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ある悲しみ、ない幸せ
自分は一体何を表現したいのだろうか。
自分は何を追い求めているのだろうか。
学生から起業するまでの頃、やっては繰り返し、わからなければ調べ、なければ作り、表現できなければまた漁り…何かに取り憑かれたように、いろんなことに挑戦したり表現したり、自分自身を探し回っていた。
花屋になって20年。
一度、制作に没頭することから抜け、また新たな方向で道を歩み始めた。(結果は花の業界に戻ってきたのだが。)
『花屋』ってなんだ。
ここ近年、多くの(花屋)を目にする様になった。
それはSNSが発展したことがとても影響してる。
そして嬉しいことに、「花屋」になりたいという若い世代も目にする。
私が始めた頃は、海外の「花屋」さんの特集の本を買って本が汚れるほど読み込んだ。
“こんな『花屋』になってやる”
でもいつからだろうか。
“こんな『花屋』になりたい”と思う気持ちが薄れたのは。
おそらくきっかけはSNSが日常の当たり
産地に出向く。産地で学ぶ。
その日はびっくりするほどの晴天でした。
この会社に勤め、仕入れをするようになってから、初めての産地見学。
前回の記事で記載したスタッフを誘い、千葉へ出向いた。
たまたまSNSに
「この期間でしたら、見学できます。」
と記載があったのを拝見し、連絡をとったのがきっかけだ。
伺ったのは、千葉県富浦にある
カーネーション農家『精華園』
代表の岩田さんが、案内してくれた。
とても気さくな方で、ゴル
『花屋が嫌われる理由』
先日、「花屋でいい接客に当たったことがない。花屋のスタッフはいつも不機嫌」
という投稿を拝読した。
私は深く頷いた。
自分のお店を持って居た時、知り合いの社長に言われた事が脳裏に浮かんだからだ。
【花屋とパン屋は嫌い】
これはとても意味深く、花屋の仕事とは?と深く考えるきっかけとなった。
花屋とパン屋の共通点は、朝が早いこと。
その社長が言いたかったのは、
朝早くから働き、労働時間も長く
花屋として認められた
先日、Threadsに以下のことを投稿した。
こちらを投稿すると、たくさんの方に共感をしていただいた。
Threadsを初めてから、ここまでの反応はなかったので、嬉しさと驚きで変な気持ちだった。
この反応をきっかけに、改めておばあ様が来店されたその日のことを振り返ってみた。
するともうひとつ自分の中で、花屋を始めた当時のとある記憶が蘇ってきた。
その記憶を文字として残しておきたいと思い、今こ