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有川
2024年9月22日 16:56
[なにかの寿命]:Arikawaトレモロが鳴る符号のとおりあなたの生きるカルマのように生きるに必要なものなど皆たいして変わりないトレモロが鳴る符号のとおりあなたの生きる支えのようにここに見えるものほど本当なのか分からないトレモロは止む前触れもなくトレモロは止む符号のとおり
2024年9月22日 15:56
[また秋が]:Arikawaいなかったと思うここにはいやどこにもいなかった自覚するに生きてはいなかった生きた心地がしなかった震えているんだろう信じるなんて怖すぎるもんな懐かしい 花の香りまた秋が、思い出を忘れたいことで頭がいっぱいのたいそう壊れた年月まだ人を愛せるそんな気がするか思い出を忘れたいことで頭がいっぱいのたいそうふざけた年月また
2024年9月17日 20:37
「つなぐ」にて作詞のご依頼を募集中です。一緒に作品を作ってみたい方、上記サイトにてお声がけください。XのDMからメッセージして頂く形でもOKです。ご相談・ご質問もお気軽にどうぞ。よろしくお願いいたします!※ご希望を聞きながら新規で制作していきます。note等ですでに公開している詩をそのまま提供することには対応しておりません。 #作詞 #作詞依頼 #オリジナル曲 #著作権譲渡
2024年9月1日 15:08
[sukui-motomeru]:Arikawaああなにかこれがなにかわかったような気がするまた君は君を裁いてわけがわからなくなってそのすべて すべてを宙に投げて走りたくなるこの世をどう認識すれば幸せになれるのだろうな本当に困った世界をどうすればかろうじて生きられるああ今わかったこれが救いを求めるということか
2024年8月23日 17:22
[このガラスの水滴のように]:Arikawaこのガラスの水滴のように触れずとも自然に 落ちていけこのレモンの黄色のように褪せれども普通に 生きていけこの手紙の温度のように冷めれども変わらず そのままで
2024年8月17日 01:46
[むずかしいこと]:Arikawa私たちに難しさはなかっただろう複雑も知らずかと言って単純も知らなかったただひたすらに今のみがあったこれでいいのかな、と問いはじめればもう大人であらゆる世界が混線するのをぼーっと眺めながら知らない位置に戻るのがこんなにも難しいと知るんだ
2024年7月30日 07:57
[緑のにおい]:Arikawa私たちはなぜ緑のにおいを緑のにおいだと知っている記憶は思考と言うならば懐かしさとは何だろう君が居たことが当たり前の心細さとは何だろう教わらずとも頭を垂れる尊さとはなんだろう窓を開けると 夏の風もうすぐ8月のきらめき鼻をかすめる 緑のにおい
2024年7月29日 17:55
[熱と香]:Arikawa時をとめる 針と糸重きを知らぬ 静と動頬をかすむ 熱と香(こう)風に数う 三と四と夏に揺れる 賛と美と辿り着けない焦燥とそれを忘れる一瞬と眠れぬほどの勝敗を越え得た場所に微笑みをいくつの夜を信じてはその手に握る輝きを
2024年7月28日 23:58
[smoke]:Arikawa言葉の成すこと限りあるただ解りたい 得たい高揚私を隠せ 藍のジャケット君を見せて 宵の賭け事不束な鼓動 騒ぐ星の夜ふたつの灯籠 落とす影の様また遡る 読めぬ愛想そこはかとなく 募る焦燥あくまで静かにすすむ程目立ちたがるこの脆い感情
2024年7月28日 02:32
[カゲロウと子リス]:Arikawa反射して子リスこそこそ鳴いた謳歌して子リス丸太を飛んだ集まって子リス背を並べた仲良しの子リスまた輪になった8月は暑くまた木に潜る陽炎のゆらめき眺めて笑う
2024年7月28日 01:59
[loop]:Arikawa道標をわざと失くすような思考にメスを入れるような破壊の快感はもうやめだ作り物に気づくように探し物を忘れるように手品のトランプをめくるように単純を悟っては数秒後には星屑の中にいる私は参るほど遅い歩みで深夜2時までループに浸る #私譚 #日記 #深夜のつぶやき
2024年7月28日 01:37
[人;透の地]:Arikawaただ一(いち)の 透の地にただ湧き起こり 生まれつく意味や名を剥ぎ取ればただ一に戻るのみ早々に 違いなく足元に 枯れえたる明日さえ 怖くなる闇雲に 叫びたる雪融けは 遠くなる信ずれば 咲き誇るこの水は とめどなく運命を 奏でたる
2024年7月25日 23:04
[再会]:Arikawa君にも 君にも出逢う前の私に戻る此処が心地良いんだ何も知らず 背中の上木漏れ日が解ける初めて見る色 眺めてた君にも 君にも 出逢う前の私に戻る此処が心地良いんだ電話の音 悲しげな顔庭の金木犀それが遣る瀬ないから今日にも 明日にも鼓動さえもこの手に戻る音が絶え間ないからまたきっと逢える出逢い直せるあの夏が確かだから
2024年7月25日 18:01
[true true true]:Arikawa思い出したんだあなたにおぶわれていたことあなたの隙間でテレビを見たこと米の研ぎ音 三味線の音長い長い数え唄愛をすでに知っていたこと幼い場所true true true西の空が晴れならばしだいにここも晴れること幼い場所true true trueそこにいればよかったそこに戻ればよかったんだ思い出したんだ愛を知って