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#海外文学のススメ
『海底二万里』の冒険へ。そして、ノーチラス。
深海は宇宙と同じくらいに神秘に溢れた世界である。
世界を。深海を。大海原を。
地球という青い星でたくさんの謎を含む冒険の旅を。
『海底二万里』。この本は映画にもなり、『海底二万マイル』という名で知っている方もいるかもしれない。
ヴェルヌが1800年後半に描いた海をテーマとした大冒険の話である。
たかが、小説。
されど、この本はまるで深海の世界に飛び込んだようなリアリティを提供してくれる。
気がつ
1人、本を携えて長野の大自然へ。一人旅の醍醐味はここにある。
東京はいまだに少し暖かく、時には半袖でも過ごせてしまう日もある。
そんな11月初旬。
平日の休みをとって長野まで来ている。
上高地、白馬へと足を伸ばした。
あいにくの天気予報にもかかわらず晴れ間が出てきた。
ちなみに私はかなりの晴れ男であり、ここでも晴れとなった。
上高地、白馬は、秋を深めている。
気温は1桁で、朝晩はかなりの冷え込み。
冷たい風が頬や手の肌を刺す。
少し立ち止まれば、悴んでし
太宰治『斜陽』とヨルシカ 【斜陽】
こんにちは。興味を持ってくれてありがとうございます。
最近、文学小説を好み毎日読み耽ってます。
今日は斜陽について書きたいと思う。
この記事は考察ではなく、個人的感想です。
太宰治の斜陽。
彼が亡くなる1年前に書かれた物語。それが斜陽である。
太宰治といえば、どちらかというと暗いイメージがあり、人間的なグロさを感じる作品が多い印象。
陰湿な印象をお持ちの方が多いのではないだろうか?
そんな彼が残