1本の木が3カ月間保全されるという、一般消費者参加型の森林保全プロジェクトです。 プロジェクト期間は、20

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          カーボンクレジットを活用!環境に配慮した「カーボンゼロイベント」

          こんにちは。 一般社団法人フォレストック協会事務局の川西です。 みなさん「カーボンゼロイベント」ってご存じでしょうか? 聞いたことがある、または実際に参加したことがある、という方もいらっしゃるかもしれません! 最近、環境に配慮したイベント開催が増えています。 プロ野球の試合、音楽ライブ、企業セミナーなど、さまざまなイベントが「カーボンゼロイベント」として開催されています。 https://hanshintigers.jp/news/topics/info_9393.

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          “おいしい空気”の正体?!

          こんにちは。 一般社団法人フォレストック協会事務局の川西です。 先日東京の梅雨入りが発表されました。 ここから1カ月くらいは、ジメジメとした天候が続きますね…。 夏が来るのが待ち遠しいです! みなさんは、今年の夏休みの計画はもう立てましたか?都会を離れて自然豊かな場所へのお出掛けなど、計画されている方もいらっしゃるのではないでしょうか? 山の中でおいしい空気をたくさん吸って、リラックスした時間を過ごすのって最高ですよね。 ところで、この「おいしい空気」って一体何なん

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          森林環境税とは?

          こんにちは。 一般社団法人フォレストック協会事務局の川西です。 今年、職場で渡された住民税のお知らせに、「森林環境税」という見慣れない文字が… 一体どんな税金?と思った方もいるかもしれません。 今日は、今年度(令和6年度)から徴収される新しい税「森林環境税」について書いていきたいと思います! 森林環境税とは? 「森林環境税」とは、2024年(令和6年)度から1人年額1,000円が徴収される国税です。 市町村において、個人住民税均等割と併せて徴収され、税収の全額が国に

          森林大国ニッポン?

          こんにちは。 一般社団法人フォレストック協会事務局の川西です。 私たちフォレストック協会は、国内民間では唯一の森林吸収系カーボンクレジット認定制度である「フォレストック認定制度」の運営を通して、日本の森を守る活動を行っています。 CO2の吸収源である森を守ることは、地球の未来を守ること。 今回の記事では、「世界の森」「日本の森」についてお伝えしていこうと思います! 世界の森林 まずは、世界の森林について見てみましょう。 地球の表面は、およそ7割が海です。 残りの3割が

          【解説】キャップ&トレード|ベースライン&クレジット

          こんにちは。 一般社団法人フォレストック協会事務局の川西です。 前回の記事では、カーボンクレジットの種類について解説しました。 今回は、カーボンクレジットの仕組み 「キャップ&トレード」 「ベースライン&クレジット」 について解説していこうと思います。 これらの仕組みを理解することで、「排出枠」と「カーボンクレジット」の違いも整理することができます。 日本でも、2026年度からいよいよ排出量取引制度が本格的にスタートしますので、知っておいて損はないかと思います! キ

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          【5分でわかる】カーボンクレジットの種類

          こんにちは。 一般社団法人フォレストック協会事務局の川西です。 カーボンクレジットとは、企業などが省エネ活動や森林の保護を行うことで生み出されるCO2の削減量・吸収量を「クレジット」として発行し、取引可能にしたものです。 企業は、削減努力をしてもどうしてもなくすことのできないCO2排出量を、カーボンクレジットを購入することで埋め合わせ(オフセット)することができます。 カーボンクレジットの活用により、低コストの排出削減策が選ばれ、社会全体として効率的な脱炭素が可能になる

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          暮らしの中で排出されるCO2

          こんにちは。 一般社団法人フォレストック協会事務局の川西です。 あっという間に5月中旬になりました。 ここ最近は、夏のように暑い日があったかと思えば、翌日は最高気温20度にも届かず上着が必須だったと、寒暖差が激しいですね。 今年の夏は、昨年よりさらに暑くなる、というニュースを先日見ました。 去年すごく暑かったという印象があるのですが、それ以上とは今年はどうなってしまうのでしょうか・・・。 地球温暖化の影響を日々感じます。 温暖化の原因といわれるCO2ですが、私たちが日

          地方自治体の脱炭素へ向けた取り組み

          こんにちは。 一般社団法人フォレストック協会事務局の川西です。 2050年カーボンニュートラルの実現に向けて、国は様々な取組を行っていますが、この大きな目標を達成するには、地方自治体での取り組みも欠かせません。 今日は、地方自治体の脱炭素へ向けた取り組みについて見てみようと思います。 地域版J-クレジット 国が運営するJ―クレジット制度の地方公共団体版として、 「地域版J-クレジット制度」というものがあります。 地域版J-クレジット制度において認証された地域版J-クレ

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          GXリーグの“適格カーボン・クレジット” 【ブルーカーボン】とは?

          こんにちは。 一般社団法人フォレストック協会事務局の川西です。 先日4月19日GXリーグが「GX-ETSにおける適格カーボン・クレジットの活用に関するガイドライン」を公表しました。 適格カーボン・クレジットとして認められるクレジットの方法論は、 次の4つです。 ① CCU(Carbon dioxide Capture, Utilization) 「二酸化炭素回収・利用」という意味で、分離・回収したCO2を利用する技術。 ② 沿岸ブルーカーボン 海洋生物によって大気中の

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