カーボンクレジットを活用!環境に配慮した「カーボンゼロイベント」
こんにちは。
一般社団法人フォレストック協会事務局の川西です。
みなさん「カーボンゼロイベント」ってご存じでしょうか?
聞いたことがある、または実際に参加したことがある、という方もいらっしゃるかもしれません!
最近、環境に配慮したイベント開催が増えています。
プロ野球の試合、音楽ライブ、企業セミナーなど、さまざまなイベントが「カーボンゼロイベント」として開催されています。
https://hanshintigers.jp/news/topics/info_9393.html
https://inazumarock.com/2023/news/205
今回の記事では、環境への影響を最小限に抑えるための、重要な手段のひとつである「カーボンゼロイベント」について書いていきたいと思います。
環境配慮型イベントの開催を計画中の方、そんなイベントに参加してみたいという方の参考になれば幸いです。
カーボンゼロイベントとは
カーボンゼロイベントとは、イベントの開催に伴って排出されるCO2排出量を、カーボンクレジットによってオフセット(相殺)し、実質的にCO2排出量をゼロにするイベントのことです。
まずは、イベントで排出されるCO2を削減する努力をして、どうしても出てしまう排出量についてはオフセットして実質ゼロにする、という取り組みです。
カーボンゼロイベント開催の流れ
1. 排出量の算出
イベントの主催者は、まずイベント全体で発生するCO2排出量を算出します。
これには、参加者の移動、会場のエネルギー使用、飲食物の提供、廃棄物処理など、イベントに関連する様々な要素が含まれます。
2. カーボンクレジットの購入
算出したCO2排出量に基づいて、カーボンクレジットを購入します。
排出量が50t-CO2であれば、50t-CO2分のクレジット購入が必要になります。
クレジットには、森林吸収由来、再エネ由来、省エネ由来など様々な種類があるので、趣旨に合ったクレジットを選択しましょう。
当協会が発行するフォレストックのクレジットは、森林吸収由来のクレジットです。
フォレストックのクレジットを選択することで、イベント主催者は国内の森林保全に寄与していることをアピールできます。
3. カーボンクレジットの無効化
購入したクレジットを使用(=無効化)することで、CO2排出量をオフセットします。
これによりイベントの実質排出ゼロ「カーボンゼロイベント」を謳うことができます。
カーボンゼロイベントのメリット
カーボンゼロの取り組みを参加者や関係者に報告し、環境負荷軽減への貢献をPRすることにより、企業や団体のブランドイメージを向上させることができます。
また、カーボンゼロイベントを通して、参加者の環境問題への関心が高まり、環境に配慮した行動を促すことにつながります。
持続可能な社会の実現へ向けて、より多くのイベントがこの取り組みを導入していくことが期待されます。
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最後までお読みいただきありがとうございました!
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