有川

静かにゆるくをモットーに生きています。詩を書く仕事、作詞の仕事で生きていけたら本望です…

有川

静かにゆるくをモットーに生きています。詩を書く仕事、作詞の仕事で生きていけたら本望です。歌も歌います。お気軽にお声がけください。 All rights reserved.

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“silence” 静かに詞を書いています。ぜひ。 https://youtu.be/maXzrhBnWQE ◇2024.07.20 Digital Release

    • 〈作詞〉『なにかの寿命』

      [なにかの寿命]:Arikawa トレモロが鳴る 符号のとおり あなたの生きる カルマのように 生きるに必要なものなど 皆たいして変わりない トレモロが鳴る 符号のとおり あなたの生きる 支えのように ここに見えるものほど 本当なのか分からない トレモロは止む 前触れもなく トレモロは止む 符号のとおり

      • 〈作詞〉『また秋が』

        [また秋が]:Arikawa いなかったと思う ここには いやどこにも いなかった 自覚するに 生きてはいなかった 生きた心地がしなかった 震えているんだろう 信じるなんて 怖すぎるもんな 懐かしい 花の香り また秋が、 思い出を忘れたいことで 頭がいっぱいの たいそう壊れた年月 まだ人を愛せる そんな気がするか 思い出を忘れたいことで 頭がいっぱいの たいそうふざけた年月 また人を愛せる そんな気もするか

        • silence -Originalsong-

          silence アカギレの指先もわずらわしくて 稲妻は泣いている 遠く脆く ただの粒子だ 今日も明日も 抗うことなどしないから どこにも行かないから 繋いでた体捨てて 波を漂うだけ ちぎれてしまいそうな 君のタマシイ 今 癒して 本当の静寂と深く想う時間が欲しいよ 声がもう届かないと言うなら 失くしたはずの世界で何を正すため ちぎれてしまいそうな 君のタマシイ 今 癒して 祈り続けた夜を許して

        • 固定された記事

        “silence” 静かに詞を書いています。ぜひ。 https://youtu.be/maXzrhBnWQE ◇2024.07.20 Digital Release

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        記事

          fluff -Originalsong-

          fluff 何気ない言葉だった 手を引いてくれたのは ちいさくて単純だった あの日の弱い僕を 大人になるのさ そよ風のように 微睡みのまぶたを撫でるように ほら、たったひとつのこんな気持ちが ふわりどこか遠くまで… そんなこと思いながら歌っているよ lalala… 何気なく君を見た 日だまりを踏みながら 「ごめんね」も言えないまま過ぎてった淡い僕ら 悲しみの欠片は拾えないままで はしゃぎ出した風に笑われても 今、たった一人で思い出すよ 蕾ばかりの花束を 春はすぐそ

          fluff -Originalsong-

          作詞依頼 募集中です

          「つなぐ」にて作詞のご依頼を募集中です。 一緒に作品を作ってみたい方、 上記サイトにてお声がけください。 XのDMからメッセージして頂く形でもOKです。 ご相談・ご質問もお気軽にどうぞ。 よろしくお願いいたします! ※ご希望を聞きながら新規で制作していきます。note等ですでに公開している詩をそのまま提供することには対応しておりません。 #作詞 #作詞依頼 #オリジナル曲 #著作権譲渡

          作詞依頼 募集中です

          〈作詞〉『sukui-motomeru』

          [sukui-motomeru]:Arikawa ああなにか これがなにか わかったような気がする また君は君を裁いて わけがわからなくなって そのすべて すべてを 宙に投げて走りたくなる この世をどう認識すれば 幸せになれるのだろうな 本当に困った世界を どうすればかろうじて生きられる ああ今わかった これが 救いを求めるということか

          〈作詞〉『sukui-motomeru』

          〈作詞〉『このガラスの水滴のように』

          [このガラスの水滴のように]:Arikawa このガラスの水滴のように 触れずとも 自然に 落ちていけ このレモンの黄色のように 褪せれども 普通に 生きていけ この手紙の温度のように 冷めれども 変わらず そのままで

