うまくいっているものを手放すことができるか
2025年1月1日(水)朝の6:00になりました。
2025年へようこそ。体調が不良です。
どうも、高倉大希です。
ニコニコしながら、没落しよう。
渋沢財閥が、解体されるときのキーワードです。
ほかの財閥が解体を余儀なくされる中、渋沢財閥には継続の道も残っていました。
それにも関わらず彼らは、自ら解体の道に進みます。
継続の道も残っているのに、ニコニコしながら没落する。
そう簡単にできることでは、ないよなと思います。
アニメ化で話題沸騰中の『チ。』にも、近しい話が登場します。
天動説の研究に人生を捧げた、ピャスト伯のエピソードです。
長い時間をかけて研究してきた分、地動説の可能性を認めることができません。
それでも最後は、意地よりも真理が大事だと判断して資料室を明け渡します。
このときのピャスト伯が、まあカッコいい。
そう簡単にできることでは、ないよなと思います。
うまくいっているものほど、手放すのは大変です。
時間をかけてきたものほど、手放すのは大変です。
それでも場合によっては、手放した方がよいこともある。
そんな事実を、渋沢財閥とピャスト伯が教えてくれました。
自分のことだけを考えるなら、手放さない道に進むことも可能です。
それにも関わらず、損を被ってでも手放す道に進むのです。
自らが間違ってる可能性を、肯定する。
いままで正しいと思ってきたことも、もしかしたら間違っているかもしれない。
うまくいっているものを、手放す。
時間をかけてきたものを、手放す。
これらを実現させるには、ある程度の訓練が必要になりそうです。
2025年は、そんな1年にしたいなと思います。
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