          〈作詞〉『このガラスの水滴のように』

          〈作詞〉『むずかしいこと』

          [むずかしいこと]:Arikawa 私たちに 難しさはなかっただろう 複雑も知らず かと言って単純も知らなかった ただひたすらに 今のみがあった これでいいのかな、と 問いはじめればもう大人で あらゆる世界が混線するのを ぼーっと眺めながら 知らない位置に戻るのが こんなにも難しいと知るんだ

          〈作詞〉『むずかしいこと』

          〈作詞〉『緑のにおい』

          [緑のにおい]:Arikawa 私たちはなぜ 緑のにおいを 緑のにおいだと知っている 記憶は思考と言うならば 懐かしさとは何だろう 君が居たことが当たり前の 心細さとは何だろう 教わらずとも頭を垂れる 尊さとはなんだろう 窓を開けると 夏の風 もうすぐ8月のきらめき 鼻をかすめる 緑のにおい

          〈作詞〉『緑のにおい』

          〈作詞〉『熱と香』

          [熱と香]:Arikawa 時をとめる 針と糸 重きを知らぬ 静と動 頬をかすむ 熱と香(こう) 風に数う 三と四と 夏に揺れる 賛と美と 辿り着けない焦燥と それを忘れる一瞬と 眠れぬほどの勝敗を 越え得た場所に微笑みを いくつの夜を信じては その手に握る輝きを

          〈作詞〉『熱と香』

          〈作詞〉『smoke』

          [smoke]:Arikawa 言葉の成すこと限りある ただ解りたい 得たい高揚 私を隠せ 藍のジャケット 君を見せて 宵の賭け事 不束な鼓動 騒ぐ星の夜 ふたつの灯籠 落とす影の様 また遡る 読めぬ愛想 そこはかとなく 募る焦燥 あくまで静かにすすむ程 目立ちたがるこの脆い感情

          〈作詞〉『smoke』

          〈作詞〉『カゲロウと子リス』

          [カゲロウと子リス]:Arikawa 反射して子リス こそこそ鳴いた 謳歌して子リス 丸太を飛んだ 集まって子リス 背を並べた 仲良しの子リス また輪になった 8月は暑く また木に潜る 陽炎のゆらめき 眺めて笑う

          〈作詞〉『カゲロウと子リス』

          〈作詞〉『loop』

          [loop]:Arikawa 道標をわざと失くすような 思考にメスを入れるような 破壊の快感はもうやめだ 作り物に気づくように 探し物を忘れるように 手品のトランプをめくるように 単純を悟っては 数秒後には星屑の中にいる私は 参るほど遅い歩みで 深夜2時までループに浸る #私譚 #日記 #深夜のつぶやき

          〈作詞〉『loop』

          〈作詞〉『人;透の地』

          [人;透の地]:Arikawa ただ一(いち)の 透の地に ただ湧き起こり 生まれつく 意味や名を剥ぎ取れば ただ一に戻るのみ 早々に 違いなく 足元に 枯れえたる 明日さえ 怖くなる 闇雲に 叫びたる 雪融けは 遠くなる 信ずれば 咲き誇る この水は とめどなく 運命を 奏でたる

          〈作詞〉『人;透の地』

          〈作詞〉『再会』

          [再会]:Arikawa 君にも 君にも 出逢う前の私に戻る 此処が心地良いんだ 何も知らず 背中の上 木漏れ日が解ける 初めて見る色 眺めてた 君にも 君にも 出逢う前の私に戻る 此処が心地良いんだ 電話の音 悲しげな顔 庭の金木犀 それが遣る瀬ないから 今日にも 明日にも 鼓動さえもこの手に戻る 音が絶え間ないから またきっと逢える 出逢い直せる あの夏が確かだから

          〈作詞〉『再会』